My memory 駅 チェスキー・クルムロフの改札はどこ?

 南ボヘミア地方のローカル駅、チェスキー・クルムロフに到着しました。
 あいにく小雨が降ってきましたが、ホームに屋根はありません。駅舎の軒下を進みますが、改札口がないから出口がわかりませんでした。
 チェスキー・クルムロフは、中世のお城と町並みが保存されたおとぎの国のような世界遺産の観光スポットです。多くの観光客が訪れますが、そのほとんどはツアーや高速路線バスを利用します。
 プラハから3時間半もかかりました。列車でやってくるもの好き、いや鉄ちゃんは限られていました。 

Praha hl.n. → Český Krumlov ローカル列車の旅

Český Krumlov → Praha  帰りは高速バスで

 チャコといえばビールです。「エッゲンベルグ・ラガー」は大がたったの100円ほどでした。

チェスキー・クルムロフ エッゲンベルクの地ビール

 どちらを向いても絵になる町をのんびりと歩きました。

チェスキー・クルムロフ 城に登る

チェスキー・クルムロフ どちらを向いても絵になる町

My memory 駅 バッハが出迎えるライプツィヒ

 「バッハ音楽祭」を聴くために訪れたライプツィヒです。ライプツィヒ中央駅(Hbf)にもバッハの肖像がはためいていました。

 旧東ドイツにありますが、ヨーロッパでも最大級の頭端駅です。内部はきれいに改装されて、ショッピングソーンもあります。

ライプツィヒ ワインを買うのにも利用した中央駅

 ワイマールまで日帰りで往復しました。ドイツ版新幹線「ICE」にも乗りました。

ライプツィヒ 中央駅からドイツ版新幹線「ICE」に乗る

 駅前のホテルに4泊しました。朝食がおいしかったです。

ライプツィヒ 駅前旅館「ROYAL」の満足の朝飯

My memory 駅 サオ・ベント(ポルト)のアズレージョ

 サンティアゴ巡礼の3回目は、ポルトガル北部のポルトから聖地・サンティアゴ・デ・コンポステーラまで250kmほどを歩きました。
 ポルトには、サオ・ベントというポルトガル鉄道(国鉄)の駅があります。装飾タイルのアズレージョで覆われた内装が、美術館にやって来たかのようです。
 巡礼は、ほとんどが歩きです。発着する電車に乗ることはありませんでしたが、入場券も不要でその美しを堪能しました。

 2万枚ものアズレージョで覆われています。

 乗降客より、見物客の方が多いようでした。

 リスボンなどに通じる長距離列車はお隣の駅までしかやって来ません。ホームには近郊区間行きの列車が止まっていました。

アズレージョに驚嘆する

 サオ・ベントの近くにあるポルト大聖堂で、巡礼のパスポートであるクレデンシャルをゲットしました。

ポルト大聖堂でクレデンシャルをいただく

My memory 駅 絶景のゴルナーグラート

 絶景の駅、ゴルナーグラートです。改札ゲートを出ると目の前にマッターホルンがそびえていました。展望台に登るとゴルナー氷河を中心にアルプスビューが広がりました。
 雲ひとつない青空になりました。最高のコンディションでした。
 麓のツェルマットから標高差1500mをゴルナーグラート鉄道で登ってきました。

 登山鉄道はアルピニズム黄金期の19世紀末に開通しました。後方はブライトホルンです。

絶景の登山鉄道、ゴルナーグラート鉄道

 ゴルナーグラート展望台からは、マッターホルンのほかに、モンテローザ、リスカムなど29もの4000m峰が連なるパノラマビューを楽しみました。

ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン

アルプス第2の高峰、モンテ・ローザを望む

 山腹を歩きました。リッフェルゼー(湖)では、「逆さマッターホルン」をカメラに収めることもできました。

リッフェルゼーから眺める逆さマッターホルン

大阪・十三 煙力の独り焼き肉 

 めずらしくも十三で独り、ちょっと一杯となりました。あてもなくブラブラ歩いて行き着いたのが「ハッピーアワー80円」に惹きつけられた「煙力 十三駅西口店」です。
 皿を埋め尽くした名物の「日本一の煙力とろタン」です。軽く炙りました。ピラピラではありますが、トロトロです。
 「上ミノ」もシコシコとおいしいです。 

 「甘辛ダレカルビ」もボリュームがあります。

 生中(198円)にハイボール(88円)2杯で締めて374円です。圧倒的にハッピーでした。

 名古屋の人気店が大阪に進出してきたそうです。

 煙力 十三駅西口店
 050-5456-8308
 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティー 1F

My memory 駅 ティラノからベルニナ線の車窓

 スイス東南部のティラノから氷河のアルプスを越えてサンモリッツまで走るのがレーティッシュ鉄道ベルニナ線です。
 ミラノからやってきて、ティラノで乗り換えました。かわいい駅です。ここはまだイタリアですが、駅の内部はスイスです。昔はパスポート・コントロールも行われていて改札が税関でもあったそうです。
 スイスの旅が始まりました。

 長い編成の列車が、ティラノの路面を走り抜けます。

国境の町、ティラノからスイスへ

 ブルージオのオープン・ループはすぐにやってきました。大興奮でカメラを構えました。

大興奮のベルニナ急行

ブルージオのオープン・ループ橋を走る

レーティッシュ鉄道ベルニナ線の車窓から

My memory 駅 アントワープの威風堂々

 「世界で最も美しい駅」のひとつとされるのがアントワープ(アントウェルペン)中央駅です。
 ホームの突き当りにあるエントランスホールは、20世紀初頭に建設されました。大理石などがふんだんに使った豪華内装によって、大聖堂の雰囲気を醸し出しています。

 2階の左右に3線づつの単頭式ホームがあります。鉄とガラスの大屋根で覆われています。

威風堂々たるアントワープ中央駅

 地下には貫通式のホームが走っています。
 パリ発アムステルダム行きの特急、タリスに乗りました。フランスのTGVや、ロンドンまで海峡をくぐるユーロスターの兄弟です。

ベルギーからオランダ タリスは期待はずれ

 ベルギー第2の都市、アントワープの名は、英雄ブラボーの伝説に由来するとされてきました。市庁舎前にはこの伝説を伝える像もありました。

アントワープ市庁舎を望遠ズームで狙う

My memory 駅 チューリッヒから旅は始まった

 My memoryのカフェ巡りはウィーン編が終わったところですが、新テーマでちょっと気分を変えてみます。「駅」です。
 ヨーロッパの鉄道は、ターミナル(終端駅)となっているところが多いです。そこは旅の始まりでもあります。ワクワクとした気分で乗り込んだ思い出をたどります。
 スイスのチューリッヒは、ブレゲンツ音楽祭、ユングフラウヨッホ、ゴールデン・パス・ラインと楽しんだ旅の出発点でした。

 堂々としたチューリッヒ中央駅(Zürich Hauptbahnhof)です。終端駅ですが、正面は側面にあります。
 ドイツ、イタリア、フランス、オーストリアとの国際列車も発着します。

 駅前をトラムが走っていて、乗ってみたかったです。

チューリッヒ中央駅からスイスの旅は始まった

 この旅では、北部のザンクト・ガレンに向かいました。

チューリッヒから「ICN」に乗り込む

 駅には「Mondaine waiting point」があります(最初の画像)。待ち合わせの目印で、そこにはモンデイン(Mondaine)の時計があります。
 このモンデインはSBB CFF FFS(スイス国鉄、公用語の独、仏、伊の3カ国語を併記している)のオフィシャル・ウオッチです。
 わたしは腕時計を土産にして、愛用しました。

わたしの欲しかったもの Mondaine

My memory カフェ巡り ドー・ウント・コー・アルベルティーナの赤ワイン

 「クリスマスマーケットとカフェ巡り」が5度目のウィーンの旅のテーマでした。
 最初にやって来たのは、アルベルティーナ美術館にあるカフェ「ドー・ウント・コー・アルベルティーナ」でした。ワインと生ハムなどでくつろぎました。
 次の日も、次の日も⋯。昼食はカフェでした。

ドー・ウント・コー・アルベルティーナの赤ワイン

 ウィーンにはごまんとカフェがあります。
 オリジナル・ザッハトルテで有名なカフェ・ザッハーの前には、いつも行列ができています。

 オペラ座の周りには気になるカフェが多いです。カフェ・モーツァルトも入ったことがありせん。

 ハプスブルク家ご用達のゲルストナーの2階の窓から、オペラ座を眺めながらケーキをいただく夢も果たしていません。
 まだまだ味わいたいカフェは多いですが、カフェ巡りウィーン編はここまでとします。

市庁舎前広場のクリスマス・マーケット

My memory カフェ巡り カフェ・ディグラスでモーニング

 150年も前に生まれた老舗のカフェ・ディグラスで、冬のウィーン最後の朝はモーニングしました。開店を待って飛び込みました。
 「Large Viennese Breakfast」には、オレンジジュースとハートが描かれたコーヒーが並びました。焼き立てのカイザーゼンメルも麦の香りが満足のお味です。 

 クリスマス・オーナメントが飾られた広い店内には、ピアノまでありました。

カフェ巡り 最後の朝はカフェ・ディグラスで

 大きなケーキが並んでいますが、料理でも人気の店です。
 最初は、ウィーン留学中の知り合いのお嬢さんに連れてきてもらいました。ツヴィーベルローストブラーテンという伝統料理を味わいました。

ウィーン留学中のお嬢さんとカフェ・ディグラスでお昼ごはん