大原の無農薬野菜をふんだんに使ったおばんざいが味わえる京料理処「出町ろろろ」です。
昼ご飯は、ほとんどの客が「お昼のろろろ弁当」(1320円)です。ちまちまと、まさにちまちまと。手前の2段目に小皿が8皿、向こうの1段目にはご飯と2皿がお行儀よく並んでいます。
ひと際の存在感あるご飯は、こちらを向けると、見事なおこげです。土鍋で炊いていて、お代わり自由です。
夏のかきあげは、葉野菜が見事にパリパリに揚がっています。
山椒が効いたみそ汁も、いい出汁です。
ふっくらした、甘くないだし巻きは、あんをまとっています。
2段目の圧巻8連チャンです。それぞれは、下のメニューの番号と照合してください。
それぞれは、2口か3口で食べられるミニサイズです。でもこれだけ並ぶと見事です。
「迷い箸はいけませんよ」と注意されそうですが、どれから食べようかと迷ってしまいます。
箸置きまでしゃれてます。
午前11時半の開店と同時に入りました。9人が入店して、席数を減らしているのでこれで満席。後からどんどんやって来た客は、みんな断られていました。
予約不可欠な人気店です。わたしもかつて、入店できなかったことから、朝に電話を入れてました。
窓の外はやがて、土砂降りになりました。
病院から歩いて10分ほどの、出町の桝形商店街からちょっと入ったところにあります。
出町ろろろ
075-213-2772
京都市上京区今出川通寺町東入一真町67-1
アーケードがある桝形商店街で、雨が小降りになるのを待ちました。
なつかし風情のとうふ屋です。
原色キラキラの果物店は、ご主人のエプロンまで真っ赤っかです。
古本屋で絵本を眺めました。1月にやってきたときは、ここで安野光雅さんの「旅の絵本」を買いました。
きょうも元気な商店街です。
「出町ふたば」の前は、いつになく行列が短めでした。これ幸いとくずもちを買って帰りました。
おやつにいただきました。甘さほどほどで、おいしかったです。