伊予電鉄の松山市駅です。ちなみにＪＲは松山駅です。
51番石手寺から市内バスで松山市駅に戻ってくると、路面電車の終端点、松山市駅前に「坊ちゃん列車」がやってきました。坊ちゃんも乗ったマッチ箱のような列車を模した観光列車です。
どうしてバックするのかと見ていると、目の前で予想外の「転回」が展開されました。
転回の説明は不要だと思います。それにしても、人力でやっていたのには驚きました。
転回の詳しい説明は、伊予電鉄のＨＰにあります。
転回のためのターンテーブルです。この台はたぶん油圧でジャッキアップ、機関車をそのまま持ち上げます。あとは人力で回転させます。こんな仕掛けがあるとは知りませんでした。
坊ちゃん列車の機関車は２両あるようで、これは１号車です。動力はディーゼルエンジンです。煙突からモクモクとと煙を吐くわけではありません。
「坊ちゃん列車」の乗り場です。
松山駅や道後温泉駅で坊ちゃん列車は見かけたことがありますが、こんな仕掛けはなかった気がします。そういえば２駅とも環状線にあります。ターミナル（終端駅）はココだけです。
ウィーンのトラム（路面電車）は、プラターなどの終端駅に大きなループがありました。それに比べると、いかにも日本的です。
