ひらパーの「早朝ローズガーデン散策デー」

 京阪・枚方パークのバラ園「ローズガーデン」が70周年を迎えました。フェスティバルのひとつとして「早朝ローズガーデン散策デー」が行われています。午前7時の開園とともに訪れ、バラ満開の庭を散歩しました。
 早起きしたかいがありました。バラの甘い香りに包まれた清々しい空気を吸いました。レンズをどちらを向けても、格好の被写体ばかりです。
 「愛の神殿」のバラのトンネルの先には、キューピットがいました。

 ローズガーデンには、春しか見られない原種のバラや、つるバラ、花色・花形が豊富な四季咲き性のバラなど、約600種4000株が咲き誇っています。

 フェイクローズ(造花)のハート型ベンチは、カップルらのフォトスポットだそうです。

 バラの小径の向こうには「ひらパー」名物の大観覧車がのぞいています。

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ポンポン山・竃ヶ谷 満開のイチリンソウとヤマブキソウ

 ジムに行くつもりでした。でも、こんなに天気が良いのだから室内のローラーの上で汗をかくより、山道を歩く方がよほど気持ちがよいです。ポンポン山の竃ヶ谷に進路変更しました。
 ピークを取りに行くより、花を撮りに行きます。
 一斉に花咲くスプリングエフェメラルは、すでに終盤。それでもイチリンソウ(一輪草)とヤマブキソウ(山吹草)が谷の斜面を白と黄色に染めていました。

 イチリンソウは純白のイメージです。中にはピンクを帯びた花弁のも混ざります。 

 ヤマブキソウも毎春のように撮りにやって来ています。

 連休の土曜日でしたが、出会ったハイカーはわずか。静かな谷は新緑で覆われていました。

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京都・大原 古知谷・阿弥陀寺の百花繚乱

 京都・大原の古知谷にひっそりとたたずむ阿弥陀寺です。色とりどり、なかでも黄色いクリンソウ(九輪草)が咲くことで知られます。
 ちょっと早いかなと訪れると、あれやこれやと花々が一斉に開いていました。山野草図鑑をめくるようで、文字通り百花繚乱の美を競っていました。
 絶滅危惧種のクマガイソウ(熊谷草)も、いっぱいの花を開けていました。

 ヤマシャク(ヤマシャクヤク、山芍薬)も、ポッツと大きくて白い花を開けていました。ここで出会えるとは思っていませんでした。

 クリンソウは咲き始めたばかり。九輪の一輪目でした。

 新緑も清々しい阿弥陀寺です。喧騒の三千院辺りからちょっと離れただけなのに、出会ったのはたったの5人。静寂に包まれていました。

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京丹波・わち山野草の森 オオイワカガミとキエビネに癒される

 京丹波町の和知までドライブしました。お目当ては「わち山野草の森」でした。
 「満開は過ぎましたが、まだ咲いていますよ」と入場料、350円を支払った窓口嬢。イワカガミ、いや正確にはオオイワカガミがいっぱい咲いていました。
 山道では何度か見たことがありますが、これほどに密集して咲いているの初めてでした。

 黄色いからキエビネ(黄海老根)です。凛とした花の美しさから人気の高い野生ランです。

 森の最高地点の天蓋山(173.9m)には、大きな松の木にブランコがぶらさがっていました。しばし、ユラリ、ユラ~リ。ブランコっていつ以来でしょうか。

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太閤道 黄金色に輝くキンランと不思議モニュメント

太閤道を歩きました。わが町・島本から高槻に続く尾根道です。
ことしもキンラン(金蘭)の花に出会うことができました。名前のごとく黄金色に輝いていました。里山の春です。

筍のシーズンは終わった竹林の道に、突如現れる不思議モニュメント1です。「トナカイ」と彫られています。でも、なぜに?

太閤道(尾根)から北の山腹にある岩神神社へ下る山道です。分岐点に立っている不思議モニュメント2です。なぜに「車」。近くに自動車が通れるような道は存在しません。
スマホの地図アプリ、YAMAPのフォローさんが不思議がっておられました。わたしも行ってみました。

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京都北山 シャクナゲ尾根に初々しいピンクが咲き競う

 京都北山の大原の奥にあるシャクナゲ尾根です。シャクナゲ(石楠花)が咲き始めたばかりでした。
 花木の女王とも呼ばれます。そのプリンセスたちは、初々しいピンクに染まっていました。
 尾根がシャクナゲのトンネルとなるには、もう少し時間がかかります。それでも咲き競う花々に、レンズを向け続けました。

 イワウチワにも出会うことができました。

 シャクナゲ尾根を通り、天ヶ岳のピークを踏み、大原に下山しました。
 初夏を思わせる天気でしたが、ほとんどが木陰を歩くルートで助かりました。

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ポンポン山・竃ヶ谷 春の花々の競演 2025

 ポンポン山の花の谷、竃ヶ谷を春の花々を求めて歩きました。
 咲き始めていました。ニリンソウ(二輪草)です。ただ辺り一面というほでにではなく、イチリンソウ(一輪草)は文字通りに1輪しかレンズに収めることができまんでした。
 昨年の今ごろは、すでに満開でした。今シーズンは3月の寒さの影響で開花が遅れているようです。
 それでも一斉に開花した可憐な花々を追いました。

 ヤマブキソウ(山吹草)も、まだ1か所に10輪ほどだけでしたが、山吹色の花弁を太陽に向けて開いていました。

 トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)も見つけることができました。直径5mmほどの小さな花です。

 フタバアオイ(双葉葵)は、大きな葉の下に隠れて可愛い花を開いていました。

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ポンポン山 カタクリが乱舞する

ポンポン山に登りました。きょうのお目当てはカタクリの花です。
お隣の小塩山でたっぷりと楽しんだばかりです。それでも飽きることなくシャッターを切りました。
良い天気になりました。気温はそれほど上がらず、そのせいかクルリンパーとイナバウアーしている花よりも、ヒラリと乱舞しているのが目立ちました。

このツインズは仲良くシンクロしています。

 株数が圧倒的に多くて、うす紫のジュータンを敷いたようでした。これだけの群生は、小塩山よりすごいです。

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東一口 前川堤の桜並木で最後の花見

 傘マークが天気予報には並んでいるのに降ってきませんでした。久御山町東一口の「前川堤の桜並木」を見物に行きました。
 ところで「東一口」はなんと読むのでしょうか。京都検定にも登場する難読地名です。答えは写真の中にあります。
 初めてやってきました。淀水路の河津桜や背割り堤にも負けない見事な桜並木ですが、平日の曇り空とあってか花見客はまばらでした。

 青い水路に反射していたら・・・。

 約200本のソメイヨシノが並び、京都の自然200選に選ばれています。

 早くもサクランボをいっぱいにつけている木もありました。

 オキザリスに花が散ってました。

 立派なタンポポの上にも。

 地元・島本の町の花、ヤマブキは咲いたかなと椎尾神社に回ってみました。桜の背後は真っ黄色でした。
 サントリー山崎蒸溜所のを突き切った山手にあります。

 参道がイエローロードです。

 白いヤマブキも混じります。

 シャガも咲き始めていました。

 桜はかなり散っています。シーズンが移ろうとしていました。

小塩山 イワナシとカタクリの花 2025

 京都西山の小塩山にカタクリ(片栗)が咲きました。今年は1週間ほどは遅いとのことですが、ここ数日の陽気で一気に開いたようです。暖かな日差しを浴びて、イナバウアーしてました。
 イワナシ(岩梨)も咲いているとのレポートがありました。尾瀬などで咲くという宝石のようなピンクのかわいい花が、小塩山でも開花したのです。
 広い山のどこに咲いているのかはわかりませんでした。それに出会うことができました。
 

 白花のカタクリが1本だけ咲いていました。色素異常(劣勢遺伝)で、出現率は100本から1000本に1本と希少です。

 カタクリの蕾と満開のミヤマカタバミ(深山片喰)です。

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