京都の英国 ドリムトン村・ポントオークのアイスクリーム

 「京都の英国」というコピーがぴったりのドリムトン村を訪ねました。
 亀岡の谷性寺で桔梗を見た帰り道です。茨木に抜ける曲がりくねった山道の先に、この異界はありました。
 ポントオークティールームで頼んだのはアイスクリームです。「ベリー&ベリー」といったのを選びました。
 目の前でアイスクリームの上に、真っ赤なベリーのシロップを垂らしてくれました。甘さ控えめで、ベリーのジューシーさが引き立ちます。こんに大きなのを!と思いながらも、ペロリと平らげました。

 奥さまが頼んだのはティーです。

 メニューには10数種のティーが並んでいます。オリジナル・ブランドなのでしょうか。

 こんな部屋でいただきました。
 向こうにはミニライブでもできそうなスペースがあり、貸し切りできるようです。
 他にも大きな窓がある部屋や、2階もあるようです。

 クラシックなピアノの横には、これまた気になる蓄音機が置かれていました。

 レストラン・ティールームへの入り口です。

 ここはエントランス棟で、先に注文と会計を済ませてしまいます。グッズも販売しています。

 左がレストラン・ティールームです。

 裏手に回ると、どこの国にやって来たかという雰囲気です。

 深紅のペチュニアが、自転車の前かごに盛られています。

 かわいいコテージが連なります。

 今にもガーデン・パーティーが始まりそうなセッティングです。

 チャペルや宿泊棟もあります。ウェディングからB&Bといろんな利用ができるようです。

 ポントオーク (PONT-OAK)
 0771-27-3004
 亀岡市西別院町柚原水汲12

亀岡 光秀ゆかりの谷性寺とききょうの里

 桔梗(ききょう)といえば、秋の七草ですが、6月ごろから咲き始めます。京都の蘆山寺や天得院からも花の便りが聞こえます。
 明智光秀ゆかりの谷性寺(こくしょうじ)の「ききょうの里」も28日から公開されています。京都縦貫道の亀岡ICで降りて先日と同じるり渓への道を走りました。
 騎乗の光秀像をバックに、紫色の清楚な花が咲き乱れていました。

 境内には光秀首塚もあります。

 花そのものもきれいですが、背景と溶け合ってその美しさが引き立ちます。

 白いききょう清々しいです。

 ききょうの里では、8つのブロックがテーマをもって競っています。開花前のききょうが多く、こちらが見ごろとなるのはまだ先のようです。

 山門は明智門と呼ばれます。
 ききょうは明智家の家紋です。光秀の首塚があり、ききょうが咲くことから光秀寺とも、ききょう寺とも呼ばれます。

 谷性寺
 亀岡市宮前町猪倉土山39 MAP
 0771-26-2054

 紫陽花も見事です。

 この黄色い花はアラゲハンゴンソウ(キヌガサギク)というそうです。

 谷性寺の脇の大きな木の下に、ベンチがありました。早くもセミが鳴いていました。涼しい風が吹き抜ける天国のような場所でした。
 まだ知らない店で外食する勇気はないので、亀岡市街の国道9号沿いにある道の駅「ガレリアかめおか」で買ってきました。深山に登った時と同じです。
 「亀岡牛すき焼き弁当」は、これで600円とは思えない豪華版です。

 柔らかい牛肉が、甘めの味付けです。
 亀岡産キヌヒカリのご飯も、たっぷりと入っていました。

 マスクを外して、安心していただきました。

 

ポンポン山 ササユリと山パスタ・ペペロンチーノ

 雨も止んだのでポンポン山に登りました。山頂に、なんとササユリが咲いているとの情報を、ネットで見つけたからです。
 フクジュソウにクリンソウ、ヤマブキソウやニリンソウ・・・と、この山ではいろんな花を楽しんでますが、ササユリは初めてです。
 雨粒を光らせるササユリです。ちょっと盛りは過ぎているようですが、待っていてくれました。

 昼飯は、頂上で山パスタを楽しみました。アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのバリエーションです。こんなシーンで食べれば、サイコーの味です。

 日曜日だというのに、天気がいまいちだったせいか、山頂はこれまでになく空いてました。

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コロナ対策 「シールド・スクリーン」をつくる

 ピアノ・レッスンのための「シールド・スクリーン」を作ってほしいと頼まれました。
 新型コロナ・ウイルスのため、奥さまのピアノ教室はzoomによるリモート・レッスンが続いています。そろそろ再開を模索する動きも出てきました。その対策として、教師と生徒との間にシールド・スクリーンを設置しました。
 ピアノの生徒と、手前の椅子の距離は2メートルほど離れているうえに、このスクリーンで飛沫を浴びることも少なくなるでしょう。

 近くのホームセンターで細い角材と透明シートなんかを買ってきました。合わせて2800円ほどでした。
 まずは窓枠のようなものをつくりました。10cm角の合板を半分に切った三角形の補強材に、角材をボンドで接着しました。 

 百均出身の白色ペイントを塗って格好をつけました。
 2枚の枠で透明シートをはさみ、木ネジで固定しました。

 枠を自立させることも考えましたが、面倒なうえ、いずれ長期間使用するものでもないだろうと、小さな脚立にひもで縛り付けるという安易な方法にしました。
 それにしても脚立が2つも。ひとつはzoomのためのノートパソコンが載っています。殺風景なことです。

コントロール・アンプ Toshiba12BH7Aに交換する

 メーンアンプの2A3に続いて、コントロールアンプの真空管も交換しました。
 CDやLPなどのソースを選択、音量を調節するためのアンプです。高音や低音の出方を調節するトーンコントロール機能はついていません。
 12BH7Aという真空管が各チャンネル1本、使われています。
 左の2本が、これまで長く使ってきたJJ-Electronic(スロバキア)製ECC99(12BH7A互換球)です。右の2本は、ELECTRO-HARMONIX(ロシア)製の12BH7AEHです。

 今回、ヤフオクで入手したのは東芝製の12BH7Aです。かつてはテレビでよく使われていました。
 箱に書かれた当時の定価は700円です。1本は、未開封の新品でした。

 3本を見比べて、身体検査をしてみました。
 まずは太さ。JJとELE-HAMOは直径が22mmありますが、東芝は20mmで細身です。

 身長は、JJがノッポです。ELE-HAMOはずんぐりむっくりです。

 東芝製に差し替えました。

 さっそくの音出しです。
 コントロールアンプの球1本くらいで、それほど音が変わるとは思っていませんでした。それが、変わりました。
 中高音の響きがまろやかになったという印象です。元気がなくなったとも言えます。
 バッハのオルガンの調べも、心地よくなりました。しばらくは、この状態で聞いてみます。

 【追記】
 朝からLPを聴きました。ヴァイオリンが響かずにガックリ!! ELE-HAMOに差し替えました。ネットラジオをBGMに聞いているのならよかったのですがね。

阪神最高峰・大野山 紫陽花と岩めぐり

 阪神地域の最高峰という大野山(おおやさん、753m)に登りました。
 3日前に登った北摂の最高峰、深山(790.5m)よりは低いですが、高低差はコチラが勝ってます。登山道は木陰だったとはいえ、急登に汗がしたたりました。
 山頂からは360度のパノラマが広がっていました。向こうの山並みのポツリと飛び出しているのが、深山頂上の雨量観測所です。

 頂上には猪名川天文台がありました。
 頂上一帯の大野アルプスランドは道路工事などで休園中です。天文台も閉まってましたが、その周りは青い紫陽花が満開でした。

 きょうのわたしの昼飯は、自宅近くの水無瀬にある「パオ」で買ってきたパンでした。こう暑くては、食欲もわきません。これくらいでちょうどよいです。

 頂上から西に延びる尾根に沿って、太古の時代の火山活動の名残である「凝灰角レキ岩」という大岩が散在しています。
 ちょっと頂上辺りの散策のつもりでスタートした「岩めぐり」ですが、これが本格的ともいうべき山のルート。「神楽座」という岩までやって来たときは、帰りの登り返しが気になるほどでした。

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京都・車折神社の茅の輪くぐり 中村軒のみな月

 新しい疫病に振り回された半年でした。
 京都・嵯峨の車折(くるまざき)神社に参り、夏越祓(なごしはらえ)で茅の輪を潜りました。半年間に溜まった病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うという儀式です。
 8の字を描くように左回りから3回潜るのが作法のようです。「京都人の密かな愉しみ」でも、ヒースロー教授がていねに回っていたシーンがありました。
 ここは、鳥居の周りにあまりスペースはなく、茅の輪で身を浄め、人形(ひとがた)を納めると、6月30日の大祓式(おおはらいしき)で神主がお焚き上げしてくださるそうです。

 わたしも人形に名前、年齢、男女の別を書き込み、息を3回吹きかけて納めました。
 お焚上料は100円でした。

 参道から、朱色が鮮やかです。 

 車折神社の境内社の芸能神社は芸能、芸術の祈願をする有名人も多いです。
 壁一面に奉納された玉垣です。

 土屋太鳳や石橋貴明といったタレントの名前を探すのも楽しいです。

 お札の返納所には、舞扇が納められていました。芸の上達を祈願するのでしょうが、「バレーシューズはお断り」と注意書きがありました。

 裏参道を出ると、目の前が嵐電(京福電鉄)の車折神社です。

 鳥居の向こうにやってきた嵐電を動画で撮影しました。

 ホームの反対側から振り返りました。

 車折神社
 075-861-0039
 京都市右京区嵯峨朝日町23

 帰り道に桂離宮の横にある和菓子の中村軒に寄りました。夏越祓といえば、水無月も欠かせません。
 「みな月」を2つ、買って帰りました。

 夕食後にさっそくいただきました。もっちりとした、甘さ控えめの上品な味です。

 中村軒
 075-381-2650
 京都市西京区桂浅原町61

北摂最高峰・深山をハイキング

 北摂最高峰という深山(みやま)にハイキングに出かけました。標高は790.5 mあり、360度の眺望が楽しめる山でした。
 大阪・能勢町と京都・南丹市に接しており、兵庫・丹波篠山市にも近い山です。わたしは京都側のるり渓から登りました。
 標高の割りには、登山口からの高低差はたいしたことはないので、奥さまを誘いました。深山宮が祀られている頂上での珍しいツーショットです。

 【2020/06/21 10:26】
 るり渓温泉の無料駐車場に車を止めてスタートしました。

 車道をしばらく歩いて登山口です。

 コースはよく整備されています。

 るり渓GCの横を抜けます。

 登り坂もありますが、比較的なだらかな道が続きます。階段がないのがなによりです。

 【11:23】
 樹林帯を抜けて、気持ちの良い尾根筋に出ました。

 視界が開けて気持ち良いです。

 尾根筋には3つの前峰があります。コブのようで高低差はしれてますが、これを越えていきます。

 先ほど、抜かされた若者のグループは、もう向こうのピークに達しています。

 ゴルフボールを載せたようなドームが見えてきました。あそこが深山の頂上です。

 振り返ると北摂の山々が広がります。
 思っていたほどカンカン照りにはならず、気温も上がりませんでした。気持ちよい風が吹き抜けて、快適に歩くことができました。

 ルートは平たんになり、もうすぐです。

 ちょっとお疲れの表情でがんばります。

 「建設省近畿地方建設局深山レーダ雨量観測所」とプレートが掲げられていました。

 【12:09】
 深山に着きました。 
 山頂には、深山宮(しんざんぐう)が鎮座していています。山自体が御神体で御祭神は、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)です。
 山頂に祠が祀られいるのは珍しくありませんが、頂上に大きな石が祀られているのは初めてです。

 とりあえず昼飯にしました。
 途中の亀岡市街で京都縦貫道を降り、国道9号沿いにある道の駅「ガレリアかめおか」で買ってきました。
 一緒に買ったお茶は、「明智光秀」ブランドです。

 「鶏ごぼう飯」(350円)は、甘く炊いた鶏とゴボウが載ってます。この値段で、この味。いいですね。

 「巻きずし」(350円)も、手作り感一杯です。巻きずしが太くて、食べ応えがありました。

 「ガレリア朝市」は、採れっての地場野菜を目当てにした買い物客で、ちょっとした3密状態でした。

 ガレリアかめおか
 亀岡市余部町宝久保1-1
 0771-29-2700

 ゆっくりと食事を済ませて、周りの山々に目をやります。
 向こうにポンポン山が見えている! ようです。案内板に書かれていますが、霞んでいて、どれか確定しかねます。

 向こうの稜線の右側のコブは、愛宕山です。

 こちらは丹波方面です。
 山の仲間のホームグラウンドである羽束山や有馬富士が臨めます。

 さて深山の頂上はと思いましたが。最高地点は神域のようです。

 行きと同じルートを下山しました。
 残念ながらこれといった花は咲いていませんでした。まつぼっくりが膨らんでいます。

 こちらは赤ちゃん? まだ紫色です。初めて見ました。

父の日の一献 「ORVAL」と「山崎原種樽熟成ブレンド」

 ベルギー・ビール、「ORVAL」をオリジナルグラスに注ぎました。オルヴァル修道院で醸造されるトラピスト・ビールの最高峰だそうです。
 2014年にブリュッセルを旅したときに、王宮近くにある楽器博物館の階上レストランで飲んだ思い出の味です。
 父の日のプレゼントでした。ちょっと濃い目のほろ苦い味を、ゆっくりと堪能しました。

 お相手としてはどうかとも思いますが、珉珉にも王将にも足が遠のいているいま、テークアウトして自宅で食べられる最高の餃子が「ミスターギョーザ」です。
 これを焼くのはわたしの役目です。慣れたもので、パリッと香ばしく焼き上がりました。

 ミスターギョーザは京都の羅生門近くにあります。昔は、ここで食べるか、店先で買うしかありませんでした。
 それが、いつの日からか大丸京都店の店頭に並ぶようになり、今では高島屋京都店でも人気商品です。
 いつも2ケース、買ってきて、1個は冷凍保存しています。

 ミスター・ギョーザ
 075-691-1991
 京都市南区唐橋高田町42

 いつもの「一番搾り」も開けました。レンコンのキンピラは好物です。

 「ピンポーン!」とチャイムが鳴り、宅配便が到着しました。こちらはサントリーのプレミアム・モルツ「山崎原種樽熟成ブレンド」でした。
 わが子からは、「ビールさえ飲ませておけば上機嫌」と思われているようです。ごちそうさまです。

自分でつくる たっぷりねぎとお揚げの和風オイルパスタ

 きょうもパスタですませました。
 お揚げ(うすあげ)が冷蔵庫にありました。「パスタ+お揚げ」でネット検索したところ、「たっぷりねぎとお揚げの和風オイルパスタ」というレシピがヒットしました。
 醤油ベースの和風ですから、華やかな色彩はありません。でも味はばっちり。固く焼けた揚げが、いい食べ応えです。

 オリーブオイルがごま油に代わり、ネギのうま味と塩昆布、だし醤油が味の決め手です。