2022年とともに、わたしの「JA3UWS 復活プロジェクト」が始動しました。
JA3UWSとは、わたしが半世紀も昔の高校ー大学時代に取得したアマチュア無線局(ハム)のコールサインです。同じコールサインを再取得して、アマ無線にアナログ回帰しようという試みです。
その第一歩として、144/440MHz帯用のトランシーバー(送受信機)を購入しました。手のひらに収まる小さな機体です。八重洲無線という、当時は高嶺(値)の花だったメーカー製ですが、諭吉さん2人でお釣りがきました。
当時のQSLカード(交信相手局と交わす名刺のようなもの)も出てきました。左は、わたしが所属したJA3YBQ(京都府立洛北高校アマチュア無線クラブ)が、JA3UWSとの交信記録として発行したものです。
アマ無線局を開局するには、2つの免許が必要です。運転免許証と車検証のようなものです。自動車がトランシーバーです。
無線従事者免許証は、当時の電話級、電信級の2つをもっています。期限はなく、終身有効です。免許制度が変わり、現在はそれぞれが4級、3級相当となっています。
もう一つの局免許は、これから申請の準備にかかります。
CQ誌というアマ無線の愛読雑誌です。半世紀ぶりに購入しました。特集は「カムバックの勧め」でした。
ポンポン山の頂上では、寒風の下、アマ無線を楽しんでいるハイカーがいました。わたしも同じことがしたくなりました。
集合住宅(マンション)住まいの身には、アマ無線のアンテナを立てるのが困難という大障害があります。山の上は、好立地です。
その日を待ちわびるように、アンテナの製作にとりかかりました。
6エレメント八木アンテナです。ネットを検索すれば、製作記事はすぐに見つかります。
日参している近くのコーナンに行き、材料のアルミや真鍮のパイプなんかを買ってきました。
パイプを既定の長さに切断しました。
電設用のモールに、計算された間隔でエレメント(パイプ)を固定しました。
写真撮影用の3脚に固定しました。ケーブルがないので、まだ使用できません。
春には、暖かなポンポン山の頂上で半世紀ぶりの交信を楽しみたいと思っています。