淡路島 諭鶴羽山と灘黒岩水仙郷の満開のスイセン

 淡路島の最高峰、諭鶴羽山に登りました。
 登山口の近くにある灘黒岩水仙郷は、初春のような日差しを浴びてスイセンが満開でした。真っ青な空に向けて、すっくと花を広げ、甘い香りを振りまいていました。

 諭鶴羽山(607.95m)の頂上からは、春霞の彼方に紀泉アルプスからダイヤモンドトレイルに連なるスカイラインが見渡せました。
 

 いつもの山の仲間と登りました。温かいコーヒーとともにいただくM子さん手作りのお菓子と、Uさんの果物をつまむひと時がいつもながらの楽しみです。


 【2019/01/30 09:47】
 淡路島の南東端にある南あわじ市の灘黒岩が諭鶴羽山の登山口です。
 三田市に住む3人が乗った車に、JR神戸線とつながる舞子の高速バスストップで拾ってもらってやってきました。
 屋根の右上にちょっこりと見えるアンテナが、諭鶴羽山の山頂です。海抜0メートルから正味を登ります。

 頂上直下にある諭鶴羽神社は、信仰のお山でした。参拝の古道が続いていて、神社までは19丁です。丁(町)石は、ほとんどが残っています。

 ここまで登ってきたお坊さまがひと段落したところです。

 かなりの急坂を、汗を流して登りました。(Oさん撮影)

 【11:03】
 コースタイム通りに神社に到着しました。実はここまで車道が通じています。

 諭鶴羽神社は、くにうみ信仰、修験道の聖地として称えられてきました。
 スケートの羽生結弦くんが活躍したときには、こちらも話題になりました。今は大野神社ですね。

 ありがたくお神酒を頂戴してきました。

 無人の拝殿わきに、朱印が並んでいました。全国統一価格の300円を賽銭箱に入れていただいてきました。

 神社からさらに400mほど行くと、 諭鶴羽山の頂上でした。

 眺望抜群のピークには、1等三角点もありました。

 大鳴門橋が眼下でした。すぐそこはもう四国です。

 【11:54】
 杠(ゆずりは)山荘で昼食にしました。

 わたしの昼飯は、神戸淡路鳴門自動車道・室津PAのコンビニで買ってきました。

 湯を沸かし、長ネギのみそ汁をすすりました。

 陽だまりで、のんびりとくつろぎました。

 「平和祈念塔」がそびえる広場がありました。

 【12:50】
 もと来た道を下山しました。

 こんなとこを登ってきたのかと思わす急坂の連続でした。

 【13:36】
 かなりのスピードで登山口まで下ってきました。

 車で5分ほど走った灘黒岩水仙郷までやって来ました。平日だというのに、駐車場には行列ができるほどでした。

 向こうに沼島が霞んでいました。

 水辺がキラキラと輝いていました。

 スイセンを堪能して、満足の表情です。

 菜の花も春の訪れを告げているようでした。

 南あわじクア施設さんゆ~館まで車を走らせ、汗を流しました。いい1日でした。