美術館「えき」KYOTO イッタラ展を楽しむ

 JR京都駅ビルの美術館「えき」KYOTOで開かれている「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」に行ってきました(23日)。
 フィンランドを代表するライフスタイルブランドです。写真撮影が許可されているのはエントランスなど2カ所だけ。最高の芸術作品が展示されていました。
 でも、このブランドの本領は、日常使いする美しさと機能性を兼ね備えたプロダクトです。それが北欧デザインのすっきりとした線や、ぬくもりのある面で構成されているのです。わが家のリビングにも欲しいようなグラスや皿が並んでいました。

 1881年にフィンランド南部のイッタラ村で生まれたガラス工場からスタートしました。

 カップを重ねて並べた大きなランプシェードが会場外に置かれ、温かそうな光を発していました。

 即売コーナーには、ガラス製品やいろんなアイテムが並んでいました。

 「正札」はいい値をします。わが家は、アウトレットのB級品を愛用しています。

 美術館「えき」KYOTO
 JR京都駅 ジェイアール伊勢丹7階隣接

 わが家のイッタラでハイボールを飲みました。就寝前の楽しみです。

アクリエひめじで聴く 反田恭平&JNOコンサートツアー2024

 「反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)コンサートツアー2024」を、JR姫路近くのアクリエひめじ・大ホールで聴きました。反田くんの演奏は、昨年暮れのウィーン・シュテファン大聖堂でのモーツァルト「レクイエム」以来です。
 

 プログラムは、前半がラヴェルの組曲「クープランの墓」、プーランクの「ピアノと18の楽器のための舞踏協奏曲『オーバード』」。
 後半は、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲と、ピアノ協奏曲第20番でした。

 前から2列目の席でした。目の前に立った反田くんが振り下ろすと、これまた目の前の弦が限りなく澄み渡ったハーモニーを響かせました。管も素晴らしかったですが、可愛らしいホルン奏者らのお顔が見えずにちょっと残念でした。
 プーランクは初めて聴きました。事前にYouTubeで勉強してましたが、まるで別物でした。ピアノの向きが通常のピアノ協奏曲とは逆向きでした。反田くんの指先は見えませんでしたが、まばゆく踊り狂っていたのでしょう。息を飲むばかりでした。

 モーツァルトになって一転しました。
 P協20番は、映画「アマデウス」のエンドロールにも使われた曲です。反田くんも「小学生の時、~衝撃は半端じゃなかった・・・。~満を持して今回JNOと一緒に演奏できることが~」とライナーノートに書いてます。
 耳慣れたメロディーが流れてくると、ウィーンでモーツァルトの亡くなったその日、その時間に聞いたレクイエムが蘇ってきました。ショパンの反田くんが、それ以上に進化していました。

 大きなホールですが、満席でした。

 アンコールでのヴァイオリン(岡本誠司)とチェロ(水野優也)の火花が散る掛け合いはすごかったです。
 そして「トルコ行進曲」。これほどまでに優しくて愛に満ちた演奏を、ニッポンで聴ける幸せを感じました。

 サイン会が行われました。「ウィーンのオーバーラー(カフェ)でお会いしました!」と声をかけるんだと奥さまは張り切っていました。でも反田くんの姿はありませんでした。

 小腹が空いて、JR姫路駅の「姫路の地酒と姫路おでん本舗 」に寄りました。フードコートのような店で1000円ポッキリの「ちょい飲みセット」です。姫路おでんが5個とビールです。

 名物のおでんは、薄味で煮てあります。生姜醤油に漬けていただきます。

 「玉子焼き」と看板が上がる店でたこ焼きも追加しました。

 姫路の地酒と姫路おでん本舗
 079-284-6677
 姫路市駅前町188-1 ピオレ姫路おみやげ館

ブローチをつくる セーターにアクセント

 「シルバーのもうちょっと小さいのを」というオーダーでした。
 昨夏の金色のブローチに続いて、もうひとつ、つくりました。セーターのアクセントになりました。

 材料は、ホームセンターで見つけたコルク栓です。直径が50mmあります。

 カッターナイフでザクリザクリと削ります。
 電動のマイクロ・ベルトサンダーや目の粗いサンドペーパーで丸く成形します。
 全面にパテを塗って、表面を平滑にします。

 なんとか格好がついてきました。

 ホビー用のシルバーのカラースプレーで塗装しました。

 初めは凸凹なうえ、小さな穴もあります。パテを詰めては削る繰り返しでした。

 何回も塗っては磨きをくり返しました。なんとかツルリときれいになりました。

 裏にフェルトを張って、留め金具を接着しました。

 やっと完成です。金銀がそろいました。
 今回も材料費は1000円ほど。製作期間は2カ月ほど。わたしの労賃は含まれていません。

 ブローチをつくる 野良着屋「白椿」のワンピースを飾る

フェルメール アート・オン・スクリーン

 京都・烏丸御池の新風館にある「UPLINK 京都」で映画「フェルメール アート・オン・スクリーン特別編」を見ました。
 昨年2月、オランダ・アムステルダム国立美術館で、世界中から28点を集めた史上最大のフェルメール展が開かれました。それが高画質の映像に収められて映画館のスクリーンに映し出されました。
 「真珠の耳飾り少女」や「牛乳を注ぐ女」などのディーテールから光、色彩、そこに描かれた人々の物語までが国立美術館の館長らによって紹介されました。

 映画を見るのは久しぶりです。ネットで予約していました。50人ほど収容の小さもの箱でしたが、休日とあって7割ほどの入りでした。
 ゆったりとしたシートにポカポカするほどの暖房でした。とにかく美しかったですが、美術の素人には説明がちょっと難しすぎて、思わずコックリとしてしまうシーンもありました。 

 リニューアルされた新風館に入ったのは初めてです。おしゃれなカフェやファッション店が入居しています。

 アムステルダム国立美術館でフェルメールを見たのは、もう10年も前になってしまいました。

 「牛乳を注ぐ女」や「小路」など4作品も並んでいて、しかも写真撮影OKにびっくりしたものです。

 「真珠の首飾りの少女」と「デルフト眺望」を所蔵するデン・ハーグのマウリッツハイス美術館は、すぐ近くまで行きながら年に一度の国王パレードの日と重なって休館でした。もう一度、という思いは達成されていません。

長岡京文化会館 長岡京室内アンサンブルのモーツァルト

 長岡京記念文化会館まで車で15分ほど。無料駐車場にとめて当日券を買いました。急に思い立って出かけた「長岡京室内アンサンブル モーツァルト&ブラームス 至高の室内楽」でした。
 モーツァルトのクラリネット五重奏曲K.581に魅かれました。LPやCDでは、いやというほど聴いている好きな曲です。
 今夜の奏者、吉田誠さんが手にしていたのは、バセットクラリネットでした。最低音が通常のクラリネットより低い音域まで出るそうです。
 まろやかで、とろけるような響きでした。大きなホールでしたが、奏者の息遣いまで聞こえてきそうでした。やはり「生」は素晴らしいです。うっとりとするひと時でした。 

 予鈴が鳴る前に若い奏者(ラ・ロワンテーン夏季アカデミー参加者)がステージ立って、音楽監督の森悠子さんとともに楽しい調べを響かせました。
 ブラームスのピアノ四重奏曲第2番は初めて聴きました。ピアノの小菅優さんの迫力ある演奏でした。

 

ごちそうさまでした。2023

 いっぱい遊び、いっぱい食べました。元気に過ごせた2023年でした。

 【Jan】 京都・桂 中村軒のお雑煮

 【Feb】 水無瀬 スペインバル「Bar Tacon」で軽く一杯

 【Mar】 舞鶴 魚源のお造り定食、自分でイカ刺し身

 【Apr】 高槻 ヴァスコ・ダ・ガマ 北園町店の季節の野菜カレー

 【May】 ポルト ドン・ルイスⅠ世橋を歩いて渡る

 【Jun】 リスボン 巡礼の旅 最後の夜は最高の夜

 【Jul】 京都 京極スタンドの生ビールセット

 【Aug】 パスタでおもてなし

 【Sep】 金沢のうまいすし、カミーノ仲間との再会

 【Oct】 御坊 「フィッシュテラス はし長」のおすすめ定食

 【Nov】 西宮北口 「洋食 むーしゃ むーしゃ」の100年ハンバーグ&エビフライ

 【Dec】 ウィーン最古のレストラン グリーヒェンバイスルのモーッアルト

 ポルトガル-スペイン巡礼にウィーンのクリスマス・マーケットと2回も海外に飛び出しました。夏には青春18きっぷの旅も楽しみました。
 年越しそばも食べました。去り行く1年に感謝し、やって来る年も元気に過ごせますように。
 皆さまも、良いお年をお迎えください。 

回転凧 浮上せず

 穏やかな日和となった30日です。孫たちと凧揚げに出かけました。高槻の安満遺跡公園です。
 肝心の風が吹いてくれません。ほぼ無風状態でした。
 この日のためにつくった回転凧は、まるで揚がってくれませんでした。

 揚がってくれるか? 回転凧をつくる

 浮力が発生せずに、地面を転がるだけです。

 回転凧の製作で余ったアルミ蒸着保護シートでぐにゃぐにゃ凧もつくっていました。こちらは軽さもあって、わずかな風を受けてフワリと舞い上がりました。

 元気な孫たちは、走り回っていました。

 回転凧は、もう少し風が強い日に再トライしてみます。

ORF ウィーンのクリスマス・コンサート

 ウィーンのクリスマス・コンサートを楽しみました。
 ウィーン放送交響楽団(ORF)がコンチェルト・ハウスでこのほど演奏しました。
 わたしたちのウィーン滞在中にリアル・コンサートを聴きたかったのです。でもこのコンサートの夜まで滞在し続けることができませんでした。残念ながらYoutube録画です。それでもウィーンのクリスマスの夜を、画面を通してゆっくりと体験することができました。
 ORFアカデミーのヴァイオリニストのちかちゃんも、画面に何度も登場しました。 
 ちかちゃんとはムジーク・フェライン(楽友協会)で同じコンサートを聴き、グリーヒェンバイスルで食事をし、シュテファン大聖堂で反田恭平が指揮したモーッアルトのレクイエムではヴァイオリンを弾いていました。オーバーラーでケーキを食べ、反田くんと出会うハプニングもありました。
 画面でまじかにすると、このコンサートも聴きたかったという思いが深くなりました。

「旅する音楽の贈り物~クリスマス・コンサート」を楽しむ

 小さなころからよく知っているお嬢さん(ピアノ)とそのご主人(仏・ブルターニュ国立管弦楽団ヴァイオリン奏者)に、学友のソプラノとそのご主人のバリトンを加えた2組の音楽仲間の楽しいコンサートでした。(画像はちょっとブレています。ごめんなさい!)
 超絶技巧で駆け巡るヴァイオリン、広いオペラ座と同じヴォリュームで朗々と発せられる歌声に、ただただ圧倒されるばかりでした。 

 プログラムは、モーッアルト、サン=サーンスと続いてカタツムリ!? エッ、カタツムリ作曲の「2匹のカタツムリ、枯れ葉のお葬式に行く」。そんなはずはありません。作曲はコズマです。そのミスをソプラノさんが、おもしろおかしく解説してくれ、バリトン氏がこれまたユーモラスに紙芝居のページを繰りました。
 最後は、サンタに扮したヴァイオリニストも加えて「聖しこの夜」の合唱と、クリスマス・イブにふさわしいひと時でした。

 高槻市内の50人ほど収容の小ホールです。

 芸術空間サロン・ド・ショパン
 高槻市高槻町13-5 HopeⅢビル3階

ウィーンみやげ 2つのクリムト

 ウィーンみやげの2つのクリムトを並べてみました(画像の合成です)。
 オーストリアを代表する画家、グスタフ・クリムトの「接吻」は、あまりに有名です。2005年に初めて訪れたベルヴェデーレ宮殿にあるオ―ストリー・ギャラリーのみやげにしたコピーは、金縁の額に入れてわが家のリビングに飾っています。
 クリムトは、きらびやかな女性だけではなく、こんな素敵な風景画も描いていました。大判のポストカードが今回のみやげです。

 「接吻」と再会しました。思っていたほどの派手さはなく、むしろしっとりと落ち着いた色彩でした。18年もたつと、記憶は適当に美化されて、変化していたのでしょう、

 人気の作品ですが、開館直後だったので、ゆっくりと見ることができました。

 クリムトの世界を堪能しました。

 知らなかったクリムトのもう一つの顔です。
 夏になるとザルツカンマーグート地方のアッタゼー湖畔で過ごしました。そこで多くの風景画を描いていました。望遠レンズでのぞいたように風景が切り取られています。
 

「Allee im Park von Schloss Kammer(カンマー城への道)」です。

 「接吻」の横にあったのがこちらです。ヒマワリでした。

 エゴン・シーレにも惹きつけられました。

 窓からの風景を、額縁に切り取りました。下宮につながる庭園が幾何学模様を描いています。後方はシュテファン大聖堂です。

 ここでもクリスマス・マーケットが開かれるようです。昼前とあって、まだ閉まってました。

 2023年はベルヴェデーレ宮殿上宮の完成から300周年でした。

 美術史美術館の階段を見上げると、クリムトが描いた「パラスアテネ」らが壁を埋めています。

 美術史美術館では、フェルメールの「絵画芸術」やベラスケスのマルガリータ王女、フリューゲルの冬の風景などをざーっつと見て回りました。

 あれこれと書き続けてきたウィーン覚書は、今回で終わりとします。