終盤に向けての難関、オ・セブロイ峠(1330m)への24kmほどの登りです。荷物はポーターに預けて万全を期したのですが、途中から左足首がチクチクと痛くなってきました。レオンのころに痛めたのとは反対の足。部位もちょっと上でした。
それでも昼過ぎには峠に着きました。1時からのアルベルゲ・オープンを待ってチェックイン。預けていたザックを探しにカフェを巡りました。
夕食に食べたのはボイルドハム?
【06:31】
ペレヘのアルベルゲを出発。
【07:34】
トラバデロのカフェで朝食。万国旗に日の丸があった。
【09:08】
山の頂に古城のようなものが見えた。
高速道路が頭上を横切っていた。あそこまで登るのだ。
【09:57】
麓の村、ルイテラン。馬がつながれていた。何人もの巡礼者が乗馬を待っていた。
わたしも足が痛かったので、興味はあったが、そのまま通り過ぎた。
この馬は、峠の行き来に巡礼者を乗せる引き馬だった。
しばらく歩いてベンチで休憩。あとからやってきた老夫婦はギブアップして電話でタクシーを呼んだ。おばあちゃんが「あなたも乗っていく」と声をかけてくれた。よほど痛々しい歩き方をしていたのか。
地元のあばあさんがが、杖をついてゆっくりと歩いてた。わたしも同じペース。
向こうから牛の一団がやってきた。おとなしくすれ違った。
ラ・ファバのカフェでひと息つく。なんとか歩き続けた。歩くしかない。
引き馬の隊列が追い越していった。うらやましい。
徐々に高度をかせいだ。
カスティージャ・イ・レオン州とお別れして、ガリシア州に入った。いよいよ最後の州だ。
ガリシア州に入ると、モホンのデザインが変わった。
モホンにサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの距離が書かれている。
3年前に歩いたときは、0.5km間隔だったが、すべて一新されていた。
【12:28】
オ・セブロイ峠に着いた。この時間なら上出来だった。
公営アルベルゲの前にザックを並べてオープンを待った。
ポーター業者に頼んだわたしのバッグはまだ到着しておらず、ビールを飲んで待った。
アルベルゲのベッドは初めて上段。でも隅の窓際で居心地はよかった。
石の教会が立っていた。平らな石を積み上げたような造りだった。
翌日に下る山道を眺めた。
アルベルゲは靴でいっぱい。
近くのカフェのmenu。
スターターから1品、メーンディッシから1品、それにデザート、ワインがついて10€。
ワインはフルボトルで出てきた。
ガリシア・ブロスというのを頼んだ。地元風スープか。
ボイルドハムの赤ピーマンが載っていた。
仕上げは濃いコーヒー。