チェコに行ったのは、すでにはるか昔のように感じるほどです。日々、新たな驚き、感動の連続だったからです。改めて、旅の思い出をつづります。まずは、食べ物の思い出から-。
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チェスキー・クルムロフで1泊したホテル「ZLATY ANDEL」(チェコ語のつづりでは、YとEの頭に記号がつきます)です。朝食には、ニシンのマリネがありました。分厚い身ですが、ほどほどの酸っぱさです。
同じアングルですが、全景はこちらです。朝からたっぷりと食べるので、昼、夕食が軽くて済むというパターンです。
部屋から眺める赤い瓦の家並みです。
町の広場に、いろんな形をした建物が並びます。泊まったのは一番右側のクリーム色の建物です。
建物は古いですが、部屋はモダンにデザインされています。
泊まった部屋には、エゴン・シーレがかかっていました。
チェスキー・クルムロフは、シーレの母親の出生地で、シーレ美術館もありました。
グスタフ・クリムトらのウィーン分離派に影響を受けつつも、独自の絵画を追求、意図的に捻じ曲げられたポーズの人物画などを描いて強烈な個性を発散させています。ウィーンのベルヴェデーレ宮殿にあるオーストリー美術館で対面して以来、気になる画家です。