ハルシュタットに流れる静かな時間

 【2010/09/23】

 ChorMater/コールマーテル・ドイツ公演の旅は最終日を向かえ、メンバーはウィーンの空港から帰国の途につきました。わたしたち夫婦は、さらにザルツカンマーグート地方のHalstatt/ハルシュタットへ向かいました。以前の旅では行けなかった心残りの地でした。
 OeBB/オーストリア国鉄のHalstatt/ハルシュタット駅で降りて、小さな船でハルシュタット湖を渡りました。船着場から教会の角を曲がると美しいMarktplatz/マルクト広場に出ました。振り返ると教会の尖塔が、青い空に突き刺さってます。

 マルクト広場です。ここだけが広いスペースです。 

 のんびりと歩きます。

aDSC_4512

 冷たい水が流れています。

 なんていう花なんでしょう。鮮やかです。

 【追伸】(園芸好きの知り合いが教えてくださいました。ありがとうございます。)
 〔フクシア〕です。ホクシアとかホクシャーとかもいうらしい。女王様の耳飾りと言われ、欧米ではポピュラーな花だそうです。ただこの園芸品種は、主に夏涼しい南米アンデス高地の原種から改良されたものなので、日本のような夜間の高温が苦手。改良され暑さに比較的強い品種も出てきたようです。いろんな色と形の組み合わせが出ています。

 のこぎりやおのなど大工道具が壁に飾られています。

aDSC_4521

 ハルシュタットは岩塩の採掘で栄えた町です。その昔、塩鉱で取れた塩を担いで山を下ってきた婦人たちが、荷物を肩に担いだままひと休みしたベンチです。

 町の端まで歩きました。ここから振り返る湖面に映る町が最高です。

 この後、かわいいケーブルカーで塩鉱の入り口がある山の中腹まで登り、見晴らしの良いテラスでゆっくりと食事を楽しみました。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。