猛暑が続きます。どこにも出かけず、TVerで深夜まで五輪観戦の毎日です。
昼飯はパスタ(麺)の連続登板です。摂津峡で食べた素麺から、冷製トマトのカッペリーニ、氷見うどん、昨日はアップしてませんが冷麺でした。で、本日もパスタです。
ナスとピーマンを炒めて、だし醤油で和風味にしました。削り鰹もふりかけました。
ナスがトロリとおいしいです。
ナスは炒める直前にカットしました。
毎日が猛暑です。年寄りは不要の外出をせず、昼飯はきょうも冷たい麺類です。
氷見うどんを、トマトつけだれでいただきました。富山・氷見にある海津屋製の細麺です。
手延べと手打ちを組み合わせて作られているそうです。コシのあるモチっとした食感です。
出汁に漬かったトマトもいくらでも食べられます。
つけだれは、創味のそうめんつゆにトマトとすり生姜を入れて冷やしておきました。
薬味は、オクラ、ミョウガに大葉です。
富山県氷見市の『氷見(ひみ)うどん』は、香川県の『讃岐うどん』、秋田県の『稲庭うどん』と並び、日本三大うどんの一つに挙げられることもある、ご当地グルメです。
氷見うどんをネットを調べていると、こんな微妙な表現がありました。もっとググるとー
日本三大うどんは、①稲庭うどん(秋田県稲川町)②讃岐うどん(香川県)③五島うどん(長崎県五島列島)④水沢うどん(群馬県渋川市)⑤きしめん(愛知県名古屋市) の中で意見が分かれるようです。
さらには、日本7大うどんや10大、12大まで。まあ、おいしい麺類がたくさんあるのはうれしい限りです。
カッペリーニを使ったトマトの冷製パスタで昼飯にしました。
太さ0.9mm、茹で時間2分という素麺のような食感のロングパスタです。
おいしいトマトをたくさんいただきました。昼前にトマトのソースをつくって、冷蔵庫で冷やしておきました。
塩漬けオリーブを飾り、ベランダのプランターから摘まんできたバジルを添えれば完成でした。
自家製アンチョビとニンニク、タカノツメがよく効いてます。
お相手は、赤ワインを炭酸水で割りました。氷も入れたので、冷たくさわやかです。
タマネギ、ニンニク、アンチョビを刻みました。
オリーブオイルにニンニクの香りを移し、タマネギを炒めました。アンチョビ、トマトも加えてソースをつくり、冷蔵庫で冷やしておきました。
ゴーヤにキュウリ、オクラにトウガラシ、そしていろんな色のトマトと、たくさんいただきました。わが家の家計は大助かりです。ありがとうございます。
義母が暮らすわが家近くの高齢者施設の「夏祭り」でした(21日)。奥さまのピアノ伴奏で友だちのソプラノさんの歌声を楽しんでいただきました。
打ち上げにわが家に招いて、わたしのサンティアゴ巡礼の思い出が詰まった手料理を食べていただきました。
大阪の梅雨が明けた暑い1日でした。まずはサングリアで乾いたノドを潤いました。
サングリアは、前夜にスペイン産の赤ワインにキウイ、リンゴ、オレンジ、ブルーベリーをシナモン、ハチミツなどと漬け込んで、よく冷やしておきました。
口当たりの良い、ちょっと甘くて飲みやすい仕上がりでした。あっという間にデキャンターが空になりました。
サンティアゴ巡礼の1回目は、初めての海外ひとり旅でした。その最初の夕飯で飲んだのがサングリアでした。
マドリードの繁華街、デル・ソルから路地に入ったバルでした。
Paso a paso マドリード 「Cafe de Levante」 サングリアで乾杯
ちょっと遊んで「本日のおもてなし」とメニューまでつくりました。
前菜の「冷製トマト」です。ミニトマトを湯むきして、オリーブオイルとビネガー、ハチミツ、コショウに漬けておきました。
「プルポ・ア・フェイラ」です。スペイン・ガリシア州の名物料理です。
茹でタコを買ってきて一度は冷凍。熱湯で10分ほど茹で、そのまま冷しました。
ハサミで切って、オリーブオイル、パプリカを振りかけています。皿もそれらしく木製です。
タコブツのようなシコシコ感が残っています。ホンモノはもう少しグニャリとしていたはずです。
プルポといえば、ココです。
サンティアゴ巡礼・フランス人の道の終盤に通過したメリデです。これを楽しみに歩いてました。
これがホンモノ・プルポ
お次は「ピメントス・デ・万願寺」です。ところが撮影を忘れていました。ひとりで料理し、食べて、話してと忙しかったです。
ピメントス・デ・パドロン(パドロン地方のトウガラシ)がホントですが、そんなトウガラシは手に入らないので、万願寺で代用しまいた。
ホンモノは、サンティアゴ大聖堂の近くのバルでつまみました。
わが愛しの A Taberna do Bispo
大小2つのスキレットを使って料理は続きます。
「ブロッコリー アンチョビ炒め」です。簡単料理ながら、味は保証できます。
茹でたブロッコリーを、オリーブオイルでニンニクと炒めただけです。手製のアンチョビの塩味が決め手です。
わたしが調理しているところを撮影されてました。
「バカリャウ・ア・ブラース」ができ上がりました。
バカリャウ(干し鱈)は手に入らないので、生タラで代用です。午前中にジャガイモを薄切りして揚げ、ポテトチップスにしておきました。薄切りタマネギをニンニクと炒め、ほぐした生タラ、ポテトチップス、溶き卵を順に加えただけです。
オリーブの塩味がいい塩梅でした。
昨年の巡礼の最後に訪れたリスボンのテラスです。バカリャウと書かれたメニューを指さして、出てきたのがこの料理でした。スペインではトルティーヤを食べていますが、それのバカリャウ入り柔らか版といったところでしょうか。家庭料理のようです。
念願叶ったバカリャウ・ア・ブラース
バケットに、フランス土産でいただいた「オマール海老のパテ」をつけていただきました。
最後は「冷製パスタ」でした。
カッペリーニという太さ0.9mmの細いパスタを使いました。あらかじめ冷やしておいたトマトソースを載せて、バジルを飾っただけです。
そのカッペリーニは、近くのスーパーなどには売ってませんでした。阪急・高槻店でやっと見つけました。
満足していただいたコースでした。
この後、デザートにフルーツゼリーをいただきましたが、もう撮影のことはすっかり忘れていました。
まだ残っているKALDIのうにバターでパスタにしました。
ベーコン、タマネギ入りのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの最後にうにバターを和えただけです。ねっとりとウニの香りもして、いいお味です。
ワンパンもいいですが、きょうはフツーにつくりました。この方が慣れているので、塩加減も万全です。
ベランダのプランターからバジルを摘まんできました。すでに花が咲いていて、もうおしまいです。
昼前に待っていた料金着払いの宅配便が届きました。LUMIX(Panasonicのカメラ・ブランド)の修理センターからでした。
愛用機のコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)、LUMIXのLX100MK2です。
山にもっていくなどハードな使用のおかげで、レンズがうまく作動しなくなっていました。同じ機種の買い替えも検討しましたが、すでに製造中止となっています。ヤフオクなどに登場するものは、10万円を軽くオーバーする価格で取引されています。とても手が出ません。
修理費で中級コンデジが買えるほどでしたが、LX100MK2が戻ってきてくれてほっとしました。さっそく慣れたカメラでパスタを撮影しました。
いただきもののマンゴーが、冷蔵庫で完熟していました。
「花咲カット」に挑戦しました。それには失敗しましたが、お味はサイコー。甘い果汁が口いっぱいに広がりました。
カミーノ友だちが、おいしいマンゴーを食べに台湾を旅しておられました。わたしも行ってみたくなりました。
台湾産のマンゴーです。自分でナイフを入れるのは初めてでした。
ネットで調べて花咲カットなるものを知りました。
緊張しながらナイフを入れました。でも、ここで間違っていました。
マンゴーは正確な円錐ではなく、ちょっと扁平しています。刃を入れる角度を誤まりました。
種にぶつかってしまいました。
90度、角度を変えて切り直しました。おかげで3枚おろしのようにはなりませんでした。
さいの目に切込みを入れて、それらしく修正しました。
お味に変わりはありません。
「オリーブの花形パン」は昨日、京都・荒神口の「ボン・ボランテ」で買ってきました。
塩漬けオリーブの塩分が素敵な柔らかいパンです。
花弁のように丸いパンが円形につながっています。
店に入ると、小麦のよい匂いがプーンと広がっています。すぐ横にある大きな窯で手焼きしています。
外部からは、積み上げられた薪がのぞきます。
女性のパン職人が独りで焼いておられます。脱サラして「ドンク」で修業、独立されたそうです。
ボン・ボランテ(bonne volonte)
075-213-7555
京都市上京区河原町通荒神口下ル上生洲町229-1
亀岡の平の沢池に咲く蓮(はす)が見ごろとの情報でした。
寝苦しい夜を過ごし、早くに目覚めてしまいました。急に思い立ってカメラと三脚を準備。朝食も食べずに車で出かけました。京都縦貫道を走り40分ほどでした。
一面に咲いていました。
花の中心部にできる花托(果托=かたく)の形が蜂の巣に似ていることから、「はち巣」となり「はす」と呼べれるなったという説があるそうです。ハチも忙しそうに飛び回っていました。
平の沢池の3つある池の下池の東側に群生していました。
大阪・中之島のフェスティバルホールで「バーゼル室内管弦楽団日本ツアー2024」を聴きました(3日)。お目当てはベートーベンのピアノ協奏曲第4番、ピアノは反田恭平でした。
ピアノソロで弾き始めるコンチェルトです。反田くんの柔らかい音色が響きました。
これまでにも反田+JNO(ジャパン・ナショナル・オーケストラ)の演奏は何度か聴いています。反田くんの弾き振りでした。この夜は、登場したときからリラックスした雰囲気でした。
オーケストラと語り合うようなピアノです。柔らかな最弱音に引き込まれました。
この夜のピアノは「Shigeru Kawai」でした。スタインウェーの極彩色のようなきらびやかさとは違った、山水画のような濃淡を表現しているようでした。
アンコールでは、子犬のワルツとトルコ行進曲の限りなく優しい2曲をサービスしてくれました。
こんなのを小林愛実との間に生まれた坊や(?)にも聞かせているのだろうかと、微笑ましくなりました。
3階までで2700席もある大きなホールです。チケット代をちょっとケチったので、後ろから3列目でした。
古楽器を使っているという小編成のオケの響きは、残念ながら私までは十分には届きませんでした。
同じ小編成のJNOを同じホールの6列目で聴いたときは、ヴァイオリンや管の細やかな動きを目の前にして感激したのを思い出しました。
指揮はアンドレアス・オッテンザマーでした。 腰から下の長い、見ていて格好のよい指揮ぶりでした。
ベルリンフィルハーモニーで、いつも目が行くフルートのエマニュエル・パユの2人ほど横でクラリネットを吹いている端正な顔をしたその人でした。よく似た顔をした兄のダニエル・オッテンザマーはウイーンフィルハーモニーのクラリネット、父もウィーンフィルの元首席という音楽一家です。
演奏会の前に、フェスティバルプラザ地下1階にある「ピッツェリア&バー マーノエマーノ 中之島」で軽く食事しました。
昨年12月、モーツァルトが亡くなった同じ日、時間に、その葬儀も行われたウイーンのシュテファン大聖堂で反田くんが指揮する「レクイエム」を聴きました。その合唱団の一員だったSさんとご一緒しました。奥さまの大学混声合唱団の後輩でした。
ウイーンの思い出で盛り上がりました。
反田くんが練習中に指揮棒では伝えきれなと思ったのか、横のピアノで弾いてくれたそうです。「マエストロがラクリモーサを最後まで弾いてくれて感動しました」
パスタ2種とピザをおいしくいただきました。
フェスティバルホールの、建て替え前も思い出させる立派な赤ジュータン階段です。音楽会なんだという雰囲気を盛り上げてくれます。