京都・雲ヶ畑 足谷のフデリンドウとヤマシャクヤク

 京都北山の雲ヶ畑・足谷に、ヤマシャクヤク(山芍薬)が咲いているとのレポートです。わたしもミラーレス一眼を2台もって、鑑賞に行きました。
 ヤマシャクは予想通りに見事でした。でもレンズ、いや心を奪われたのは初めてお目にかかったフデリンドウ(筆竜胆)でした。
 清楚、可憐な小さな花を開いていました。 

 京都府では絶滅危惧種に指定されています。

 蕾や曇天時に花が閉じた姿が「筆の穂先」に似ていることからのネーミングです。

 晴れた日にしか開きません。この花は午前中の日陰で見つけました。まだ半分、閉じています。

 日あたりのよい場所では、日光を存分に浴びてフルオープンです。

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比叡山・大宮谷林道 フィナーレの春の花々

 シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)をもう一度見たくて、比叡山の東の谷、大宮谷林道を歩きました。
 すでに花粉を飛ばした葯(やく)がほとんどでした。それでも、きれいな暗紅色の葯をつけて待っていてくれました。
 春の花々のフィナーレを追いました。

 ヒメフタバラン(姫二葉蘭)です。絶滅危惧種の貴重な花です。カメラを構えておられた方に教えていただきました。
 偶然にもその方は、6年も前に六甲・地獄谷を案内していただいたベテランでした。ご一緒に横川中堂まで往復しました。

 トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)が可憐な花をつけていました。

 お目当てのイワナシ(岩梨)はなかなか見つからず、帰り道で一つだけ残っていた花を撮影することができました。

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わが家の胡蝶蘭 2026-2 遅れた白い大輪

 白い大輪の胡蝶蘭が、やっと開花しました。例年なら、薄紫の小ぶりの株よりも先に咲きます。ことしは逆転してますので、大輪の株との比較なら1~2か月も遅くなりました。
 マンションが大規模修繕中で黒いシートですっぽりと覆われています。寒さもありますが、窓が暗いのも影響したのでしょう。

 小ぶりの方は姉妹が並んでいます。

 蕾は7個つけています。

 他の株も開花準備中です。当分は窓辺がにぎやかです。

小塩山 イワナシとカタクリの花 2026

 京都・西山の小塩山にカタクリの花が咲いたとのことです。ちょっと早いかなと思いつつも、待ちきれずに登りました。
 もう一つのお目当てが、イワナシ(岩梨)の花でした。今年もお目にかかることができました。
 ピンクとホワイトのグラデュエーションが鮮やかな花冠です。長さが10mmほど。直径は5mmもありません。道端の岩場にへばりつくいているようでした。 

 カタクリは、見事にそっくり返っていました。

 ミヤマカタバミ(深山片喰)の清楚な花が満開でした。

 シキミ(樒)は黄色い花をつけていました。
 一斉に咲いた春の花々を楽しむ山歩きでした。

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大山崎山荘美術館 「共鳴 河井寛次郎☓濱田庄司」を観る

 お隣の大山崎にある「アサヒグループ大山崎山荘美術館」まで歩きました。
 開館30周年になります。季節折々に、展示はもとよりクラシックな建物、入館料不要の庭を散歩するだけでも気持ちの良いスペースです。

 始まったばかりの記念展示が見たかったのです。「共鳴 河井寛次郎☓濱田庄司」です。朝日麦酒の初代社長、山本爲三郎が支援した民藝運動の中心的人物、河井と濱田の作品が並んでいます。

 館内は撮影禁止です。パンフレットの作品です。左側の3つが濱田、右が河井です。
 二人は東京高等工業学校(現東京科学大学)で出会い、京都市陶磁器試験場でともに研鑽を積みました。
 東山五条にある河井寛次郎記念館で、その作品にひきつけられました。河井の生活にまで触れられることができます。

 濱田はバーナード・リーチとともに渡英して、セントアイヴスでスリップウェアを蘇らせました。
 その技は日本にも持ちかえられて、立杭の丹窓窯などで今も引き継がれています。
 スリップウェアは「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)でも、京都の日常に溶け込んだ器としてモーニングのシーンなどの登場しました。BLUE編の陶芸家、宮坂釉子(吉岡里帆)が修業に旅立ったのもセントアイヴスでした。Rouge編にも登場したばかりです。

 山荘のベランダから見下ろしました。向こうは石清水八幡宮がある男山です。

 玄関先にハナモクレンが咲いていました。撮影していると、大きな花弁が散り落ちて頭にあたりました。

 水辺には早くもシャガが花をつけていまいた。

 ベランダから見下ろした庭から、山荘を見上げました。
 白い点々に写っているのは、早くも風に吹かれて舞った桜です。

 アサヒグループ大山崎山荘美術館
 075-957-3123
 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3

水無瀬神宮 お写ん歩の枝垂れ桜

 「フォトウォーク」「カメラ散歩」「お写ん歩」
 呼び名はさまざまですが、山の会で知り合ったお方が使っておられる「お写ん歩」って、素敵な響きです。インスタなどでは「#お写んぽ」はあたりまえのようです。
 ゆっくりと歩いて20分ほど。後鳥羽上皇ゆかりの水無瀬神宮です。ことしも枝垂れ桜が満開となりました。

 この10年ほど、毎年のように撮影しています。最後はいつも神門前からのカットです。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10-24

「京童」と歩く 6日目 下鴨神社から革堂、本満寺の枝垂れ桜

 江戸時代の京都ガイドブック「京童」とともに歩くわたしの6日目は、下鴨神社から革堂までコースでした(25日)。
 本満寺の大きな枝垂れ桜が、見ごろを迎えていました。

 「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)の「桜散る編」にも登場したのを覚えています。

 ぐるりと取り囲むようにカメラやスマホの列です。

 流れ落ちるように咲き競う花々です。あいにく曇り空で、ちょっと光線不足だったのが残念でした。 

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わが家の胡蝶蘭 2026 やっと一輪

 やっと一輪が開花しました。わが家の胡蝶蘭です。
 ブログにアップした開花記録です。25年=2/21、24年=2/5、23年=3/2、22年=1/31、21年=2/2、20年=2/10、19年=1/31、18年=1/18、17年=1/17となっています。今年は3月も後半になってしまいました。
 

 2つ目の蕾はふくらんでいます。それなのに3つ目、4つ目はどうやら枯れてしまいました。こんなことは初めてです。

 昨年の同じ日には、白い大輪の方も開花してます。ことしはまだつぼみが堅いです。

 ことしの寒さは特別だったということでしょうか。
 わが家のマンションは大規模改修中で、鉄骨が組まれ、黒いシートで覆われています。日が十分に差し込まないことも影響しているのかもしれません。

天王山 満開のミツマタ・ロード

 天王山のミツマタ(三椏)が満開でした。
 花粉症で朝から鼻グズグズでした。ソファーにひっくり返ってましたが、ティッシュを消費するだけです。思い切って腰を上げました。
 このブログには2020年からのミツマタ撮影記録が残っています。ちょっと趣向を変えようと、マクロ(接写)レンズをつけたデジカメで狙いました。

 まん丸です。

 ミツマタは小さな黄色い花が無数に集まって、大きな花のように見えます。
 花に花弁は無く、綿毛をまとった筒状のがくの先端が4つに裂けて反り返っているのです。

 周辺の花から開花します。

 新芽も育っています。

 残念ながらアカタテハ(蝶)には出会いませんでした。

 新しい道がつくられ、ミツマタのトンネルができています。株数は最初のころの3倍以上になっているのでしょう。

 阪急大山崎から歩き始めてミツマタロードへ。天王山には登らずUターンして、水無瀬の自宅まで歩いて帰りました。

 これまでの天王山のミツマタ

宇治・興聖寺 お茶の花 最後の一輪

 お茶の花を初めて見ました。茶席の床の間に季節感を演出する茶花ではありません。植物としての茶が、子孫繁栄の種子をつくるために咲かせた花です。
 宇治・興聖寺の境内です。お彼岸の墓参りの後、散歩していて気づきました。

 AIは「10月から12月頃の初冬に咲く、白く可憐なツバキ科の小花です。」と教えてくれます。とすると、これは最後の花でしょうか。周りには枯れたガクがあちこちについていました。ただしこのひと株だけでした。

 門前の琴坂両脇に自生している茶の木を挿し木しています。
 品種調査では、鎌倉時代に臨済宗の開祖、栄西禅師によって伝えられた京都在来種の茶の木の末裔に近いらしいです。興聖寺は曹洞宗です。

 梅はもうおしまいです。

 門前の大島桜はまだ芽が堅いです。

 桜餅を包む葉として知られます。「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)にも登場したことがあります。
 どうしたことか、大木だった桜の幹が切られて、こぢんまりとしています。

 龍宮造の山門から琴坂を見下ろしました。

 興聖寺
 0774-21-2040
 宇治市宇治山田27-1