英国製の古いコントロールアンプ、QUAD22の修復は終盤を向かえいます。
最後の調整では、イコライザー回路に20pf(ピコ・ファラッド)の小さなコンデンサーを追加するだけで、高音の伸びがガラリと変化するうれしいハプニングもありました。電気回路の整備はほぼ終了しました。
残るは見た目です。ケースに戻しました。
欠品となって手に入れたボリューム・ツマミをどうするかが残された課題です。ありあわせの銀色のツマミと取り付けています。ここが決まらなくては、若い日に憧れた美人にはちょっと遠いです。
鉄製のケースは、一部に錆がでたのか、塗装が盛り上がっていました。荒れた肌は、電動サンダーにワイヤーブラシをセットして磨きました。
サンドペーパーで仕上げました。
シンナーで油分を除き、サーフェーサーという下地塗料を吹き付けました。
仕上げにシルバーのラッカースプレーを吹き付けました。
ラッカースプレーは、百均のダイソーで買ってきました。220円でした。これまでは110円だったのですがね。
内容量が100mlから160mlには増えて、缶がひと回り大きくはなってます。でも使う量はわずかなので、なんだか値上がりした気分です。これも時勢ですかね。
オリジナルよりは派手な仕上がりとなりました。