化粧直し中の「1820」@八幡市・巖商店

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 京都・八幡市内の国道1号沿いに「巖商店」はあります。自動車の解体処理業者ですが、「もぎ取り」で有名です。広い敷地に積まれた解体前の自動車から、欲しいパーツを自分で取り外して購入するんです。ドア1枚、ホイール1個、電装品といった具合です。その一角に、昔から市電がとまっているのは知ってました。
 久しぶりに行ってみると、あたりはずいぶんときれいになってます。お目当ての「1820」は全身を灰色に塗装されていました。

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 「烏丸車庫入庫」の行き先表示幕が残っています。その上には「ワンマン」と表示されていたはずです。

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 京都市交通局のマークも同じ色になってます。

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 破れた木製ドアから内部をのぞき込みました。比較的きれいに保存されているようです。

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 昭和53年に譲渡を受けたことが説明されています。運賃は50円の時代だったのでしょう。

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 反対側は「回送」です。
 最初に事務所に「写真を撮らせてください」と断りをいれました。カメラを構えていると、社員が出てきて、「さび止めをしたところ。2カ月ほどしたら、昔の市電の色に塗るよ。いま、当時の写真を見て、色を調べてるところだよ」とうれしい話を聞かせてくれました。「ウチの目印として、ずっと保存していくよ」

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 国道1号を横切って、交差点の反対側からの眺めです。
 昔の塗色でリニューアルされたら、さぞ目立つことでしょう。今から楽しみです。
 巌商店
 

大阪・元町 「鴨錦」のつけ鴨うどん

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 またもや「鴨錦」のつけ鴨うどんのです。前回前々回と違うのは、うどんが「冷」、つまり氷の中を泳いでいる点です。それでも食べていると汗が噴き出しました。つゆは熱いです。うずら玉子がのっているのが、かわっています。
 うどんの量は、並(680円)で2玉です。1玉100円違いの大と小があります。
 ここって、結構、好きな店です。 

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 カウンターのすしは1皿100円です。
 鴨錦  地図
 TEL 06-6646-0747
 〒556-0016 大阪市浪速区元町2丁目8-9

阪堺電軌の車庫で休む「1870」@大阪・あびこ車庫

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 暑い1日でした。昼過ぎに仕事で行った堺市から戻ってきました。阪堺電軌(南海の子会社で、恵美須町-浜寺公園などを路面電車で運行)の我孫子車庫に1800型が保存されていることを思い出しました。南海高野線を新今宮で下車して、阪堺線の霞町まで歩きました。そこからあびこ道まで、チンチン電車に乗りました。あびこ道は、学生時代の友達が近くに下宿していて、そこを訪ねたときに下車して以来です。
 阪堺電軌に譲渡され、「モ256」と改番された旧京都市電1800型は、駅の横にある我孫子車庫でゆっくりと休んでました。
 

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 我孫子車庫の全景です。いろんな車両がいます。 

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 旧京都市電の1800型は5両が阪堺電軌に譲渡されました。すでに3台は廃車となり、1台は米・アリゾナ州ツーソン市に再譲渡され、動態保存されているそうです。
 最後の1両の「1870」も京都市電色で動態保存されています。

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 車庫の裏側に回ってみると、昭和1ケタ時代に作られた「「モ160型」ががとまってました。
 

ビルに納まった「N28」@烏丸万寿寺・北阪ビル

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 「N電(狭軌1型)」の最終ナンバー「28」をつけた車両は、ビルの中にすっぽりと納まって保存されています。多分、旧京都市電の車両のなかで、一番穏やかな「老後」を送っているのがコレでしょう。(撮影は7月12日)

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 河原町万寿寺通の北西角にあるビル「北阪ビル」です。昭和60年のビルの竣工にあわせて、スペースが確保されたようです。

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 ビルに入って撮影させてもらいました。

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 「京電」の社章なのでしょう。

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 「北野」行きの行き先表示幕も残っています。

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 運転席はシンプルです。

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 2軸の車輪まわりがよくわかります。

鉾立ての夜の祇園祭

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 早くも提灯に灯が入った函谷鉾(かんこぼこ)です。まだ鉾立ての夜(12日)です。祇園ばやしも流れてきます。

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 提灯の電球は、今年から白熱球をやめて、省エネタイプの蛍光電球に換えたそうです。気のせいか、明るいようです。

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 菊水鉾でもはやしがはいってました。

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 粽(ちまき=1000円)をかうと、鉾に登らせてくれました。
 「蘇民将来子孫也」。マンションですが、玄関に掲げておきます。

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 ちょっと早い時間です。長刀鉾(なぎなたぼこ)では、まだ屋根に職人があがって作業中です。

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 まだ骨組みがむき出しの鉾です。釘は使わず、縄で組み上げていきます。

自分でつくる 夏野菜のスパゲッティ

スパゲティ

 この秋に来日する超有名オーケストラのコンサート・チケットが、きょう10時から発売されました。ぴあ、ローソン、ABCチケットと電話をかけまくりましたが、どれもつながりません。電話片手にリダイアルの連続、パソコンも操作してるうちに、20分すぎにパソコンの「e+(イープラス)」がつながりました。2枚、ゲットです。ラッキー!!
 さっそく祝杯です。休日の昼は、じぶんでつくるスパゲティが定番になりました。きょうも冷蔵庫をあさって、万願寺とうがらし、ズッキーニ、赤ピーマン、シメジを見つけました。ウインナーソーセージもあったので万全です。残っていたなすびのオイル漬けも入れました。夏野菜満載のスパゲティです。上出来です。

大阪・湊町 「OKI DOKI」の冷麺定食

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 OCATに西側を歩いてくると、「あれ、この店。看板もメニューも変わっている!」と発見です。
 「ASIAN 創作ダイニング OKI DOKI」です。「スンドゥブの店」だそうです。でもスンドゥブって、知りません。説明によると、「豆腐をメインにした韓国の鍋料理の一種」だそうです。豆腐がすきですが、ちょっとひいて、「冷麺セット」(950円)にしておきました。

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 韓国風の冷麺です。麺は、ちょっと光っていて、モチのようにねばりがります。スープは、思いのほかあっさりしています。素麺のつゆに似ています。後半は、酢をたらし、付いてきた豆板醤もいれました。ピリッとして、いい感じです。

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 実は、いなりすしがセットになっているので、これを選びました。ご飯には、なんとナムルが混ざってます。これはこれで、おいしかったです。

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 名刺の裏には、米・カリフォルニア州にあるアメリカ本店と、同州にある6店の住所が横文字で並んでいます。日本では、ここだけなんでしょうか。

Oki Doki 6

OKIDOKI 地図
06-6567-5500
〒 556-0022 大阪市浪速区桜川1丁目2-2
 「サンキッチンO-CAT」があった場所です。コンクリートむき出しの店の内装はほとんど変わってません。

ここにも残っていた「N5」@加悦SL広場

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 今春の「青春18きっぷ」で「加悦SL広場」(京都府与謝郡与謝野町字滝941-2)に行きました。そこに旧京都市電の「N電(狭軌1型)」はいました。
 車体には「5」と表記されています。説明板にも「日本最古の路面電車-No.5号車」とあります。
 ところが、同じ「5」は、「通勤電車から見える『N5』@明治製菓大阪工場」として紹介したばかりです。わたしが参考にしている「京都市電の廃線跡を探る」のうちの「保存車両現況」では、1から順に追って保存場所が紹介されています。それによると「5」は明治製菓、「23」が加悦SL広場となっています。
 2台の「N5」はナゾのままです。

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 この車両は、北野線で最後まで走っていましたが、1961年7月31日の同線廃止とともに廃車となりました。その後、宝塚ファミリーランドで展示・保存されていました。2003年にそこも閉鎖され、加悦SL広場にやってきました。
 現在は修復作業中ということで、シートをかぶっています。

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 説明板も宝塚からもってきたようです。

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 加悦SL広場の正面には、旧加悦鉄道加悦駅が復元されています。この右側の駐車場の脇にN電はとまっています。

大宮

 「N1」が保存されている大宮交通公園には、加悦鉄道のSLも展示されていました。京都市電とのなにかの縁なのでしょう。

大阪・なんばウォーク 「中央軒」の長崎ちゃんぽん定食

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 昼前から、またどしゃ降りになりました。何も考えずになんばウォークへ。あまり考えずに、ちょっと早くてまだ込んでなかった「中央軒 なんばウォーク西店」にしました。皿うどんが一番人気ですが、きょうは長崎ちゃんぽんです。ちょっと涼しいだけで、冷麺を横目にしての選択です。

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 「ちゃんぽん定食」(950円)です。炒飯とのセットもあります。
 トッピングの生玉子をつぶした出汁がマイルドないい味になります。鍋焼きの玉子にも似ています。

中央軒3

中央軒4

 (株)中央軒/なんばウォーク西店   地図
 06-6213-1040
 〒 542-0076 大阪市中央区難波2なんばウォーク1-3
 皿うどんは2度、紹介しています。
 2006/08/08
 2006/02/23

大阪・OCAT 「Enchant醇P」の日替りランチA

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 暑いです。遠出する元気も、時間もなく、OCATを一巡しました。Enchant醇P(アンシャンテ)とはフランス語で「はじめまして」という意味だそうです。私は初めて店ではありませんが、ここに落ち着きました。
 
 「シェフの気まぐれ日替りランチA](840円)です。きょうは、網焼きした豚肉にアスパラをのせ、ジンジャー・ソースで仕上げてます。ニンニクもきいてます。

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 スープとサラダ付きです。

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 飲み物まで付いてます。そのため、結構、長居する客も多いようで、いつも込んでます。
 このカットを見ると、わたしが座った(撮影した)位置が逆光だったことがよくわかります。だから、最初のカットも野菜が暗くなっているのです。こんなことまで考えて座る必要がありそうです。写真って、難しいです。

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 前回は、昨年夏にパスタランチを食べています。
 アンシャンテ   地図
 06-6635-3230
 〒 556-0017 大阪市浪速区湊町1丁目4-1