雲ヶ畑の松上げ 北山の夜空を焦がす

 京都北山の山間部の集落、雲ヶ畑。ここで毎年24日夜に行われる松上げの火を間近にしました。2日続けての雲ヶ畑でした。
 福蔵院(雲ヶ畑出谷町)の松上げが灯りました。真っ暗な山肌に浮かび上がったのは「才」の一文字でした。
 お盆に行われる古くからの行事で、山火事を恐れ、火伏(防火)にご利益がある愛宕神社を崇拝する愛宕信仰に端を発するとされます。
 そんな伝承の存在を、わたしはこれまで知りませんでした。 

 松明の火は、若者にかつがれて山を下り麓の福蔵院の境内に運びこまれました。

 同じ雲ヶ畑の高雲寺(雲ヶ畑中畑町)の松上げです。
 こちらは「十」が浮かび上がりました。松明の火が、山を下ってきます。

 賀茂川の源流域の川を越えて、松明をかざした行列が高雲寺の急な石段を駆け上ってきました。

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