新幹線の乗換駅「新大阪」です。わたしにとっては、通勤の通過駅ですが、ちょっと途中下車してみました。
東京へ出張するときは、京都駅から乗るので、ここはあまり利用しません。
待ち合わせの目印は「文楽人形と千成瓢箪」です。
期待していたお花見日和にはなりませんでした。花の色がもうひとつです。それでもきれいに咲きました。間もなく満開です。
わたしの桜は、こんな場所にあります。向こうは大阪城です。すぐ下を第二寝屋川が流れ右には新鴫野橋がかかっています。
花見客を乗せたアクアライナーが通り過ぎます。向こうは大阪城ホールです。
さて、わたしの桜の証拠は、支柱の右側のプレートにあります。
プレートのアップです。
「平成の通り抜け」は、建築家の安藤忠雄さんらの呼びかけで、毛馬から大阪湾までの大川に3000本の桜の並木をつくろうという募金・植樹活動です。1口1万円の募金で5億円以上が集まったそうです。3日夕のNHKテレビに出演していた安藤さんは「民が支える大阪だから、こんなに集まったのでしょう。東京だったらこの5分1しか集まらないでしょう」と話してました。
私も数年前に1口、寄付したら、先日、植樹が終わりプレートを設置しましたと連絡がありました。「470番」です。JR大阪城公園駅からOBPの南端を第二寝屋川に沿って歩くと、新しい桜がずらりと並んでいました。その西端の1本でした。
プレートには一緒に寄付した知り合いの名が並んでいます。モザイク処理しましたが、この中に私の名前もあります。
見あげれば、OBPのツイン21やIMPビルです。
桜の季節の楽しみが増えました。この木が大きくなるまで見守りましょう。