やっぱりコダーイは泣いている

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 コダーイ記念館は祝日で休館ということは知ってました。それでも行きました。
 地下鉄に「コダーイ・ケレンド(広場)」という駅があります。そこまでの乗車券を買おうと自動販売機に紙幣を入れてもいうことをきいてくれません。何度も失敗して、通りかかった女性に助けを求めましたが、ちょっと試しただけで「ダメみたい」みたいなことを言って行ってしまいました。ウィーンのおばちゃんは、ものすごく親切だったのに。
 次の駅まで歩いて、再び試しましたが、またもダメ。話に夢中のおじさんに聞いたら、「あっちに券売所があるよ」とそこから見えない角の向こうを指さしました。1回乗車券は160フォリント、日本円にして80円ほどです。
 やっとたどり着いた記念館。それなのに、みるも哀れ。入り口は朽ち果てた建物からの落下物に当たらないように、材木の覆いが。あまりのみすぼらしさに唖然とし「これでは開館していても、展示もしれているね」。まだまだハンガリーは、共産時代から抜けきってないみたい。    (2005/05/16)

「やっぱりコダーイは泣いている」への2件のフィードバック

  1. ブダペストの大通りのアンドラーシ通りを地下鉄に乗らずに、アンドラーシ通り沿いにある、オペラハウス、リスト音楽院、リスト博物館、コダーイ記念館と英雄広場まで歩いたものです。田谷さんは地下鉄でコダーイサークルまで行かれたようですね。私はブダペストでは地下鉄や乗り物には乗らずに歩き回りました。コダーイ記念館は、確かにさびれていて、見るべきものが無かったですね。リスト博物館もどこにあるのか、表からはさっぱりわかりませんでしたし、表札も目立たず、おずおずと入ったものです。

  2.  ブダペストの地下鉄は、ロンドン、ニューヨークについで世界で3番目に開通した地下鉄で、ヨーロッパ大陸では一番古いんだと、あちらの人は自慢してました。3両編成の、かわいい感じの地下鉄でした。
     ここもチケットを買って時間を刻印するだけで、改札はありませんでした。
     この方法に慣れたので、ブダでは迷わず1回券、プラハでは24時間券を2回買いました。

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