きょうも綾部までアッシーとなりました。何を食べようかと、楽しみではあります。
綾部市街から北へ12キロ、20分ほど走った志賀郷(しがさと)にある「そば処 あじき堂」を訪ねました。
玄関に「しゃも蕎麦」(1300円)と張り紙がありました。お勧めなのだろうと迷わずに頼みました。そばは冷と温がありましたが、締めてある冷たい方を頼みました。そば汁をは温かいです。
いい香りです。いかにも手打ちを感じさせてくれました。
「こちらのしゃもを使っています」と、同じ綾部の蓮ケ峯農場の「奥丹波黒峰シャモ」のパンフレットをいただきました。
なるほど、噛むほどにシコシコと歯ごたえとうま味のあるしゃもです。
ねぎとともに入っていたのは、薄く切ったゴボウでした。七味ではなく、山椒を振りかけました。
そば湯は思いのほかさっぱりとしていました。汁がおいしいので、最後まで飲み干しました。
1時を回っていたので、わたしが最後の客でした。広い居間でいただきました。
あじきさんは、やはり安喰さんでした。でも京都のあじき路地の安喰さんとは縁はなく、出雲の出ということでした。
昔の田舎道の、どこにでもある家です。暖簾がなければ通り過ぎてしまいます。わたしは向こうから走ってましたが、いったんは通り過ぎて、駐車場の案内で気づきました。
そば処 あじき堂
090-8099-6422
綾部市志賀郷町町ノ下31
時間があったので、近くの安国寺に行ってみました。茅葺の立派な本堂です。
14世紀半ばに、室町幕府の初代将軍、足利尊氏により創建されました。尊氏の出生地でもあり、墓もありました。
名残の紅葉が赤く染まっていました。
テレビのアニメ「一休さん」が幼少に修業した寺のモデルとなったそうです。
安国寺
綾部市安国寺町寺ノ段1