音楽、あるいはビール三昧の旅

 【6/3】 
 音楽三昧の旅にいつわりはありませんでした。でも、ビール三昧の旅でもありました。昼、夜、昼、夜…。よく飲みました。
 旅の出発は、チェコ南部の町、チェスキー・クルムロフでした。そして最初に向かったのが「Eggenberk/エッゲンベルク」という地ビール醸造所でした。
 「エッゲンベルク・ラガー」は、手前0.51リットルが25クローネ=約100円、向こう0.31リットルが15クローネ=約60円と、びっくりする価格でした。
 チェスキー・クルムロフ エッゲンベルクの地ビール

 【6/2】
 チェコでの最初のビールはこちらでした。プラハのホテルに着き、ミニバー(冷蔵庫)から取り出した缶ビールです。ヘルシンキ空港で買ったパンをかじりました。
 Pilsner Urquell/ピルスナー・ウルケルは、ピルスナーと呼ばれるラガー・ビールの元祖のようなビールです。

 【6/3】
 チェスキー・クルムロフの細い路地にあった陽気なピザ・レストランで飲みました。
 「Budvar svetle」(0.31リットル、135クローネ=約540円)には「Budweiser」の表記もあります。日本でおなじみの「バドワイザー」は、米国産(アンハイザー・ブッシュ社)です。本家・チェコのBudweiserとは、商標を巡って訴訟が繰り広げられました。
 「バドワイザー」の名称は、中世以来のビール産地である南ボヘミア州のチェスケー・ブジェヨヴィツェのドイツ語読み地名からきています。ここは、チェスキー・クルムロフの往復時に通りましたが、何度呼んでも覚えられない地名です。
 チェスキー・クルムロフ 陽気な夜にピザをかじる

 【6/4】
 プラハに戻ってきて、アルフォンス・ミュシャが意匠を手がけた「市民会館」のレストランで飲んだピルスナー・ウルケルです。
 プラハ 「市民会館」の経済的昼飯

 【6/5】
 ドレスデンに向けて出発する前に、プラハ本駅のカフェで飲んだバドワイザーの缶です。
 プラハ本駅と「food issimo!」のボロネーゼ

 【6/6】
 朝からビールです。最高です。
 ドレスデンのGemäldegalerie Alte Meister/アルテ・マイスター絵画館で、フェルメールに会いました。絵画館の売店は、結構な数に入場者でしたが、ちょっと離れたところにあるしゃれたカフェは静かでした。
 Ur-Krostitzer/ウア−クロスティッツァーの黒を飲んでます。ライプツィヒ北郊外にあるKrostitz/クロスティツという町で作られているピルスナーです。ライプツィヒ滞在中によく飲みました。 

 ライプツィヒ到着後、真っ先に向かった「アウアーバッハス・ケラー」です。なにもいわずとも地ビールのUr-Krostitzer/ウア−クロスティッツァー 0.5L(4.4EUR=約440円)でした。
 ライプツィヒ 森鴎外も通った「アウアーバッハス・ケラー」

 【6/7】
 ライプツィヒの中心、マルクト広場の脇にあった「Nordsee」は、カフェテリア方式の海鮮レストランです。料理を頼んだ続きにビールを2本、取りました。銘柄に合わせたグラスを出してくれます。
 Bitburger/ビットブルガーは、ドイツではポピュラーなピルスナーです。
 Erdinger Weisse(エルディンガー・ヴァイス)は、さっぱりとした、こちらも人気ビールです。
 ライプツィヒ 海鮮バイキング「NORDSEE」のお勧めメニュー 

こちらはマルクト広場のAlte Rathaus/旧市庁舎の1階にあるレストランで、その名も「Das Alte Rathaus」です。ここもUr-Krostitzer/ウア−クロスティッツァー 0.5L(3.7EUR=約370円)でした。
 ライプツィヒ 「Das Alte Rathaus」のシュパーゲル

 【6/8】
 ライプツィヒの町をふらふらとしてパスタ・レストランの「VAPiANO」での昼飯です。
 目の前でパスタを作ってもらい、2階に上がると飲み物コーナーがあり、当然頼んで出てきたのがこれです。
 Krombacher Pils/クロンバッハ・ピルスは、ケルン東方で作られているようです。
 ライプツィヒ 「VAPiANO」のPASTA VONGOLE

 【8/9】
 ワイマールの「HOTEL ELEPHANT」です。緑いっぱいの中庭でのんびりと飲んだのは、Sternquell/シュテルンクエルです。ドイツ東部Plauen/プラウエンにあるビール醸造所の出身です。
 ワイマール 「HOTEL ELEPHANT」の優雅な時間

 そしてもう一度、ライプツィヒ 「Das Alte Rathaus」でシュパーゲルを食べ、飲んだのはUr-Krostitzer/ウア−クロスティッツァーでした。

 【6/10】
 ドイツ最後のビールとなったのは、ベルリンのブランデンブルク門近くにあるウィーン風カフェ「EINSTEIN」でのはSchneider Weisse/シュナイダーヴァイセのHefe dunkel 0.51リットル(4.5EUR=約450円)でした。
 ベルリン 「EINSTEIN」のターフェルシュピッツ

 この後のFINNAIR帰国便では、フィンランドのビールを飲んでます。

 

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