わが家の胡蝶蘭 2020 その2

 わが家の胡蝶蘭が開花して1週間。3つの株に4つの花が咲きました。

 ハードオフで買ってきた中古LPを聴きながらの撮影です。
 アルビノーニの「2つのトランペットのための協奏曲」。モーリス・アンドレのトランペットが冴えわたります。


トロッコ嵯峨駅 最後の日のデゴイチと駅チェンバロ

 JR嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅です。ここからトロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)が発車します。
 駅構内のSL広場に展示されていた「D5151」は、老朽化して年明けから解体、撤去されることになりました。きょうが最後の公開日でした。
 大きな動輪で長い貨物列車をグイグイと引っ張った昭和12年(1937)製造の過熱テンダー機関車は、役目を終えて鉄の塊に戻ります。

 我が国SLの完成形で、「デゴイチ」の愛称で親しまれて国産最大の名機でした。

 D5151は長く旧大鉄局吹田機関庫に所属して東海道線や山陽線で活躍。昭和46年(1971)に廃車となりました。京阪くずはモールで展示された後、嵯峨にやって来ました。

 近くで見ると、錆も浮いています。

 動輪のオブジェ越しです。

 名残のヘッドマークをつけています。

 「19世紀ホール」では、「駅ピアノ」ならぬ「駅チェンバロ」が開かれていました。チェンバロが生で聞けるちょっと珍しい光景です。
 立派なパイプオルガンもあります。

 トランペットやオーボエ、ヴァイオリンなどを、チェンバロの軽やかな響きが支えていました。

 大阪音楽大学の学生さんたちの演奏でした。
 指導しているチェンバロ奏者は、わたしのFaceBook友だちです。

 反対側にはベーゼンドルファーのグランドピアノもあり、こちらでも演奏されてました。
 駅ピアノというよりは、ミニコンサートの雰囲気でした。
 ピアノの後ろにもSLが並んでいます。

 特急「はと」や「つばめ」のヘッドマークが懐かしいです。

 「ジオラマ京都JAPAN」にも入ってみました。

 梅小路機関庫が再現されています。転車台が回転しています。

 広いスペースに京都の光景がコンパクトにまとまられています。こちらは金閣寺です。

 嵯峨野トロッコ鉄道が走ります。

 旧二条駅に客車が到着します。

 こちらは京都駅です。トワイライト・エクスプレスが停車しています。

 トロッコ列車は、満席で発車していきました。

 トロッコ嵯峨駅
 京都市右京区嵯峨天龍寺車道町11−1


キース・ジャレット 懐かしの「ザ・ケルン・コンサート」を聴く

 キース・ジャレットのピアノをCDで聴きました。懐かしの「ザ・ケルン・コンサート」です。30~40年前にカセット・テープにダビングして、何度も何度も聴いていました。音源は何だったかも記憶にはありません。CDは先日、アマゾンで中古を買いました。
 1975年1月24日に、独・ケルンのオペラ劇場でライブ録音された完全即興のソロ・コンサートです。まだLPが全盛だった時代です。
 耳に馴染んだフレーズが蘇りました。時にうなり声が混じり、床を踏む音まで入ってます。
 こんな音だったとは思いますが、ちょっと金属質にも聞こえます。
 気になって、このところの愛聴盤であるアリス=紗良・オットのCD「NIGHT FALL」に替えてみました。これは安心してピアノの音が聴けます。1か月余り前に、ベルリンのフィルハーモニーで生を聴いたばかりです。まあ、ライブ録音とスタジオ録音、さらに録音年代の差ということにしておきましょう。
 CDを久しぶりに聴いたのは、プレーヤーが新しくなったからです。といっても20年ほど前の「DENON DCD-1650AZ」です。それなりの銘器でした。「ジャンク品(動作不良)」というのを、ヤフオクで格安で2台落として、1台をドナーにして合体修理しました。正確な測定はしていませんが、機嫌よく回っています。 

 キース・ジャレットは、クラシックの正統派演奏でも聴かせてくれます。
 J.S.バッハの「平均律クラーヴィア曲集」の第1、2巻(各2枚組)もあります。時間をみつけてゆっくりと聴きましょう。
 
 


西宮 カトリック夙川教会で「ロ短調ミサ曲」を聴く

 カトリック夙川教会で、J.S.バッハの「ロ短調ミサ曲」を聴きました。
 指揮・テノールは畑儀文、大阪バッハ合唱団の合唱でした。奥さまもソプラノで歌ってました。
 この教会で聴くのは3度目です。席は自由です。早くから並んだので、1階の前列でも座れたのですが、2階の最前列にしました。教会の高い天井に舞い上がる音楽を聴きたかったのです。狙い通りに、大合唱団の迫力に富んだ美しいハーモニーに包み込まれました。鳴り渡るトランペットの響きが、圧巻でした。
 バッハ晩年の2時間にも及ぶ大作ですが、テンポの良い運びにぐんぐんと吸い込まれてゆきました。

 尖塔が美しい教会です。

 カトリック夙川教会
 西宮市霞町5-40
 0798-22-1649


京都・出町 「田舎亭」の玉子かけご飯セット

 京都・下鴨で、あやうく「昼飯難民」になるところでした。
 1軒目。ネットの評価などで食べたいと思っていた下鴨神社近くのうどん屋は、予定外の臨時休業。
 2軒目。ちょっと西に歩いた人気洋食店は、もう2時に近いというのに「すみませんが最低で40分のお待ち願います」。
 3軒目。そこから南へこれまた歩いた洋食店は、すでに1時半に営業終了。
 4軒目。出町まで歩いて目指したサバ寿司のおいしいうどん屋も、ちょっと前に店を閉じて、店員らが食事中。
 万策尽きかけところ、河原町今出川の交差点の向こうに暖簾がかかった「田舎亭」が見えました。まるで砂漠のオアシスでした。よく冷えたビールがうまかったです。
 「玉子かけご飯セット」(800円)です。温かなご飯に、こだわりの玉子とチリメン山椒なんかが載っています。薄めの出汁醤油をかけてぐちゃぐちゃと混ぜると、これはいい味です。

 ミニそばです。これも出汁を味わうためについているみたいです。

 どこにでもありそうな店名ですが、わたしが少年だったころに、ここの近くにあったレコード店で初めてEPを買ったころにもあったはずです。近くにある大学に通った奥さまは知ってました。

 隣は駐車場です。奥まで見渡せます。ウナギの寝床です。幅3㍍ほどの店は、列車食堂のように細い真ん中の通路をはさんで、両側にテーブルとボックスシートが並んでいます。
 午後3時を回っているのに、少なくとも観光客とは思えない客が途切れませんでした。

 田舎亭
 075-231-3819
 京都市上京区今出川通河原町西入大宮町313

 食事のあと、下鴨神社をもう一度ブラブラして、北山の京都コンサートホールに向かいました。
 「京都の秋 音楽祭」が開かれています。

 「時の響きスペシャル ショパンコード」を聴きました。
 作曲家でピアニストの西村由紀江は、御年50オーバーとは思えない美貌とスタイルです。ショパンの「別れの曲」から「101回目のプロポーズ」の音楽まで、楽しいひと時でした。次に登場したソノダオーケストラもおもしろいショパン・ジャズを聴かせてくれました。ところが、最後のゲストで、見事にずっこけました。「どこがショパンなの??」

 ラグビーの日本-南ア戦が気になったので、アンコールは聞かずにそそくさと退出しました。


ベルリンの響き ロウヴァリとアリス=紗良・オットがラヴェルのピアノ協奏曲で共演

 ベルリン・フィルハーモニーのアーカイブで、「ロウヴァリとアリス=紗良・オットがラヴェルのピアノ協奏曲で共演」が公開されています。
 ベルリンでの感動のコンサートです。わたしは初日20日に聴きました。この画像は同じプログラムの21日の収録です。

 ベルリンのクラリネット、ヴェンツェル・フックスがインタビューしてます。紗良の生き生きとした表情が素敵です。

 ベルリン・フィルハーモニー ベルリンの音と天女の響き


ベルリン・フィルハーモニー ベルリンの音と天女の響き

 ベルリン・フィルハーモニーの響きに酔いました。
 シベリウスの交響曲第1番が終わり、拍手に包まれたフィルハーモニーです。フィンランドのフィルハーモニー初登場の指揮者、Santtu-Matias Rouvaliが、コンサートマスターの樫本大進と握手したところです。
 やはりベルリンの音です。管がさえわたり、弦がまろやかに包みこみます。最初に聴いた時ほどの感動はありませんでしたが、旅のフィナーレにふさわしい夜となりました。

 ラベルのピアノ協奏曲は、アリス・紗良・オット。ミュンヘン生まれの母親が日本人ということで、それだけに親近感がわきます。
 ステージには裸足で登場。金色のラメのドレスが細い体に光ります。
 演奏は、シャープで繊細でした。舞台を降りるときは、ひらりとまるで天女のよう。モデルのような美しさにいっぺんにファンになってしまいました。

 記念にCDを購入しました。

 【追加画像です】
 この夜は、カメラは持参しませんでした。すべてスマホでの撮影です。

 ポツダム・プラッツのSONYセンターの裏へと進むと、フィルハーモニーの黄色いホールが見えてきます。ワクワクとする瞬間です。

 今回は、裏口から入りました。

 開演には時間があります。当日券の窓口には行列ができてます。

 わたしたちの席は、前から5列目です。ネットで予約しました。

 休憩時のロビーです。

 感動の時間を過ごしました。玄関から別れを告げました。


エスターハージー宮殿 ハイドン・ザールの思わぬ響き

 アイゼンシュタットを訪ねました。ウイーンからポストバスで1時間半ほどです。ハイドンが40年もの間、仕えたエスターハージー侯爵の居城、エスターハージー宮殿の大広間が改装されて「ハイドン・ザール(ホール)」になっています。
 ドアを開けると、リハーサル中です。小編成のオーケストラのハーモニーが限りなく美しいです。チェンバロの音も、心地よく響きます。テノールは、易々と歌っているのに、まろやかに広い空間に広がります。
 得した気分で椅子に腰かけ、聞き惚れます。これだけで、はるばるやて来たかいがあります。

 ハイドンは、1961年にエスターハージー候に仕え、弦楽四重奏などの数々の作品を生み出しました。

 エスターハージー候の至宝が展示されています。

 正面の2階がハイドン・ザールです。中庭にもリハーサルの音がこぼれてきています。

天気予報はあまりよくなかったですが、見事に晴れ上がりました。


楽友協会 ベートーベンの「第9」に圧倒される

 ムジーク・フェライン(楽友協会)の黄金ホールです。お正月のニュー・イヤー・コンサートでおなじみです。
 ベートーベンの交響曲第9番「合唱付き」が響き渡りました。
 管弦楽は残念ながらここを本拠とするウイーン・フィルハーモニーではなく、ブルーノ・ワルターという名指揮者の名を冠したブルーノ・ワルター交響楽団でした。指揮者もちょっと地味で、ゆったりとした重厚な響きでした。
 それが合唱の加わる第4楽章で爆発します。バスが圧倒的迫力で歌い、ソプラノがそれに輪をかけたように響き渡ります。合唱も素晴らしいボリュームです。
 シューボックス(靴箱)型のこのホールは、それほど容積が大きくありません。そこが大音量であふれかえります。
 ベートーベンは聴覚を失ってから第9を作曲しています。だからこんな曲が作曲できたのかと、ヘンに納得させられました。

 チケットは、ネットで予約しました。日本人も、たくさん聞きに来ていました。

 黄昏のムジーク・フェラインです。また、ここに戻ってこれました。

 演奏が終わりました。みんな、立ち去りがたいようでした。


王宮礼拝堂でウイーン少年合唱団を聴く

 ハプスブルク家の王宮にある礼拝堂の日曜ミサです。モーツアルトのハ長調ミサです。
 ウイーン少年合唱団が、天使の歌声を響かせます。透き通った高音が、天まで届くように舞い上がります。
 それにしては画像はちょっとヘンです。種明かしは、モニター画像で見ているからです。

 2階の席から、カメラだけ突き出してなんとか撮影した生画像と、音です。

 リハーサル中です。一番上のパイプオルガンの前で歌います。どこに座っていても演奏中の姿は見えるはずがありません。

 わたしの席からは、正面が見えるだけです。

 窓際まで寄ってのぞき込むと、やっと祭壇が見えます。
 合唱団は、アンコールではここに降りてきて歌ってくれました。

 ミサは厳かに進みます。

 ミサ終了後の礼拝堂です。

 シンプルな祭壇です。

 きょうは出番がなく案内係の団員が、記念撮影に一緒に写ってくれました。

 礼拝堂の入口です。観光客でいっぱいです。