酷暑の打見山で、ギンギンに冷やした素麺を食らう

 比良山系の打見山に登りました。正確にいうと、向こうにそびえる蓬莱山を目指していました。
 でも、運動不足でコロナ肥りのわたしだけは、暑さに負けてここまで。元気なお二人が頂上を往復してくる間、涼しいベンチで昼寝してました。ああ、軟弱!!

 昼飯は、ノドを通りやすいようにと素麺を準備しました。
 茹でた素麺は、水を切って、ひと口大に丸めて容器に。食べるときに氷と戻し水を加えました。
 具材の錦糸卵、ネギ、ショウガは凍らせておきました。ペットボトルのそうめんつゆも前夜から凍らせておきました。
 途中のコンビニで仕入れたアイスも、保温袋にいれてかついできました。2.5人分(1人は少食です)を用意してました。

 ギンギンに冷えています。火照った体に流れ込みます。
 Kさんにも「山であんなに冷たい素麺を食べたのは初めてです」と喜んでもらえてよかったです。

 M子さん恒例のデザートは、甘~いブドウでした。兵庫・吉川町産の「藤稔」だそうです。あまりにおいしくて、みんな食べてしまいました。

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自分でつくる バルサミコ酢風味のきゅうり浅漬けとざるそば

 ざるそばで簡単に昼飯にしました。
 箸休めに、まずは「バルサミコ酢風味のきゅうり浅漬け」をつくって、冷蔵庫で冷やしておきました。
 バルサミコ酢の酸味と、オリーブオイルの香りで、ピクルスのようです。先日の「水漬け」とはひと味違って、これはこれでおいしいです。

 そばは、氷水でギンギンに冷やしていただきました。

 きゅうりを板ずりします。

 適当に乱切りします。

 バルサミコ酢とオリーブオイルを小さじ1ほど入れました。
 バルコニーのバジルも摘んできて、細かく切って混ぜました。

 ジップロックに入れて冷蔵庫で冷やせば、簡単にでき上がりでした。

今夜の一飯 メスティンで「ご飯」を炊いてみた

 万能型クッカーとして、いまやネットにはメスティンを使ったレシピがにぎやかです。でも基本は西洋版の飯盒といったところです。得意科目はご飯を炊くことです。
 わたしも試してみました。アウトドアでの出番が待ちきれずに、今夜の夕飯です。
 うまく炊けました。予想以上の出来です。お焦げなんかありません。ご飯が立っています。

 ちょっと堅めですが、これはわが家の炊飯器以上です。
 和久傳ノ森で買ってきた生姜糀でいただきました。うーん、和久傳のご飯にも負けてません。

 朝から買い物に出かけてついでに百均(セリア)に寄りました。
 ありました。アルコール固形燃料と、メスティンを支える五徳です。もちろん、100円です。

 3枚のプレートを組み合わせると、メスティンを載せるのにぴったりです。

 残念だったのは、プレートがほんの少し大きすぎて、メスティンに収まりません。
 今やメスティンは、わたしが買った本家・スウェーデン製のトランギアだけでなく、ダイソーやニトリなどでも類似品が売られています。そちらのどれかのサイズを参考にしているのかもしれません。
 ハンド・ニブラーという道具で、右側のようにコーナーを丸く切りました。
 これですっぽりと治まりました。

 待ちきれずに夕飯に炊いてみました。
 白米1合(180cc)を炊きます。
 無洗米ではないので、水で洗います。
 よく水切りしてから200ccの水とともにメスティンに入れて、半時間ほど待ちました。

 アルコール固形燃料に点火します。25gの燃料は、燃焼時間が約15分と書かれています。
 メスティンを載せれば、あとはすることがありません。
 最初は意外に火力が強く、3分ほどで湯が沸いたようでした。7分ほどすると隙間からシューッと蒸気も漏れます。そのころから、測ったように火力が落ちます。
 15分を前に火力は弱まり、やがて鎮火しました。

 冬に鍋料理を作るときに使う保温用の綿帽子にメスティンを入れて、15分ほど蒸らしました。
 これで完成でした。

アンチョビをつくる 2020 オイル漬け編

 アンチョビをつくろうと、イワシを塩漬けにしてちょうど1カ月がたちました。オイル漬けに進むタイミングでした。

 冷蔵庫から取り出した塩漬けイワシです。ラップをはがすと、重石もしてないのに、ぴっちりと重なり合ってます。
 薄茶色の液体は、ナンプラーです。回収するとエスニック料理の調味料になります。わたしは、ナンプラーを使う料理とはあまり縁がないので捨てました。

 1枚づつはがし、薄い食塩水で洗って塩抜きします。

 水分を飛ばしたイワシを2枚におろします。
 胴からロール状にして、瓶に立てていきます。こうしておくと、使うときに取り出しやすいからです。

 ベイリーフを置いて、2層目のイワシも敷き詰めます。

 オリーブオイルを、イワシがかぶるまで注ぎます。

 某スーパーで特売していた1リットルで600円台の格安エクストラバージンです。
 「ガルシア」と表記されていたので飛びつきました。スペイン北西部のガリシア州のことでしょう。サンティアゴ巡礼のゴール、聖地・サンティアゴ・デ・コンポステーラがある地方です。

 これを2週間ほど冷蔵庫で保存しておけば、食べごろとなります。

 アンチョビをつくる 2020 塩漬け編はコチラ

 

メスティンでつくる 簡単・山ナポリタン

 メスティンをゲットしました。いうなれば西洋式飯盒です。最近、はやりのアウトドアグッズです。
 これを使ってみたくてポンポン山に向かいました。ところがあまりに暑くて、その上に熱いバーナーを使って調理する気にはならず、昼飯は食べずに帰宅しました。
 シャワーを浴びて、エアコンを効かせた部屋で予定していたナポリタンをいただきました。
 ササッと短時間でつくれました。味もそこそこに合格です。

 ザックにいれて担いでいった保冷バッグとメスティンです。
 「スイスイパスタ」の要領で、あらかじめ水分を含ませてから冷凍したパスタや、アルミフォイルに小分けした塩、コショウ、バジルの葉なんかを詰めていました。
 保冷バッグには、アルコールフリーのビールが入ってました。飲んだのはアルコール入りに化けてました。

 ベーコン、タマネギ、ピーマン、ニンニクをアウトドア用のナイフ、オピネルで刻みました。
 メスティンにオリーブオイルを垂らし、ニンニクとタカノツメを入れてガスコンロにかけます。
 ベーコン、野菜を炒めます。
 いったん、蓋に取り出し、パスタとほぼ同じ重量のトマトジュースを入れて熱します。
 炒めたベーコンなんかを戻し、塩コショウしてケチャップをかけます。
 水分が飛ぶまで混ぜれば完成です。 

 幼稚園のときにつかった弁当箱を思いだします。こんなに大きくはなかったですかね。いつも好物の卵焼きが入ってました。

 トランギアというスウェーデンのブランドです。
 アルコール燃料を使う専用の五徳みたいな製品がセットで売られています。様子を見て、入手を検討します。

 アマゾンで注文すると、すぐに届きました。

自分でつくる へしこペペロンチーノ

 予告通りに「へしこペペロンチーノ」をつくりました。
 京丹後間人(たいざ)にある「へしこ工房HISAMI」からネット購入したへしこです。
 塩分控えめとはいえ、パスタを茹でる塩をいつもの半分くらいに減らしました。いい塩梅の塩加減です。
 同じイワシの発酵食品とはいえ、アンチョビとはひと味違ったニッポンの味です。オリーブオイルVS米ぬかですね。どちらも好きですがー。

 半切れを、骨ごと混ぜ込みました。

 彩にニンジンと万願寺とうがらしを1本、細く切りました。

自分でつくる めかぶのまぜそば

 めかぶというのは、わが人生で数回しか口にしたことがない食材です。キャビアやフォアグラのような貴重品でもありませんが、京都育ちのわたしの食生活には縁遠い存在でした。
 東京出張の折、定食屋の隣の男性がどんぶり飯にそれをぶちまけ、ズルズルと食べているのに驚いた記憶があります。初対面でした。
 珍しくも生協の宅配で届いたそれが冷蔵庫に入っていました。きょうは冷たいそばにかけていただきました。ズルリとそばが喉を滑ります。暑い日には、たまりません。

 ネバネバ仲間の納豆とオクラも一緒させました。
 温泉玉子にするつもりでしたが、火を止めるのを忘れました。茹ですぎて半熟さえ通り過ぎてしまいました。
 そばつゆは、市販のストレートタイプのものに、ごま油と一味を混ぜました。
 最後に、サラダ・キムチをトッピングしました。ミョウガとショウガとともに、これで一気に味が引き締まりました。
 カメラ写りはあっちに置いて、すべてをグチャグチャに混ぜると、サイコーの味となりました。

 めかぶは三陸産かとパッケージを見ると、なんと鳴門産でした。さして遠くはないところで獲れていたのです。
 

自分でつくる 万願寺とうがらしの素麺チャンプルー

 やっと梅雨が明けると、本格的に暑いです。「そうめんでもするか」となりましたが、ぶっかけ素麺ばかりでは芸がありません。
 ネットをうろついて、素麺チャンプルーに行きつきました。レシピはピーマンでしたが、万願寺とうがらしがあったので主役交代です。
 ゴウヤチャンプルーとはちょっと違った味に仕上がりました。昔に台北で食べたビーフンにも似ているようです。
 熱を加えていますが、汁気がないせいか、さっぱりといただけます。これは材料を変えて、バリエーションが楽しめそうです。 

 みどり色が美しい万願寺とうがらしです。主役らしい、シャキッとした舌触りです。
 最近では近くのスーパーでも見かけるようになりました。舞鶴の万願寺という地区で作られていた京の伝統野菜です。肉厚で、辛くないとうがらしです。

 ごま油と中華のガラスープを使っています。

自分でつくる きゅうりのキューちゃん

 「きゅうりのキューちゃん」といえば、某漬物メーカーの商標です。ところが、ネットで検索すると、きゅうりの漬物の普通名詞のようにレシピがたくさんヒットします。
 きゅうりがたくさんあったので、朝から漬け込みました。といっても作業は簡単。昼時には、すでに食べごろになってました。
 炊き立ての白ご飯にキューちゃんをのせて・・・。うまいですね。ポリポリといくつも食べてしまいます。

 ホンモノにも負けていないはずです。

 きゅうりを厚さ1センチほどに輪切りにします。大さじ1くらいの塩を振っておきます。
 漬け汁は、醤油、みりん、日本酒を各大さじ2、酢、ハチミツを各大さじ1ほど入れ、刻んだショウガ、タカノツメとともに沸騰させます。
 水を切ったきゅうりをいれて冷まします。
 きゅうりを取り除いた漬け汁の水分を飛ばして、きゅうりを戻せば完了です。
 粗熱をとってジップロックに入れました。 

 冷蔵庫に保管しておくと、しばらくは楽しめます。

今夜の一献 トマトのマリネ

 トマトのマリネをつくりました。またまた、自家農園のおいしいトマトをたくさんいただきました。ありがとうございます。
 お相手は、ギンギンに冷やしたフランス産のシャルドネです。とはいえ1コインほどで、お味もそこそこでした。あれこれ手を出さずに、1コインはアレと決めておけばいいのですが、売り場の前に立つと、ついつい手がでます。
 トマトの方は安定して、今回もいい味です。

 メーンは、生協宅配の味付け豚肉の炒めでした。レタスに巻いていただきました。

 トマトは、ミニと呼ぶにはちょっと大きく成長してました。真っ赤とオレンジがかったのと2種類あります。
 ヘタを取り、頭に十字の切込みを入れて、熱湯に15秒ほど。冷水に取りだします。
 ツルリと皮がむけました。何だか最近、この作業が多いです。
 ジップロックに、マリネ液とともに入れて冷蔵庫で保存しました。

 ジップロックには、オリーブオイル、ワインビネガー、ハチミツ、塩、コショウを。薄切りして水にさらしたタマネギも入れました。