’04夏、長年の夢をかなえました。写真はザルツブルク音楽祭祝祭大劇場です。ジョルジュ・プルート指揮、ウィーン・フィルの演奏するベルリオーズ「幻想」交響曲が終わり、スタンディングで拍手をしました。
「よかったね」「もう一度行きたいね」という会話が、いつのまにか「行くか!」に変わってしまいました。プラハの春音楽祭にあわせてもう一度、ウィーン訪問となります。
出発は5月14日です。しばらくはウィーンとザルツブルクを訪れた思い出と、今回の旅行を書き連ねようと思います。
カテゴリー: ウイーン、再び
ウィーン パルフィ宮殿
21:49
Wiener ORPHEUS Orchester の演奏によるモーツァルトの小曲。それにアリアも。
21:57
狭いフロアーでバレーまで。
22:06
6歳の神童・モーツァルトが演奏会を開いたパルフィー宮殿。フィガロ・ザールと名づけられた同じ部屋で演奏会が行われた。
ウィーン コンツゼルトハウスでモーツァルト
19:19
ウィーン交響楽団の本拠地・コンツェルトハウス。1913年に建てられたもので、外観には世紀末建築の名残が。
インターネットで予約したチケット。ドイツ語の画面しかなく、知人に問い合わせのメールをいれてもらうなど、お世話になった。
22:04
ブッフビンダーの弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲3曲。ピアノの音がよく音が響くのにびっくり。腕も良いのだろうが、ホールや湿度も影響しているのだろう。
でも、ピアノ協奏曲ばかり3曲も続くと、一日動き回った旅の疲れも出てさすがに眠たくなる。
この日の午前中には、モーツァルトゆかりのフィガロ・ハウスを訪れた。
9:34
シュテファン寺院から裏通りへちょっと入ったところにあるフィガロ・ハウス。モーツァルトがここで「フィガロの結婚」を作曲した。絶頂期のころである。
紅白の旗が下がっているところは、文化財の印。市から補助金が出ている。
入場料は4ユーロ(500円ほど)。まあまあか?
9:39
絶筆となった「レクイエム」の自筆譜が展示されている。書き直したところなどないきれいな譜面に感心する。
9:42
ここは観光ルートからはずれているようで、訪れる人は多くない。
9:49
フィガロハウスは2階(こちら風には1階)にある。同じ階段を使用する3階以上には、現在も人が住んでいる。
ウィーン 初めてのトラム Ring-Kai-Ring
2004年8月に初めてウィーンとザルツブルクに旅しました。まだブログを始める前です。Wien & Saltburg ’04というHPに記録は残っています。トラムに関する部分をピックアップして再録しました。
6:34
ウイーンの旧市街を取り巻いていた城壁が取り除かれ、リンクと呼ばれる環状道路になった。路面電車が走っている。
6:59
路面電車の料金は1.5ユーロ。左端の自動販売機で買える。しかし、切符を買っている人はほとんどなく、降車時にも切符は見せなくてよい。運転手は運転に専念するだけだ。あれで料金は回収されているのだろうか。不思議なシステムである。
右上は駅の自動販売機で買った1回券で1.5ユーロ。同じものが車内で買うと2ユーロ。
左下は72時間有効で12ユーロ。最初に時間を刻印するとあとは乗り放題。
7:01
初日に行き先を確かめずにとりあえず飛び乗った路面電車は、リンクをはずれて北部のハイリゲンシュタットに向かってしまった。
今回は「Ring-Kai-Ring」と表示された電車で一回りする。20分ほどで、リンク沿いの観光名所を確認できる。