My memory トラムは素敵 ポルトの巡礼路

 ポルトからスペインの聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで250キロほど。3回目のカミーノ巡礼はここから歩き始めました。 
 ポルト大聖堂を後にした巡礼路に沿ってトラムの1号線が走ってました。主に観光用として残っています。
 乗ってみたかったのですが、巡礼は歩くのがすべてです。次々にやってくるクラシックなトラムを横目にし続けました。

トラムを横目に歩きました

 ポルト大聖堂から黄色い矢印に導かれて歩き始めました。

ポルト大聖堂から巡礼をスタート

 市民の足はもっぱらメトロと呼ばれるライトレールです。市街地では地下を、町を出ると道路併用や専用軌道を走ります。
 ドウロ川にかかるドン・ルイスⅠ世橋の上もメトロは行き交っていました。

ドン・ルイスⅠ世橋を歩いて渡る

憧れだったポルトの夜はふけて

 異常に暑かった7月も終了です。今月の投稿回数はこれまでになく多い35回となりました。このうち半数が「My memory」です。音楽のこと、トラムのこと。あれこれと思い出を書き連ねてきました。
 さて8月。まだまだ暑そうです。不要な外出は控え、エアコンを効かせたわが部屋でパソコンに向かいたと思います。

My memory トラムは素敵 ドレスデンの映える黄色

 ドレスデンのゼンパー・オーパー(ザクセン州立歌劇場)から眺めたカトリック旧宮廷教会と王宮です。古びた石造りの建物に黄色いトラムが映えます。

 ボンバルディア製のLRTが走っています。連接数が違ういろんなタイプが行き交います。

ドレスデン 黄色いトラムがザクセン王国の都に映える

 泊まったホテルの窓からも橋を渡るトラムを見ることができました。
 ちなみにホテルは1泊100ユーロほど。おまけに1ユーロが100円を切るという円高でした。ざっと1万円です。こんな時代は思い出でしかありません。

ドレスデン 「Am Terrassenufer Hotel」のキャビア付き朝食

 トラムが走れば、歩行者信号は赤です。

止まれ 止まれ 進め ドレスデンの歩行者信号

My memory トラムは素敵 ミラノで乾杯!

 ミラノの中心、ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)近くの路地で昼飯を食べました。大きなジョッキで乾杯です。
 テーブルのすぐ後ろをオレンジ色のトラムが走り抜けました。運転席は前部にしかありません。後部は見事にすぼめられていました。急カーブを曲がるためのミラノ・ファッションだったのでしょうか。

ミラノでトラムにゆられる

 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアでポーズです。もう16年も前のことです。若かったですね。お腹が今ほどには出てません。下腹部の膨らみはパスポートを入れたウエストポーチです。
 撮影してくれたのはひとり旅の阪大生でした。カフェで隣の席になったのでビールをおごりました。

ミラノで乾杯!

ミラノで乾杯! トラムに乾杯!!

 レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後な晩餐」は、この教会にありました。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」

自分でつくる 「ゴーヤとひき肉のさらさらカレー」のパスタ

 「ゴーヤとひき肉のさらさらカレー」は昨日の残りです。1日たてば、作りたてより美味しくなっているはずです。アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにぶっかけました。

 にがうりというくらいです。その辛味がカレーの辛味と相まってたまりません。カレーそのものはそれほど辛くはありませんが。

 阪急・水無瀬駅前にある「よつ葉のお店 自然館水無瀬店」は、奥さまのお気に入りです。そこのインスタに、従業員が店の商品で作ったおいしそうな料理をアップされます。「ゴーヤと~」はそれを参考にした奥さま作です。

 シュワーと冷たいのは欠かせません。

 写っていない卵は、パスタを茹でる湯を沸かし始めるときから同じ鍋にいれました。パスタの茹で揚げ時間の7分で、ちょうどの茹で具合でした。
 イタリアンパセリは、ベランダのプランターで茂っています。

箕面公園を山歩 オオキツネノカミソリが咲いた

 明治の森箕面国定公園を山歩しました。
 オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)のオレンジの花が、あちこちに咲いていました。
 「妖艶」というのが花言葉。なるほど、人の心を惑わすような美しさです。

 雄しべが花からぐっと飛び出しています。

 ヒガンバナ科の多年草で、ヒガンバナ(彼岸花、曼珠沙華)と同族です。

続きを読む 箕面公園を山歩 オオキツネノカミソリが咲いた

My memory トラムは素敵 ベルンの真っ赤っか

 スイスの国旗は、真っ赤に白十字です。首都・ベルンのトラムも真っ赤っかでした。

ベルンのトラムは真っ赤っか

 アーレ川にかかるコルンハウス橋をトラムが渡ります。
 ベルンの町は3方をアーレ川によって削られた砦のようになっています。

アーレ川を渡る~不思議な光景

 町のあちこちに趣向を凝らした噴水があります。水が飲めます。
 トロリーバスも真っ赤でした。

ベルンの噴水

ベルンのバラ公園~野外レストランでのんびりと

My memory トラムは素敵 アントワープの急カーブ

 ベルギー第2の都市、アントワープ(アントウェルペン)のトラムです。細い路地の急カーブを走ります。
 中央駅から「フランダースの犬」で知られるノートルダム大聖堂の最寄り停留所まで乗車しました。
 車内アナウンスはなく、停車ボタンを押さないと通過します。おかげでひと駅、乗り越してしまいました。それも思い出です。

アントワープの細い路地 トラムは走る

 ノートルダム大聖堂では、ネロ少年が憧れたルーベンスの絵画を目にしました。

ノートルダム大聖堂でルーベンスと対面 ネロになる

 ベルギー・ビールもおいしかったです。

アントワープ ドックス・カフェでKWAK

京都・新京極 京極スタンドのきずし

 祇園祭後祭の山鉾巡行を、汗だくになって見物しました。干上がった体に水分補給のため、混雑する河原町は避けて木屋町経由で新京極の「京極スタンド」に直行しました。
 ほどよく酢が効いたきずし(しめ鯖)でほっとしました。ピリ辛きゅうりもあてにしてますが、デジカメの絞り設定がズレていて、うまく写っていませんでした。そんなことには気がいってなかったようです。

 ここの中ジョッキは、昔風でそこその容量があります。最近の「生中」って、どんどんグラスが小さくなっているような⋯。

 着いたのは開店10分前でした。2番目に並んで待ちました。

 順番に招き入れられたときには、まだガラガラでした。

 スタンド(文字は右から)の独特の伝票です。

 出るときはご覧の通り「大入」です。

 店の前にも「満席」と表示されていました。
 ちょうど10年前にも後祭の後にやってきてます。
 これまでの京極スタンド

 京極スタンド
 075-221-4156
 京都市中京区新京極通四条上ル中之町546

祇園祭後祭 山鉾巡行と辻回し

 京都の祇園祭は、後祭の山鉾巡行でした。
 最高気温が38度を記録した焼け付くような日でした。それでも疫病といっしょに暑さも吹き飛ばすほどのエネルギーにあふれていました。
 河原町御池の交差点で群衆に混じってわたしも頭の上に構えたデジカメのシャッターを押し、動画を記録しました。

 北観音山が豪快に90度ターンします。辻回しと呼ばれます。

 掛け声がかかります。

 鷹山がターンに備えて車輪の下に青竹を並べ、水をまいています。

 何回かに分けてターンします。

 「音頭取り」が扇子を使って掛け声で曳き手たちを誘導します。

 後祭は御池寺町の角でくじ改めが行われます。抽選できめられた巡行順を示して通過します。

 南観音山です。鉾とよく似てますが、屋根の上に松などが挙げられているので山です。

 北観音山です。

 厳かに進みます。

 担ぎ上げられた鈴鹿山は、2回転して拍手を浴びていました。

 屋根の上に乗っているのは大工方で、路地では命綱に身を預けて電線、電柱、看板などの障害物を避けます。

 大船鉾は幕末の争乱で消失。150年目にあたる平成26年に復活しました。

 「ヨーイトセー」の掛け声にあわせて豪快なターンです。

 幟(のぼり)をはためかせて進みました。

 

My memory トラムは素敵 グラーツのシックなグリーン

 オーストリア第2の都市、グラーツは2度、訪れました。
 ウィーンからOeBB(国鉄)で2時間半ほど。中央駅からグラーツ市電に乗ると世界遺産の旧市街です。低床式のLRTが次から次へと発車します。

 2010年はまだ古い車両がほとんどでした。グリーンを基調としたシックな車両が、古い町並みに溶け込んでいるようでした。

グラーツの旧市街をトラムは走る

 9年後の中央駅前はすっかり変わっていました。そこに見覚えのある車両がやってきました。

グラーツ 大好きなグリーンのトラム

 エッゲンベルク城へもトラムに乗って行きました。豊臣時代の大坂を描いた「大坂図屏風」が残っていました。

グラーツ エッゲンベルク城の「大坂図屏風」

グラーツで見かけた My Shot