東京出張の帰りの新幹線です。八重洲・大丸の地階をひとめぐりして選んだ「とろける一口穴子」(945円)です。昼が遅かったので、小さなので十分でした。
看板通りにとろける穴子です。
対馬産の煮穴子を、大阪に本社を置く業者が東京・大丸店で調理、販売してます。博多行きの新幹線「のぞみ」の車中で食べました。なかなか複雑な経路をたどっています。
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「カトリック東京大司教区カテドラル関口教会聖マリア大聖堂」を訪ねました。
わたしのサンティアゴ巡礼が、無事に達成されたことの報告と感謝の気持ちからでした。
東京出張の会議までに時間がありました。JR東京から飯田橋へ。さらに東京メトロでひと駅の江戸川橋から10分ほどのところでした。
丹下健三が設計した大聖堂は、「8面の双曲放物面を垂直に近く立てた構造」で、大きな十字形になっています。独立した鐘楼は、4つの鐘が平面に並んんでいます。高さこそ違え、スペインでよく見かけたような格好をしています。
カテドラルとは、教区の責任者である司教が儀式の際に座る司教座(紋章のついた赤い椅子)、ギリシャ語のカテドラがある教会のことだそうです。サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂もカテドラルでした。
広い敷地内には、フランスの聖地、ルルドの洞窟が再現されています。
わたしが巡礼中に携えていたクレデンシャル(巡礼手帳)は、ここで発行されていました。いわば身元保証人だったわけです。
四国88カ所や西国33所では、お礼参りとして高野山に参ります。サンティアゴ巡礼にそんなしきたりがあるかどうかは知りませんが、わたしにとってはひと区切りとなりました。
祭壇は、キリストによる最後の晩餐の食卓を形どっているそうです。シンプルですが、荘厳な雰囲気です。
大聖堂の内部は撮影禁止です。これは購入した絵はがきです。
ふり返ると、教会用としては日本で最大というパイプオルガンが、聖堂の空間にぴったりと収まっていました。どんな音を奏でるのでしょうか。
カトリック東京大司教区カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
東京都文京区関口3-16-15
教会を出ると、目の前がホテル「椿山荘」でした。リーズナブルに昼飯は食べられないかとフロントから長い廊下をひと巡りしましたが、そのまま出てきました。帰りはメトロの護国寺へ。徳川綱吉は母、桂昌院の祈願寺である護国寺の大きな山門がありましたが、いくらなんでも教会と梯子するわけにもいかず、そのまま大手町の本社に向かいました。