祇園の小路

十四番小路

 京都を散歩しました。久しぶりに四条河原町から東へ向かって歩きます。それにしてもこの人の多さはどうしたことでしょう。まだ30度近い暑さなのに、すっかり秋の観光シーズンですね。
 「永楽屋」をのぞき、オーケストラをデザインした日本手ぬぐい(昭和14年製の複製)を買いました。額に入れいれば壁掛けにでもなりそうです。「よーじや」は通り過ぎて、クラフトセンターをひと巡りしました。
 祇園石段下がもうすぐというところで、左手に路地を見つけました。これまでにも何回となく通った道ですが、この存在には気づきませんでした。
 一歩、路地に入りこむと、四条通りの喧噪とはうってかわって、シーン。開店前の料理屋の前には打ち水と盛り塩がしてありました。
 通りを抜けて振り返ると「十四番小路」の表示がありました。ということは「十五番も」と、祇園富永町通を西に東に。

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 ありました「十六番小路」も。
 このあたりは祇園東の花街です。あまり縁はありません。

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 そろいの着物を着た舞妓さんが通り過ぎました。あわててカメラを手に追いかけてしまいました。

白川

 この写真だけは、ちょっと離れたところです。新門前通から新橋通に抜ける路地です。ここを抜けると白川が流れていて、吉井勇のかにかくにの碑があります。
 プラハの路地も素敵でしたが、京都もまけてません。

時代にのったブランド-一澤帆布

一澤帆布のロゴ

 「一澤帆布製」。このなんの変哲もないタグが、時代にのったブランドになってしまいました。「LV」や「CE」の向こうを張る「京都・知恩院前」製として。

一澤の行列

 いくら3連休の真ん中とはいえ、入場制限とは信じられない事態です。常時、30人ほどが列を作っています。タクシーで乗り付けてくる観光客までいて、その長さは変わりません。そろいもそろって「よーじや」(あぶらとり紙や化粧品などの小物店)の紙袋を提げて。
 変わることよりも、変わらぬことを選んだモノ作り。
 これがキャッチコピーです。確かに「ここでしか売っていない」という一店舗販売の戦略は、京都という地にあってあたっているようです。なんせ、春秋、シーズンになると、雑誌はこぞって「京都モノ」を特集し、必ずのように紹介されるのですから。

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 まるでバーゲンの会場です。みんなが必死に商品を漁っています。
 それにしてもカラフルです。かつては、帆布の白色か生成り、せいぜい茶色か黒くらいだったのに。京大山岳部ご用達だったキスリングは姿を消し、「牛乳袋ならそこにありますよ」という店員の指さす先には、かっこよい袋が。かつての頑丈だけがとりえだった商品は姿を消しています。すっかりOLさま、ご用達に変身したようです。

一澤のバッグ

 購入したバッグです。
 なんだ、かんだいってもわが家の一澤帆布製は、これで何個目なのでしょう?

時代を超越した商店街

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 京都・東山のとある商店街に迷いこみました。これが、たいへん楽しい商店街で、ついついシャッターを切る連続でした。おかげで一挙12枚同時公開です。
 最初は「西日の当たる商店」です。商品が日焼けしないように布がかぶせてあります。それはいいんですが、いったい何を売っているんでしょうか。わかりませ~ん。
 どんな店があるのかと、期待の胸を膨らませてくれるに十分な商店街入り口の金物屋です。 

きな粉

 健康志向ははよくわかります。「きな粉ミルク」はどんなものなのか、どんな味がするのか、こちらもよくわかりません。

クリスマスも

 盆も正月も…、いや母の日のカーネーションもクリスマス・ツリーも飾ったままです。時計がいつのころからか止まったままのショーウインドーです。

靴屋

 「バレーシューズ有□」(□=ます、には斜線がいります。PCではだせませんので)って、買いにくる人があるってことなんでしょうね。きっと。
 ついでながら、わが社の用語集ではバレーは運動種目、バレイは舞踏です。どっちなんでしょう。

奉仕品

 本日の奉仕品です。商品は確かです。なにせ京都のワコール製です。
 4500円のパジャマが安いのかどうかは、わたしにはわかりません。

中国産も

 「ブランド京野菜」に認証されている万願寺とうがらしです。舞鶴市万願寺近辺で栽培されている人気のとうがらしは、「京の伝統野菜に準じる野菜」にも指定されています。
 それと並んでいる「見切品」のにんじんは中国産で、とりあえず日中友好の構図です。

韓国産も

 もちろん、お隣の韓国とも仲良くしましょう。「いま、韓国で一番売れているタバコ」だそうです。
 「冬のソナタ」の、よくタバコを吸っていたふられる方の男性も、これだったのでしょうか。

便秘十訓

 便秘のかたは熟読してください。「横着」に読み飛ばしたらいけませんよ。 

ねずみとり

 この商店街にはなんでもあります。きっと、ネズミだって屋根裏を駆け回っているのでしょう。

菓子

 すばらしい色をしています。写真では、あの色を再現できません。いまどき、あれほどきれいな(赤色○号だかの合成着色料を使った)色をした食品にはあまりお目にかかりません。

掲示板

 「むつきにも 手を合わせる おとしより」
 わざわざ「むつき」のところに赤線をひいて「おむつ」と解説がはいっています。ご親切なことで、ありがとうございます。

テイクアウト・カレー

 テイクアウトばやりです。なんでも持ち帰りできる時代です。それにしてもカレーのテイクアウトは初めてです。ここだけは、時代を前方に超越しているんでしょうか。

元町食堂のマイ・メニュー

元町食堂のマイ・メニュー

レシート

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元町食堂

 「一膳飯屋」に行きました。「元町食堂」です。元町は旧町名の難波元町からきています。
 店に入ると、トレーをもち、ずらりとん並んだおかずから食べたいものを選びます。かっこよくいえばカフェテリア方式です。あとは「みそ汁と小ライス」と声をかければ待つこともなくできあがり。マイ・メニューは、鯖の塩焼きになすびの揚げ煮、ゴボウのきんぴらと好物ばかりです。
 「きょうは何を食べたの?」と聞く女房に報告すると、「合格です」。
 この店、なんと24時間営業です。ショーウインドーには、ビールから刺身、中華そばからうどんまで、なんでもあれの見本が並んでいます。

元祖かつ重の財部

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財部

財部

 きのうは、時間がなくて社員食堂ですませました。きょうも朝からバタバタ。2時をすぎて、デジカメをポケットに会社を出ました。どこに行くかと考えながら信号待ちしていると、向こうから知り合いが。「なに食べてこられました?」があいさつです。
 で、行ったのが「元祖かつ重の財部」。これで「たから」と読みます。
 ひれかつ重(650円)は、ちょっと薄いですが、柔らかい揚げたてのひれカツがご飯の上に5枚。「秘伝」のタレがかかっています。その上にパリッとしたネギと海苔がのってます。これにみそ汁とサラダがついてます。これで十分ボリュームがあります。
 他にかつ重でもロース、おろし、ダブルといろいろあります。定食もあって、きょうのサービスはジャンボハンバーグでした。まだまだ挑戦するものがあります。

iPod nano の tips 2

iPodのイヤーフォン

 Macのイヤーフォンは、たいした音が出ないとは聞いてました。本当でした。白いイヤフォンは、さしているだけでiPodだとわかる象徴のようなものでしたが、音が悪くては。
 購入したのはSONYのMDR-EX71SLです。「価格com」で一番人気でした。カラーは白と黒がありましたが、まあ無難なところで黒にしました。密閉型ですが、装着感は良好です。S社の製品には「ソニータイマー」が組み込まれているようで、ちょっと不信感があります。気になる音は、高温部がカシャカシャしていますが、ほかに適当な選択肢がなかったので、まあ通勤の車内で聞くには、コレでもいいかと。4000円ちょっとでした。
 本当に欲しかったのは、Shure(懐かしいメーカーです。OrtfonかShureかというのはかつてのレコード針の話。わたしはずっとDenonでした)のですが、こちらは1万円近くします。ちょっと躊躇しました。
 もうひとつ、欲しかったのはSONYのノイズキャンセリングヘッドフォンです。新幹線で出張のとき、近くの席におばちゃんのグループでも座っていれば、これはもう悲劇です。そんな雑音をシャットアウトするために欲しかったのですが、本体がiPodより大きいようでは、サマになりません。で、今回は断念しました。

iPod nano の tips

iPod

 料理教室で、土鍋でご飯を炊きました。鍋の穴から蒸気が勢いよく出てから「2分間そのままで」ということです。ところが、時計がない。きょうは腕時計をしてませんでした。水を使うので。で、思い出しました。胸のポケットにタイマーを持ってるんだと。
 iPod nano の登場です。タイマーをセットしていると、同じグループ(4人)で料理をしていたお嬢さんが反応しました。
 「ウワッ、かわいい。それなんですか?」
 「うん、デジタル・オーディオ・プレーヤーだよ」
 「わたしも欲しい!!」
 iPod nano は話題性十分です。
 

大皿和食で秋の集い

大皿和食

大皿和食

 「大皿和食で秋の集い」が、今月の料理教室のテーマです。この記事のカテゴリーは、今回から「きょうの昼食」にしました。昼食として試食しているからです。
 写真は、上が師範代が作って、きれいな器に盛りつけたもの。下が、生徒4人(花嫁修行で料理を習っている若い女性3人と、定年後を考えているわたし)で作って、試食した料理です。
 戻り鰹のステーキサラダは、黒コショウとニンニクがよくきいて酒の肴にも最高です。秋の炊き込みずしは、土鍋で炊きあげた温かいすしです。和風ポトフは、鶏のつくね、キャベツ、カブ、トマト、オクラをくつくつと煮込んで、ゆずこしょうで食べます。そして、ぶどうの白水ようかんは、ぶどうの実をワインにつけ、白あんをとともにアガー(海藻を原料としたゼリーの素)で固めたデザートです。

わたしの居場所

 

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 わたしの居場所です。家にいる時間のかなりをここで過ごしています。
 椅子を買い換えました。前に使っていたのは、「ヒラ社員用」とはいいませんが(肘かけもあったので)、もうすこしゆったりとできる椅子が欲しくなりました。通販のカタログに、2万円ほどでリクライニングするというステキな椅子が出ていたのがきっかけです。
 大阪・南港の○○家具に行きました。「甲子園球場の○倍も広さがありますので、お探しの品のところにご案内します」という誘い文句にのったのがウンのつき。通販カタログの2倍以上する椅子を、女房の顔をうかがいながら「買ったら」ということばに背中を押されて購入することに。
 それが配達されてきました。すばらしい座り心地です。ずーっと座っていても疲れません。ついには、グッと後方に倒して机に足をのせ、パソコンをテレビにして阪神の惨敗を観戦することに。
 ついでに紹介します。iPod nano でバッハの「ヨハネ受難曲」を聞きながら、いま、パソコンに向かっています。
 写真では、ディスプレーにプラハの風景が映っています。これがわたしのパソコンの初期画面です。会社のパソコンも同じです。ブルタバ川(モルダウ)にかかるカレル橋とその後方にそびえるプラハ城です。
 「机がちゃちいね」と娘に言われました。廃棄した椅子と一緒に買ったものです。そで引き出しは左側にあり、上にはプリンターがのっています。机の右下は蜘蛛の巣のような状態になっています。写真では隠れてますが、ディスプレーの右後ろにルーター、2つのパソコンの画面切り替えスイッチ、LANのハブ、「玄箱」などが隠れています。
 右側は、天井まで自作の本箱です。ザルツブルグ音楽祭の絵はがき、富士山登山の記念写真、棟方志功の版画のコピーなどを無造作に置いてます。写真の左上にぶら下がっているのは、台湾の観光協会の幹部にもっらった「コレをぶらさげておけば、きっといいことがある」という焼き物です(何もいいことはありませんが)。その左側は「交通安全 健康長寿 富士山頂上 三七七六米」と書かれた木札です。

iPod nano のケースを自作

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 iPod nano のケースを探しました。Macのコーナーに行けば、iPodやmini、shuffuleのケースなら選ぶのに困るほど売っています。ところが、nano は発売されたばかりで、サードパーティーが売り出すにはまだ時間がかかりそうです。
 でも、それまで待っていれば、せっかくの鏡面仕上げの裏面が傷だらけになてしまいそう。それならつなぎに、とケースを自作してしまいました。

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 材料は、百円ショップをウロついて見つけました。薬入れにして持ち歩いているケースと同じものです。これを、nano の大きさにあわせてカッターナイフで切り、セロテープでとめました。それだけです。材料費100円、時間は10分ほどで仕上がりました。

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 上部には、ホールド・スイッチを操作するための、切れ込みをいれました。

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 下部は開いたままですので、そのままUSBケーブルをつなぐことができます。これで一安心です。