ジムに行くつもりでした。でも、こんなに天気が良いのだから室内のローラーの上で汗をかくより、山道を歩く方がよほど気持ちがよいです。ポンポン山の竃ヶ谷に進路変更しました。
ピークを取りに行くより、花を撮りに行きます。
一斉に花咲くスプリングエフェメラルは、すでに終盤。それでもイチリンソウ(一輪草)とヤマブキソウ(山吹草)が谷の斜面を白と黄色に染めていました。
イチリンソウは純白のイメージです。中にはピンクを帯びた花弁のも混ざります。
ヤマブキソウも毎春のように撮りにやって来ています。
連休の土曜日でしたが、出会ったハイカーはわずか。静かな谷は新緑で覆われていました。
恥じらいのピンクです。
下からのぞき込むように。駅の階段なんかでそんなことをすれば御用ですが、ここでは存分に。
風にそよぎます。
ナンバー1はわたしよと。
正面からもまじまじと。
いや、ご立派です。名のごとく、一輪で主役がはれます。
花言葉には「久遠の美」があります。開花期間が長いからです。半月ほど前に訪れたときに、すでに咲いていました。
ヤマブキソウを知ったのは10年ほど前です。フクジュソウ(福寿草)の保護地で、「5月になったら、この谷の下でヤマブキソウが咲きますよ」と教えられました。
ヤマブキ(山吹)と同じ黄金色です。
ニリンソウ(二輪層)はすでにほとんどが咲き終わっていました。
フタバアオイ(双葉葵)の花は、まだ咲いていました。
葵祭は15日です。そのシンボルが、このフタバアオイです。
クリンソウ(九輪草)が咲くのは、まだ先です。
オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)が咲く辺りです。
出灰川を渡って竃ヶ谷へ入ります。コンクリートブロックが敷かれて、安心して渡れるようになりました。。
2時間半ほどでのお山歩で大原野森林公園森の案内所に戻ってきました。途中のコンビニで買ってきたおむすび弁当で昼飯にしました。