関西百名山 絶好の日和~新雪の雲取山

 京都北山の雲取山に登りました。関西百名山を歩いてきた仲間との登山でした。
 ネットで調べた数日前の状況では、ほとんど雪はありませんでした。それが一変しました。真白な新雪に覆われていました。青空が広がり、天気もサイコー! ヘンなウイルスなどどこかに吹っ飛ばして、これ以上ない素晴らしい山行となりました。

 アイゼンをつけて、雲取山への最後の急坂を登ります。

 下りは渡渉の連続。これでもかというほど右岸、左岸を往復して谷を詰めました。丸木の橋は、慎重に渡ります。


 【2020/03/06 09:47】
 いつものようにOさんに名神・大山崎で拾ってもらい、渋滞している京都市内を抜けて、鞍馬街道から花背にやって来ました。途中の花背峠は、凍結している個所もあり、慎重に運転(わたしは助手席です)してきました。三田からやってきた4人の仲間と合流です。

 花背スキー場の跡地を抜けます。リフトの土台が残っています。

 山道に入ると、早速の積雪です。

 日が照ると、新雪が輝きます。

 青空が広がっています。

 【10:29】
 快調なペースで寺山峠まで登ってきました。
 京都市の左京区と右京区の境になってます。「天子、南面す」ですから、向こうが南です。

 一ノ谷まで下り、右折して一ノ谷を詰めます。

 最初の渡渉です。何度も繰り返すことになります。

 雲取小屋が見えてきました。

 令和新道とあります。ということは、できて間がない道ですね。

 雲取峠が近づくと、積雪量が増えました。

 ズボリ! 踏み込むと30センチはあろうかという深さです。

 【11:11】
 雲取峠に着きました。北風が冷たいです。

 雲取山北峰に向けて登ります。振り返ると、比良の山並みが美しいです。左のピークが武奈ヶ岳、右は蓬莱山です。

 雲取山北峰に到着です。

 「あれが伊吹」と、広がる景色に感嘆の声があがります(Mさん撮影)。

 比良連山の山並みです。

 雲取山のピークへ向けた登りです。

Uさんの尻滑りは、思ったように滑りません。

 斜面でのスリップを避けようと、アイゼンを装着します。

 【12:23】
 雲取山の三角点(911m)です(Sさん撮影)。

 南の斜面の二ノ谷を下ります。冷たい風はなくなり、春を感じる柔らかさに変わります。

 立命館大ワンダーフォーゲル部の山小屋まで下ってきました。ここで昼飯としました。

 わたしの昼飯は、水無瀬駅前の「PAO」で買ってきたパンと、コーンスープです。

 大きなベーコンがうまいです。

 M子さんお手製の本日のデザートは、チョコレートです。みやげに持ち帰り、奥さまといただきました。ありがとうございます。

 わたしの義妹は立命ワンゲルでした。「妹はよく山に行ってから、たぶんそこも」と奥さま。

 それにしても抜けるように透明な青い空です。

 いい気持ちと、バンザーイ!(Oさん撮影)。

 【13:03】
 ゆっくりと昼飯を食べて、さて出発です。

 渡渉の繰り返しが始まります。

 二ノ谷を下ってきて一の谷と合流。一ノ谷を詰めます。

 まっすぐな北山杉が立ち枯れのようになってます。

 これでもか、これでもかと渡渉は続きます。

 もう面倒くさい。バシャバシャと浅瀬を渡ります(Sさん撮影)。

 【14:00】
 寺山峠まで戻ってきました。ひと段落です。

 【14:30】
 後は惰性で花背高原前の駐車場まで戻ってきました。ご苦労さまでした。
 それにしても、繰り返しになりますが青い空の下、雪と戯れたサイコーの1日でした。