体調もやっと回復したので、遅れてしまった初参りに出かけました。
京都・宇治田原の山の中にある猿丸神社です。瘤(こぶ)取りの神「猿丸さん」として親しまれ、近年は「がん封じ」の神さまとしても信仰を集めています。
調べてみると、わたしは2013年から毎年参っています。その前年の手術の前に、大津に住む義妹夫婦が参って、御守をもらってきてくれたのが縁です。おかげで、再発(再燃)もなく、7年目も元気に過ごすことができました。
「木のこぶ」が並んでいます。瘤取りのお礼に奉納されたものです。参拝者はこれを自分の体に押し当てて、ご利益があることを願います。
本殿の前には、石造の猿が鎮座しています。
今年も厄除けの笹をいただきました。
お茶所に入ると、薪が赤い炎を上げています。おしい煎茶をいただいて、温まりました。この辺りは宇治茶の産地です。
「猿顔絵馬」が人気です。目鼻を自分で描きます。
参道には、あちこちにツバキが咲き誇っていました。
猿丸神社
京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺粽谷44
0774-88-3782
宇治田原から宇治川の天ケ瀬ダム近くに出て、平等院の横を走って対岸にある興聖寺にやって来ました。わが家の墓があります。
年末の掃除にもやってこられなかったことを詫び、墓石をきれいにして新しい花を供えました。
法堂にお参りに行くと、昨日、行われた「新年大般若祈祷法要(秋葉講)」の真っ赤な幟が掲げられたままになっていました。
法堂の正面まで進むと、よく目立つ場所に母親が願主となって奉納した幟(のぼり)が翻っていました。
赤い幟で、いつもとは違った風景でした。
興聖寺は、道元禅師が「曹洞宗初開道場」として開きました。
興聖寺
宇治市宇治山田27-1