関西百名山 「近江富士」で知られる三上山

 近江富士と紫式部も詠んだ三上山に登りました。滋賀・野洲のあたり。JRや新幹線、名神からその美しい姿は拝んできましたが、登るのは初めてでした。
 独立峰とはいえ、標高はたったの432mです。長引く梅雨の中休みの軽い登山のつもりでした。ところが、頂上直下は思いのほかの岩場の急坂が続いて汗だくになりました。北側の尾根から振り返ると、左右均等なスカイラインに、見て良し、登って良しのいい山でした。
 小雨もパラついたので、休みもほどほどに歩いたせいもあって、弁当も開かずに昼過ぎにはJR野洲まで戻りました。飛び込んだ洋食屋の生ビールがサイコーでした。

 表参道から登りました。階段が続く広い道から一転、「割岩」という岩の隙間を通る難所が現れました。ザックを肩からおろして、横になってなんとかすり抜けました。

 妙光寺山に通じる尾根から振り返った三上山です。いつもの山仲間4人で登りました。

 一気に飲み干しました。
 きょうは、愛用のミラーレスカメラ、LUMIX GX7Mk2が故障で修理に出ているため、古いコンデジのCANON PowerShot110で撮影しました。


 JRびわ湖線の野洲が近づくと、車窓からきれいな三上山が臨めました。自宅最寄りの島本から普通で乗り換えなしで1時間足らずでした。

 【2019/07/13 08:50】
 午後からは雨との天気予報だったので、早く登ろうと待ち合わせたJR野洲から登山口近くの御上神社までタクシーに乗りました。
 向こうの三上山が御上神社のご神体です。

 立派な本殿などが並んでいました。

 重要文化財の拝殿は、鎌倉時代の建造です。

 「齋田」を横切って登山口に向かいました。(わたしが写っているカットはSくん撮影です)

 裏登山口へのルートは工事中でした。

 表登山口から三上山を目指しました。

 初っ端から急な階段でした。

 このあたりは山道というよりは、まさに参道でした。

 【09:35】
 割岩を通らないルートもありました。でもここは通過するしかないでしょう。「肥満度確認」なんて言われたら。

 わたしのお腹も、無事に通り抜けました。

 びわ湖から比叡・比良の山並みを望むことができました。

 頂上直下は、岩の上をよじ登りました。予想以上にハードな登りで、汗が噴き出しました。

 【10:01】
 40分ほどで頂上に着きました。御上神社の祠がありました。

 生憎の天気でしたが、3連休の初日とあってか、三上山の頂上には大勢の登山者と、ワンちゃんまでいました。

 気温は20度を下回っていました。ただし湿度は高く、汗ブルブルでした。

 さて、下りです。
 わたしは買い直した新しいウォーキング・ポールの使い初めでした。ポールの長さが固定式なのでうまく合っているか気になってましたが、OKでした。

 上りが急なら下りも急です。富士山です。

 一気に下って、背後に均整の取れた三上山が見えるようになりました。

 ルートの先には奇岩が見えていました。ポツリ、ポツリと懸念した雨が降ってきました。

 忘れ物でしょうか。

 奇岩の上でポーズをとるお元気な二人です。

 尾根道のいくつもの小さなコブを越えました。

 【11:36】
 雨も降るので、妙光寺山までのピストンをカットして、下山しました。

 立派な磨崖物が彫られていました。

 【11:53】
 昼飯の弁当を開ける場所も見当たらず、登山口に降りてきました。本降りにはならずに、雨具を出すこともありませんでした。

 あまり花には出会わない1日でした。

 JR野洲に向けて歩く道は、旧街道の佇まいでした。やはり中山道でした。

 野洲駅前の「バルルキッチン」に飛び込みました。わたしはチキン南蛮の定食でした。

 M子さんが必ず用意してくれるデザートのお手製ケーキが登場しました。もう満腹だったので持ち帰ると、奥さまが「食べていい」。おいしそうでした。

 バルルキッチン
 077-599-1827
 滋賀県野洲市小篠原2114-1

「関西百名山 「近江富士」で知られる三上山」への2件のフィードバック

  1. 三上山は行ってこられたのですね。遠くからの眺めは近江富士の名の通りですね。
    私も数年前に登りました。いつだったかプログを見返すと2012年10月、もう

  2. 三上山へ登ったのは、英会話のグループの方に誘っていただいて、山歩きを始めて2年位たった時期でした。
    いい空気の中をお花や景色を見ながら歩くのは楽しみですね。

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