神戸酒心館ホールでチェンバロリサイタルを聴きました。きのう1日のことです。
灘の「福寿」の酒蔵が会場です。演奏の休憩にはきき酒としゃれてます。わたしは「辛口」をいただきました。きりりとしてさっぱりとした味わいです。
チェンバロから2メートルほどしか離れていないところで聴きました。繊細な響きが目の前です。これほどまでに表情豊かな楽器とは知りませんでした。写っているのは調律師です。
演奏した北谷直樹さんは、長い間チューリッヒを中心に活躍しています。そこそこの年配とみうけましたが、日本初見参でした。17世紀の作品からバッハ、アンコールの坂本龍一まで、息もつかせない演奏でした。
あの大震災でも壊れなかった福寿の酒蔵「豊明蔵」です。木のぬくもりに満ちてます。
福寿といえば、大阪・梅田に職場があったころに通った駅前第1ビル地階の酒場「福寿」を思い出します。珍しい凍結酒のあては、決まってだし巻きでした。
神戸酒心館
神戸市東灘区御影塚町1-8-17
078-841-1121
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