冷奴は好物ですが、ちょと変わった豆腐の食べ方もしてみたくなりました。
本棚にはさまったままになっている「豆腐百珍」を取り出して、ペラペラとめくりました。
これにしようと決めたのが六方焦着(やきめ)豆腐です。お菓子の六方焼のように、直方体に切った豆腐の六面をこんがりと焼いています。
揚げ出汁豆腐のようでもありますが、おろし大根にだし醤油をかけてさっぱりといただきました。
おろし大根とネギ、写ってませんがタカノツメの千切りを用意しました。
わずかな油で焼きました。軟らかい豆腐をひっくり返すのは、至難の業です。
今夜のメーンは、奥さま作の肉じゃがです。
「豆腐百珍」は江戸時代に出版されたベストセラーの料理本でした。それを基に百の豆腐料理が再現されています。