京都・城陽 「麺屋 たけ井 本店」のつけ麺

 この暑さですが、宇治・興聖寺の墓掃除に行きました。春に除草剤を撒いておいたので、雑草はほんのわずか。それでも線香を立ててお参りまですると、汗みどろでした。
 帰り道は、「久しぶりにラーメンを食べたい」というリクエストに、スマホで検索。「麺屋 たけ井 本店」がヒットしました。「つけ麺 並(半熟玉子)」(980円)です。
 まず、ひと口、ドロリとした出汁をすすりました。強烈な煮干しの香りです。柚子が香ります。熱々です。鍋から注いだのを、電子レンジにかけるという徹底ぶりです。初めて口にした味です。

 麺は、そばのような色をしています。かなりの太さです。モチモチとした麺が、ドロリとし出汁と絡みます。

 チャーシューはこの分厚さです。シナチクもびっくりするほど大きいのが、出汁に沈んでました。

 半熟玉子もよい加減です。ただ迫力の出汁に圧倒されて、ちょっと影が薄いです。

 残った出汁を、スープで割ってもらいました。刻みネギも追加されました。
 それにしてもハードボイルドなつけ麺でした。並で十分でした。
 「10年ぶりのラーメン!」という奥さまは強烈すぎて、ドロトドロ、モチモチ、アツアツ(エアコンも効いてません)のトリプル・パンチに、ふた口ほどでノックダウンでした。

 メニューは単純。基本はつけ麺かラーメンです。麺の量で小、並、大、半熟玉子がつくかどうかの選択です。それにトッピングでバリエーションをつけています。

 国道24号沿いにあります。店を出たときには、外まで行列ができてました。

 麺屋 たけ井 本店
 0774-55-0900
 京都府城陽市観音堂甲田48-2

青春18 明石・魚の棚 「立ち呑み処 たなか屋」でちょっと一杯

 青春18きっぷの2回目の旅です。昼飯は明石でした。魚の棚です。ひと回りして、「立ち呑み処 たなか屋」に入りました。
 とりあえず頼んだ「刺し身盛り」です。「トビにシマアジ、タコ・・・。しめさばは大丈夫ですか?」。そんな風に聞いてくれました。
 明石はやはりタコです。甘くとろけます。

 暑苦しい1日でした。生ビール最高です。
 ところが、生を飲んでいるのはわたしだけ。常連さんは瓶でした。

 カウンターに並んでいたのから指さした「夏野菜の揚げびたし」です。

 だしがよくしみ込んでいます。7種、それぞれの味です。

 グラスワインを頼みました。赤です。すっきりとした口当たりです。

 酒店の裏にある静かな空間です。清酒から焼酎、ワインまで何でもあり。店で選んで、すぐにここで飲むこともできるようです。
 昼から常連のお連れさんが盛り上がってました。

 酒店の左の暖簾が、立ち呑み処への入り口です。

 立ち呑み処 たなか屋
 078-912-2218
 兵庫県明石市本町1-1-13

 長蛇の列ができてひと際にぎわっているのは、ウナギ店でした。きょうは土用の丑でした。

 見ているだけで楽しい魚の棚です。

青春18 津山 「いっぱい茶屋 東宝」のホルモンうどん

 「青春18きっぷ」の夏シーズンが、きょう20日から使用開始となりました。久しぶりに買ったきっぷでさっそく遠出しました。最初の目的地の岡山・津山には11時ちょっと前に着きました。まっすぐに向かったのが駅前の「いっぱい茶屋 東宝」です。B-1グランプリで準優勝の経歴をもつ津山名物のホルモン焼きうどんの店です。
 もちろん頼んだのは「ホルモンうどん」(800円)です。

 コリコリとしたホルモンです。いろんな部位が混ざってますが、臭みもなく、甘くて食べ進みます。

 暑い1日でした。なにはともあれこちらを飲みながら、カウンター越しに調理を拝見しました。

 11時の開店を待ちかねて店内に入った5人分です。全員が同じものを注文しています。
 ホルモンが焼けると、キャベツともやしをドサリ。
 うどんも混ぜて焼いていきます。
 「うちは味噌で味付けしてるんです」と、目の前の兄ちゃん。5人分が一気に完成しました。 

 いっぱい茶屋 東宝
 0868-22-2938
 岡山県津山市南町1-30

 「津山ホルモンうどん研究会」が町おこしも兼ねて活動しています。この地図には、協力19点が紹介されています。

兵庫・篠山 「たまごかけごはんの店 玉の助」の卵かけ定食

 丹波・立杭焼に訪ねたい窯がありました。その前に立ち寄った昼飯です。というか、どちらが卵かわかりません。
 「たまごかけごはんの店 玉の助」です。ネットで「卵かけごはん」を検索すると、すぐにヒットしました。
 子どものころから、今も好き。巨人・大鵬・卵焼きではなくて、卵かけご飯なんです。巨人はもってのほかです。

 「卵かけ定食 大」(520円)です。炊き立ての温かい大盛りご飯とみそ汁、漬け物です。
 メーンの料理は、テーブルに盛られた卵です。

小ぶりですが、プリプリの卵です。まずはストレートでそのまま。次はネギをトッピングして。醤油も変えます。

 追加したちりめん山椒をのせて。

 取り放題の刻みノリで変化をつけて。

 取りたての平飼い鶏の卵です。5個まで食べられます。
 醤油は、オリジナルの「玉の助」など個性ぞろいが並んでます。

 単品のだし巻きは売り切れでした。

 たまごかけごはんの店 玉の助
 兵庫県篠山市今田町休場12
 079-506-6946

尾瀬を歩く2017 「のぞみ」で食べる極上鉄火丼ミニ

 尾瀬の旅も最終日(7月5日)。やっと青空が広がった上州に後ろ髪を引かれつつ上越―東海道新幹線と乗り継いで帰途につきました。
 東京駅での乗り換えの短い時間に、コンコースのエキュート東京で、「300円引きですよ」のかけ声につられて買った「極上鉄火丼ミニ」(700円)です。マグロが自慢のつきじ喜代村製でした。
 尾瀬には会津駒ケ岳、至仏山への登山に行ったはずなのに、天候が悪くてどちらも登頂しませんでした。おかげでこのブログ「尾瀬の旅2017」は、まるでグルメ旅行の様相になってしまいました。

 ラベルをよく見ると、消費期限が午後6時となってました。それで値下げしていたのです。
 わたしが食べたのは午後5時の「のぞみ」の発車直後でした。問題ありません。

 この日は、山ノ鼻の尾瀬ロッジをスタート。男性3人で、至仏山を目指しました。

 30分ほど登って森林限界に達しました。ところが、また雨。道路状況も最悪で、わたしはこれ以上進む気力が失せて、ここでリタイアしました。
 元気な2人は至仏山の頂上に立ちましたが、辺り一面、何も見えず。鳩待峠に下る稜線は雪渓に覆われ、ルートを見失ってちょっと怖い目にもあったそうです。

 いったん鳩待峠まで下山して、再び稜線を上りました。尾瀬が原が見渡せる原見岩まで登ってくると、別行動だった女性2人が弁当を開けていました。

 わたしも昼食にしました。尾瀬ロッジで頼んでおいた弁当です。
 にぎり2つに漬物と、これまでになくシンプルです。ボッカの荷揚げに頼っている山小屋ですから、これで十分です。

 ちょっと上部には雪渓も残っており、ここでUターンしました。

 眼下に尾瀬が原が広がります。

 やっと夏らしい空になってきました。

 雲が流れて、やっと燧岳の双耳峰が姿を現しました。帰る段になって・・・。

 鳩待峠は、バスで到着したハイカーが次々に尾瀬が原に吸い込まれていきました。

鳩待峠では、申し合わせたようにハトがお待ちしてくれてました。

 鳩待峠から上越新幹線の上毛高原まではバスで3時間、3500円ほどします。タクシーの客引きをしていたおじちゃんとトータル2万円(1人あたり4000円)で交渉成立。ゆったりとしたシートで眠っていると、半分の時間で上毛高原に到着しました。

 駅そばがありました。これは食べるしかありません。「きつねそば」(330円)をかき込みました。つるりとよいのど越しでした。

 上越新幹線の「Maxとき326号」はオール2階建て。自由席でくつろいでいると、すぐに東京でした。

神戸・南京町 「劉家荘」の季節野菜と海老の炒め物

 おいしい中華を食べたくて、久しぶりに神戸まで出かけました。「劉家荘」は、かれこれ10年ほど前に食べて以来です。
 昼どきで込んでいて、1階のカウンター席でした。その代わりに、向こうで調理している様子がよく見えました。
 「季節野菜と海老の炒め物」は、ゴーヤやスナップエンドウといった旬の野菜と海老を油通しして、大きな中華鍋に放り込み強力火力で炒めてます。これはわが家では再現できないプロの仕業です。
 

 たっぷりの量です。2人でとはいえこれが3皿目だったので、食べきれるかなと心配したほどですが、ゆっくりと平らげました。おいしいものは、いくらでも手が伸びます。生ビールもお代わりしました。
 さすがに仕上げに頼もうと思っていたチャーハンまでは到達しませんでした。

 「豚ミンチのレタス包み」は、これまで食べたレタス包みとはちょっと違う味付けです。何が違うのかはわかりませんが、これもおいしいです。
 パリパリの大きなレタスが、これでもかというほどついてきました。
 大昔に中華街で初めて食べたレタス包みについてきたレタスの量にびっくりしたことを思い出しました。

 こちらの名物は「焼鶏(しょうけい)」です。カウンターの目の前に鎮座してました。これをメーンにしたランチもあって、隣に座ったサラリーマン風氏は、それを食べてました。
 わたしは、「鶏の唐揚げ」を頼みました。パリッと揚がったそちらの写真は、うまく写ってませんでした。

 元町から南京町に抜ける路地にあります。

 これまでの劉家荘

 劉家荘 (りゅうかそう)
 050-5869-1285
 神戸市中央区元町通1-4-8 カナエビル 1F

滋賀・信楽 「生粉打 作美」のおろし

 信楽高原鉄道の信楽駅前で開かれている「信楽駅前陶器市」に行きました。帰りに食べたうまいそばです。
 ネットで検索して訪ねた「生粉打 作美」です。1時過ぎだったのに、「きょう最後のお客さんです。でも1時間は待っていただかなくては…」。1日限定50食という人気店でした。
 やっと口にした「おろし」(1050円+大盛り400円)です。
 「生粉打(きこうち)」というのは、つなぎを一切使わずに、そば粉と水だけで打った香りの高い十割そばのことだそうです。つるつると食べるという、これまでのそばの常識を覆すようなそばでした。

 店主の勧めで、最初は岩塩でいただきました。そばの香りがストレートです。ひと口ひと口、かみしめます。
 おろし大根は「からみ」を頼みました。この時期の大根はそれほどからくないとのことで、程よい口当たりです。薄めのだしをかけていただきます。

 そば湯です。ねっとりと濃厚です。
 そばを茹でたときに残る汁ではなく、わざわざそば粉から作っているそうです。

 だしに薄めて飲み干しました。このそば湯は絶品です。

 囲炉裏端でいただきました。
 掘りごたつ席2卓と、この囲炉裏端という席数の少なさも、待たされた理由です。

 窓の外のデッキには、信楽らしく狸のお小物が。かわいい忍者姿です。

 山の中の一軒家です。待ち時間に向こうの山寺まで散歩しました。道端のワラビも採ってきました。

 生粉打 作美
 0748-84-0058
 滋賀県甲賀市信楽町宮尻185-3

姫路 「ラ・ベッラ・ルーナ」のパスタランチ

 姫路まで行きました。よく晴れた青空に白い姫路城がはえてました。パルナソスホールで「いにしえの楽器で巡るヨーロッパ・・・物語の旅」に聞きほれました。
 その前に、ホールのすぐ近くにある「イタリアンのごはんやさん ラ・ベッラ・ルーナ」でいただいた昼ご飯です。

 簡単に「パスタランチ」(1300円)でした。メーンのパスタはオイルかトマトかのセレクトでオイルを。エビとかぶのパスタです。シンプルな味わいですが、さすがにプロの味です。

 サラダには卵焼き、いや分厚いプレーンオムレツと蒸し鶏が載ってます。押し麦のようなものもかかってました。野菜のカットが素敵です。

 春キャベツのスープです。ちょっとこってりとしたところもありました。何が入っているのかと聞いてみると「キャベツにミルク、生クリームを入れて時間をかけて煮込んでいるだけです。コンソメは使ってません。隠し味に柚子をいれてます」。素直な口当たりです。

 デザートは、添えられたラベンダーがいい香りです。

 コーヒーカップのデザインも、おしゃれです。

 デザートは、クーポンを示せばサービスでした。
 これだけ食べて1300円は、リーズナブルすぎます。朝がゆメニューも気になりました。近ければ、たびたび訪れたい店です。

 コンサートを聴きに行っている間も車を駐車場に止めさせていただけました。いたれりつくせりでした。

 ラ・ベッラ・ルーナ
 079-260-7247
 姫路市辻井9-2-20

守口・大日 「函館市場」の粋セット

 車をイオンモール大日の地下駐車場に止めました。4階の食堂街に上がってひと回り。1500円ほどでランチバイキングを提供している店が多いです。
 でも選んだの回転ずしチェーンの「函館市場」です。もちろん回ってますが、「絶品ランチセット」から「粋セット」(880円)にしました。11貫に赤だし付きです。  

 そこそこの味です。もっとおいしそうな冬の味覚がぐるぐる回ってますが、ランチとしてはこれで満足です。

 平日とあって、それほど込んでませんでした。

 函館市場 大日店
 06-4252-3688
 守口市大日東町1-18 イオンモール大日 4F

JR加古川 「えきそば」の鮭イクラ親子丼とえきそばセット

 どうしてJR加古川駅にいたかについては改めて書きます。とりあえす「えきそば」の看板を見て飛び込み、昼飯にしました。姫路駅名物の「えきそば」とどんぶりのセットがありました。
 「鮭イクラ親子丼とえきそばセット」(800円)にしました。

 和風だしに黃そば(中華そば)が入っているのが、えきそばです。あっさりとした味です。

  JR姫路駅のホームにあるまねき食品の立ち食いそばです。大阪・梅田の阪神百貨店地下にも出店していて、よく食べたものです。

 温かいご飯にイクラとサケがのったどんぶりも、ペロリといただきました。

えきそば単品では380円です。380+580=800というのは、うれしいサービスです。穴子丼はなぜか380+580=820。この差はなんでしょうか?

 コンコースから入ると、カウンターだけです。島型の調理場の反対側は、道路から入れて、テーブルがあります。でも行き来はできません。当然ですね。

 これまでのえきそば

  マネキダイニング加古川店
  兵庫県加古川市加古川町篠原町30-1 JR加古川駅内
  079-420-3541