2013年9月13日
わたしのサンティアゴ巡礼も最終日を迎えました。サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂まで10キロほどを残すだけとなりました。
最後の朝は、モンテ・デ・ゴソ/歓喜の丘で日の出を迎えようと出発しました。丘の上にあるローマ法王・ヨハネ・パウロ2世訪問記念のモニュメントで、東の空から朝日が昇ってきました。
100キロ余の巡礼でした。大聖堂は目の前です。もう足の痛みは消えてました。
2013年9月13日
わたしのサンティアゴ巡礼も最終日を迎えました。サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂まで10キロほどを残すだけとなりました。
最後の朝は、モンテ・デ・ゴソ/歓喜の丘で日の出を迎えようと出発しました。丘の上にあるローマ法王・ヨハネ・パウロ2世訪問記念のモニュメントで、東の空から朝日が昇ってきました。
100キロ余の巡礼でした。大聖堂は目の前です。もう足の痛みは消えてました。
【9/12】
巡礼4日目にラバコージャで飛び込み宿泊したホテル「SAN PAIO」のレストランです。夕食は午後8時から始まりました。
すぐにテーブルに着くことができましたが、頼みの「ピルグリーノ・メニュー(定食)」がありません。日本語で言うメニューもスペイン語です。さて何を頼んだらいいのか。ま、あわてることはありません。じっくりと眺めて「pulpo(タコ)」の単語を見つけて頼みました。予想通りの「Pulpo feira/プルポア・フェナラ」が出てきました。
グラスワインといただきました。タコが柔らかいです。
ところが、もう一皿が大失敗。何も頼んだのかも覚えていません。豚肉の天ぷらのような料理でした。
考えてみれば、スペイン到着以来、ずっとオリーブオイルの料理を食べ続けてました。ちょっと飽きてきていたのかもしれません。ひと口、ナイフを入れただけでギブアップしました。
水も頼んでいます。
古びたメニューですが、わたしが食べた料理は特定できません。違うページのを頼んだのかもしれません。
料金はこれまでになく高額でした。10EURほどの定食ばかり食べてきた身としては、大金を支払いました。
ホテルの夕飯は、午後8時からしか始まりません。テラスでのんびりと待ちます。
良い天気です。喉も乾くので、ドリンクメニューを眺めました。
「sidra」って、何でしょう。ネットで調べると、りんご酒飲料とわかり、頼みました。
メニューのものは、もっと上等だったようですが、手軽なビンを出してくれました。1.50EURでした。
サイダーみたいな口当りです。少しアルコール分もあるようです。
飛び込みでチェックインしたホテル「SAN PAIO」です。
ゆったりとした部屋に、大きなバスタブつきで、すっかりくつろぎました。
これでうるさく飛び回るハエがいなければ申しぶんありません。
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【9/12】
巡礼3日目の夜を過ごしたアルスーアの「HOTEL SUIZA」です。この日も、まだ真っ暗な午前6時前にホテルを出発しました。
ゆったりとした部屋です。どのホテルもベッドはダブルでした。忘れ物がないように気を付け、最後には別室になっているバス、トイレものぞいたのですが…。
しまった!! 歩き始めてすぐに気づきました。部屋の入口に立てかけていたウォーキング・ポールを忘れてきたと。
同時に抱いた悪い予感が的中しました。ホテルの玄関ドアは、内部からは開きますが、外部からはシャットアウトです。ホテルのフロント以外は真っ暗で、従業員が起きている様子はありません。裏側に回ってみましたが、同じです。
電話をかけてみましたが、だれも出てきません。
コンサートの記録を担当している女声合唱団「コール マーテル」の皆さんからプレゼントしていただいたウォーキング・ポールです。置き去りにするわけにはいきません。
ホテルの前に座り込み、呆然としていました。
そこへ、昨夜のレストランで愛想がよかった女性従業員がマイカーで出勤してきました。わけを説明して部屋に戻りました。よかった。
再びホテルを出るときには、女性従業員が笑顔で「Good bye!」と送り出してくれました。タイムロスは15分ほどですみました。
NEXUS7のMyTracksにも、ウロウロした軌跡が残っています。
ホテルを出て国道を渡り、巡礼路への道を歩み始めたところでUターン。ホテル周辺をうろついてます。
2013年9月12日
巡礼4日目です。
目的地・サンティアゴ・デ・コンポステーラの5キロほど手前、モンテ・デ・ゴソ/歓喜の丘まで30数キロを残すだけです。
きょうも快晴。痛い足を引きずって歩きました。
「ブエン・カミーノ!」
自転車巡礼は、追い越すときに必ず激励の言葉をかけてくれます。歩いている巡礼も、同じあいさつを交わしますが、抜きつ抜かれつで、会釈だけだったり。
【9/11】
アルスーアで予約していた「HOTEL SUIZA」は、町の中心からちょっと離れたところにありました。国道沿いのモーテルといったたたずまいです。予約サイトなんかの評価はあまり良くなかったので、期待はしてなかったのですが…。うれしい方に裏切られました。すばらしい。
ホテルのレストランです。夕食は予約してませんでした。入っていくと、きれいにセッティングされてます。「食べられる?」と聞くと、「シンコ・ミヌートス」との返事。5分待ってということかと、バーのカウンターに座っていると、呼びに来てくれました。
MENUのファーストから選んだ「生ハム・メロン」です。
生ハムの塩と、メロンの甘さが絶妙です。こんな風に食べるの初めてです。日本のレストランなら、デザートの一品として一切れ出るのがせいぜいでしょう。
なんとぜいたくなことに、生ハムは残しました。もう満足しました。
セコンドは、「目玉焼きとチョリソー、ポテト添え」です。
チョリソーはちょっと辛くて敬遠しました。目玉焼きは、どこで食べても同じ味です。ポテトフライも、全部平らげました。
デザートは、「ナシ」を選びました。それにしても、そのまま1個が出てくるとは思ってませんでした。どうして食べたらいいんでしょう。
ま、あまり考えずにナイフで切って、皮も剥いていただきました。
これで12EURです。ちょっと信じられない安さです。
ボトルの水もついてます。
白ワインは、グラスで頼みました、これもボトルで出てきました。
【9/11】
巡礼3日目です。30キロほど歩いて、アルスーアに到着しました。町の中はカンカン照りで暑いです。予約しているホテルまではまだ2キロほどありますが、とりあえず昼飯にしました。急ぐことはありません。
町の中心部の広い木陰にテーブルとイスを並べているカフェがありました。風が気持ち良いです。
頼んだのはスパゲティとビール。
いかにもスペイン人といった小柄で彫りの深い顔をしたおっちゃんが、ビールは大きいのか小さいのかと聞いてくれます。もちろん「大きいの」。
タブレット端末のNEXUS7を取り出して、ネット接続を試みます。
スペインではWiFiが普及していて、たいていのホテルやカフェ、バールなんかで利用できます。パスワードで保護されてますが、NEXUS7をかざして「パスワード?」と聞くと、すぐに教えてくれます。メモ用紙に書いて渡してくれたり、「ここに書いてある」と壁の掲示を教えてくれたり。
ホテルの内線電話で聞いたときは、スペイン語のアルファベットで答えられたらどうしようと懸念しましたが、「one-two-three~nine-zero」と返ってきて、思わず「Ok,I understand.」。
で、ここのカフェでは、おっちゃんが店の看板を指さして「casqueiros」とひと声。さらに指の間を狭めて、なにやら言いました。そうか小文字ということかと教えに従って入力すると、一発でつながりました。
スパゲティは、メニューの写真はトマトソースです。出てきたのはボロネーゼ風でしたが、どちらでもよかったです。空腹にはペロリでした。