【 paso a paso 3 2023/06/01-02 】
巡礼第14日 大聖堂のボタフメイロ (再)
巡礼者のミサは毎日正午から始まります。わたしも参列しました。
幸運なことに、ミサの最後にボタフメイロ(大香炉)がたかれました。巡礼者の体を浄めるためでした。多額のドナティボ(寄付)があったときだけだそうです。
聖ヤコブ(サンティアゴ)さまの大きな背に触れることはできませんでしたが、無事に大聖堂に到着できたことを感謝しました。
ミサを前に、大勢が行列をつくっていました。
大きなザックを持っては入れません。近くの小荷物預かり所に預けて、わたしも並びました。
ヤコブさまと3回目の対面となりました。
大聖堂は、長い時間をかけて修復作業が行われていました。祭壇もきれいになった印象でした。
2013年や16年の巡礼では、ヤコブさまの背後に回って、広い背中にハグすることも許されていました。
新型コロナの影響で不許可となっていました。間もなく再開されるとの報道もあります。
ボタフメイロが揺れる様を追いました。
天井の大きな滑車にぶら下がっていたのです。
静けさを取り戻した大聖堂です。