桂離宮を撮る LUMIX with LEICA DG Vario-Elmarit 12-60

 桂離宮を見学しました。
 愛用のカメラ、LUMIX GX7MK2のレンズは、単焦点からズームまで4本もってますが、さらに1本をゲットしました。LEICA DG Vario-Elmarit12-60mmです。これまでも同じ焦点距離のG Varioを使ってきましたが、「LEICA」ブランドにグレードアップしました。
 価格が2倍もしたので、写りも2倍なんてことはありませんが、早く試してみたかったのです。

 よく晴れた、撮影日和となりました。

 庭と建物の調和が素晴らしいです。


 離宮の北側にある正門です。はるか彼方のように見えますが、遠近法のトリックを使っています。道の幅が向こうに行くほどに細くしてあるのです。

 離宮の係員が、あれこれと説明してくれました。ガイドツアーのおかげで、いろんな勉強をしました。

 茶室と池、木々がバラバランスよく配置されています。

 桂離宮は、中央に複雑に入り組んだ池があり、大小5つの中島をつなぐ橋をわたし、書院や茶室が配置されています。

 ガイドツアーは定員20人。わたしと同年配が多かったです。外人は寡黙な独りだけで、チャイニーズが響くことはありませんでした。

 樹々の池への映り込みが素晴らしいです。

 周囲は高い樹々で覆われていて、余計な建造物などの風景は何も見えません。

 土橋には欄干がありません。

 月見のための広縁が池に突き出ている書院です。

 月波楼から眺める池です。

 突き当りの松の木が、池への眺望を遮っています。これも趣向です。

 桂離宮は、宮内庁への申し込みが必要ですが、人数を限って当日受付でも入れるようになりました。
 あまりの人数に入場をあきらめたこともありました。きょうは、ちょっと早めに来たら当日入場者としては一番乗りでした。

 昨年から有料になっています。維持管理に経費がかかっているのです。

 桂離宮
 京都市西京区桂御園
 075-211-1215