六甲山 シェールミエールのチーズボロネーゼ

 飽きもせずにきょうもパスタとなりました。でもシチュエーションがちょっと違いました。
 週明けは台風接近の予報が外れて、まだまだ先に。からりと晴れ上がったので、どこか涼しいところへと、車で六甲山に登りました。
 穂高湖のほとりに生まれたばかりの絶景カフェ「シェールミエール」でランチしました。
 あまりセレクトの余地はなく、無難に「チーズボロネーゼ」(1628円)です。自慢の生パスタがもちもちでした。

 セットのコンソメスープ、アイスコーヒー(プラス150円)とともにいただきました。

 奥さまは「キッズカレー」です。量が少ないだけで、スパイシーなおとなのお味でした。

 三角屋根に青空が広がる気持ちのよい空間です。

 窓枠の額縁に収まっシェール槍です。標高643mの小さな鋭鋒です。
 大正初期に神戸居留地のドイツ人、H・シェールが好んで登ったことからそう名付けられたそうです。

 店内をのぞき込みました。

 はるかにそびえるシェール槍です。手前は穂高湖です。
 堰堤でせき止められた人工湖は、北アルプス・上高地の大正池に雰囲気が似ていることからの命名です。槍とセットです。

 こちらが湖畔のシェールミエールです。
 「シェール槍が見え~る」ということでしょう。

 シェール槍への登攀路を歩いてみました。

 ペットボトルの水すら準備していない無謀登山はすぐに中断しました。
 戻る途中の湖上では、子どもたちが水遊びを楽しんでいました。

 6年ほど前にここへやってきたことがあります。桟橋の「森のふ頭」や湖面に映る逆さ槍の光景は当時と変わっていませんでした。

 汗だらだらで登った 摩耶山

摂津峡で食べる冷たい素麺と三好山

 高槻の三好山に登り、摂津峡で冷たい素麺をいただきました。
 途中のコンビニで仕入れた氷は、保冷袋に詰めて仲間に担いでもらいました。ほとんど溶けてませんでした。わが家で茹でてきた素麺に載せて、水を注ぎました。ペットボトルのまま凍らせてきた素麺つゆにも氷を浮かせてギンギンに冷しました。
 汗だくだった体は、期待通りに急速冷却できました。冷たければすべてOK。われながら大成功でした。 

 錦糸卵にキュウリ、青ネギ、ミョウガ、ショウガと薬味も刻んできました。万全でした。

 三好山の頂上には、室町時代末期の武将、三好長慶がここで畿内を統一して天下人となった芥川山城があります。仲間とポーズです。

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ポンポン山・竃ヶ谷 オオキツネノカミソリとイワタバコ

 ポンポン山の北の谷、竃ヶ谷に今年もオオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)がオレンジ色の大きな花をいっぱいに咲かせていました。朝日のスポットライトを浴びて光っています。
 猛暑の夏です。竃ヶ谷に入ると少しは涼しかったとはいえ、オオキツネノカミソリの群落を前にカメラを構えていると、ポタポタと汗がしたたり落ちました。

 黄金に輝いています。

 ポンポン山西麓の不動谷にも行ってみました。
 岩場の斜面にイワタバコ(岩煙草)が咲いていました。

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朝日のあたる 水無瀬神宮

 早朝の水無瀬神宮まで散歩しました。
 『招福の風』と題して、たくさんの風鈴や風車が飾られています。朝日を浴びて輝いていました。

 風鈴の音は元々お祓いで使われていました。
 風に乗ってやってくる災いを祓い健康と幸福を運ぶ音色です。
 風鈴の間を通り抜け本殿にお参りしてください。
   ~水無瀬神宮のホームページより

 「全国名水百選」に選ばれている「離宮の水」を求めて、大きなポリタンクをもった人々が並んでいます。

 名水百選の認定書がかかります。

 手水鉢には鬼灯(ほおずき)と浮き玉が浮かんでいます。

 ユリ大きな花弁も混じっています。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3-10-24
 075-961-0078

 帰り道です。散った花が路面を白くしていました。見上げるとエンジュ(槐)でしょうか。

 イチジク(無花果)がたわわに成ってます。後ろは、この辺りでわずかに残っている水田です。

梅雨明けの水無瀬の花、カメラ散歩

 きょうにも梅雨明けするのでしょう(追記=きょうも見送られました)。朝から暑い中、修理から帰ってきたコンデジ、LUMIX LX100Ⅱを片手に水無瀬の辺りを散歩しました。
 ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙=クロコスミア)が、鮮やかな朱色の花を咲かせていました。

 さすがに暑いのか、花は下向き加減です。
 名前からして在来種かと思ったら、明治の中ごろに渡ってきた外来種でした。先祖は英国で栽培用に交配されました。

 雑草が生い茂る休耕田の道端に咲いていました。

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石清水八幡宮 余滴ためたる花々

 雨の合間の石清水八幡宮を散歩しました。
 一の鳥居をくぐった右手の放生池にはスイレン(睡蓮)がいくつも開いていました。

 ヤブミョウガ(藪茗荷)は、可憐な花を咲かせています。

 ウバユリ(姥百合)がすっきりと花を延ばしていました。

 ギボウシ(擬宝珠)が雨上がりの余滴をためています。

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山と飲み会 行者尾根から摩耶山 温泉&中華

 梅雨も終盤にして各地で豪雨の警戒も続いています。でも、なんとか曇り空が続いてくれた六甲でした。
 行者尾根から摩耶山に登りました。「山と飲み会」は、こんな蒸し暑い日も、下山後の一杯を楽しみに7月例会の決行となりました。
 

 メンバーのお薦めで初めて登った行者尾根は、ちょっと緊張させられる岩場もあるハードなルートでした。


 
 早々に下山後は、水道筋にある灘温泉に直行しました。灘の源泉かけ流しで、さっぱりと汗を流しました。

 なにわともあれカンパーイ! 大阪王将王子公園店で例会のタスクを完遂しました。

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越前・赤兎山 ニッコウキスゲ、ササユリトと土砂降りと

 福井・石川にまたがる赤兎山に山仲間8人で登りました。この時期、山頂直下の池塘に黄色いニッコウキスゲが咲くことで人気の山です。
 天気予報は曇りのち午後から雨と最悪。なんとか降り出す前にと午前9時すぎには中腹の登山口から歩き始めました。
 まだ残っていた満開のササユリやギンリョウソウなどの花々にカメラを向けて頂上に。そこからは一転、雷鳴も伴う大雨に。避難小屋に駆け込みました。
 小雨になるのを待って、咲き乱れるニッコウキスゲもそこそこに、ノンストップで無事下山しました。

 雨に濡れるギンリョウソウは果実が膨らんでいました。

 赤兎山の頂上でこのポーズを決めた直後、予測よりも早く大粒の雨が降ってきました。

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京都を歩く 双ヶ岡から御室八十八カ所巡り

 京都・御室の仁和寺の背後の標高100メートルほどの成就山がそびえます。山腹を一周する約3キロの山道に88のお堂が連なります。ここを巡ると四国八十八ヶ所巡礼と同じご利益があるとわれます。成就山八十八カ所霊場(御室八十八カ所巡り)と呼ばれています。
 梅雨入りしましたが雨の心配はなさそうと26日、南の双ヶ岡から歩きました。
 わたしの目的は、新たに入手した安価なコンパクト・デジカメのテスト撮影でもありました。

 双ヶ岡から仁和寺を見下ろしました。寺の左奥に霊場はあります。

 仁和寺の西門あたりに「御山めぐり」の石柱と「OMURO88」と横文字表記の案内板があります。

 おおむねよく整備された巡礼路です。でもここだけは崖を登ります。

 以下は88ヵ所のお堂すべを撮影したテスト撮影記録です。
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大原10名山 「未踏」の金毘羅山を再制覇 

 「大原の里10名山」の一峰、金毘羅山に登りました。遅れている梅雨入りを前にした猛暑の一日でした。
 京都・下鴨の中学校ワンゲル部員だったころに登った地元の山です。ところが、GPSアプリのYAMAPでは「未踏」となっていました。このブログでは6年前に登ってますが、ピークには立っていませんでした。
 軽い気持ちで歩きましたが、とにかく暑かったです。制覇の証拠写真も撮りました。

 ピークの手前の見晴らしがよいポイントにそびえる印象深い石碑です。ハングルに似てなくもないですが、阿比留(あひる)文字で書かれているそうです。それにしてもなぜ、ここにと不思議が募ります。

 中腹の琴平新宮で、社殿を修復中の親子と話し込みました。亡くなられた宮司さんを継がれたそうです。
 「御香水があるよ」と教えられた社殿の裏に、冷たい清水が湧き出ていました。おいしくいただきました。

 江文峠まで下ってきて昼飯にしました。途中のコンビニで買ってきた「俵むすび弁当」です。参道の石段でおいしくいただきました。

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