春を感じる陽気となりました。ダウンコートは脱ぎ捨てて、大津・一里山の瀬田公園を歩きました。お目当てはセリバオウレン(芹葉黄連)のかわいい花でした。
常緑多年草なので厳密にはスプリング・エフェメラル(春の妖精)には数えられませんが、小さな花弁をいっぱいに開けて春の到来を告げてくれます。
マイクロ(接写)レンズをつけたデジカメで、地面にへばりついてシャッターを押しまくりました。
目覚めたばかりの蕾です。
流れるように咲いていました。
春を感じる陽気となりました。ダウンコートは脱ぎ捨てて、大津・一里山の瀬田公園を歩きました。お目当てはセリバオウレン(芹葉黄連)のかわいい花でした。
常緑多年草なので厳密にはスプリング・エフェメラル(春の妖精)には数えられませんが、小さな花弁をいっぱいに開けて春の到来を告げてくれます。
マイクロ(接写)レンズをつけたデジカメで、地面にへばりついてシャッターを押しまくりました。
目覚めたばかりの蕾です。
流れるように咲いていました。
寒波が続き、大雪予報も出ています。そんなか、わが家の胡蝶蘭が最初の一輪を開きました。
毎年のようにアップしています。その記録を見ると、24年=2/5、23年=3/2、22年=1/31、21年=2/2、20年=2/10、19年=1/31、18年=1/18、17年=1/17となっています。昨年よりも2週間以上遅いです。今年は立春を過ぎてから寒い日が続いてせいでしょう。
まだ完全には開き切っていません。でものどちんこまで見えています。膨らんだ蕾は3つあります。咲きそろうのが楽しみです。
きょうの午前中は、口を開けつつありました。
こちらは昨日の午前中です。「あすは開くだろう」と待っていました。
デンドロビュームも咲き始めています。胡蝶蘭の陰であまり注目されない不遇の花です。
ランナーを大きく伸ばした株が待機しています。奥さまの丹精の結実です。
リビングの窓辺がにぎやかになります。
【追加画像】
1日たって、完全に開きました。2つ目の蕾も膨らんできました。
中村軒のお雑煮が食べたくなって、車で出かけました。2年に1度くらいは口にしています。
「白みそ雑煮」(1240円)です。フワリとした削りたてのかつお節がついてきます。椀の中につまむと、すぐにとろけてしまいます。
京都・宮川町の山利の白味噌を使ったちょっと甘い出汁が、ほんのりと香りを帯びます。
2つ入っている餅は、柔らかくなってスーッと伸びます。他には小さな小芋だけです。
10年前に白みそ雑煮を初めていただきました。そのときに山利の白味噌を使っていることを教えてもらいました。以来、わが家の正月にも欠かさず登場しています。
きょうは小上りでいただきました。目の前のフロアには2席分くらいを占拠する大きなひな人形が飾られています。店の創業と同じ明治の作です。
広い座敷だった時代から、この時期にはいつも飾られています。
大理さまも三人官女も、いかにも時代がかったお顔だちです。
五人囃子はちょっとかわっています。囃し方ではないようです。
小物も精巧です。
おくどさん(かまど)が再現されています。
席が用意されるまで玄関でちょっと待ちました。店にガラス戸はなくて開けっ放しで、寒風が吹きこんできます。火鉢がひとつ、置かれていました。
思わず手をかざしてしまいますが、頼りげのないほのかな暖かさです。昔の暖房は、こんなのだけだったのですね。
山陰街道に面しています。向かえは桂離宮です。
名物の麦代餅(むぎてもち)なんかを買い求める客が次々にやってきます。
中村軒
075-381-2650
京都市西京区桂浅原町61
モーツァルトのディヴェルトメントK.136のヴァイオリンがきれいに響きました。
古い英国製のプリアンプ、QUAD22を同じ英国製のスピーカー、TANNOY3LZにつないで聴きました。きれいな音が出てほっとする瞬間でした。そして「初恋の君」に聴き惚れました。
前回の試しの音出しでは、チューナー(ネットラジオ)の音は出ていました。ところがLPを聞くためのフォノ入力は、片チャンネルしか音が出ませんでした。やはい古い真空管が死んでるのだろうかと気をもみながらも、あれこれと調べました。
この抵抗1本の劣化でした。
規定値は1.5MΩです。取り外してテスターで測ると、なんと7.72MΩもあります。これでは断線しているのに等しいくらいです。
フォノ入力を増幅する初段管(EF86)のスクリーングリッド抵抗でした。同じ値の抵抗の持ち合わせがなかったので、適当に2本をシリーズにして仮接続しました。これだけのことで蘇生しました。
コンデンサーのようにパッケージが割れるといった不良だとすぐにわかるのですが。
赤い矢印が不良な抵抗でした。
ステレオですので、この部分は左右が対称に配線されています。2つの抵抗の表示値はカラーコードが同じですが、明らかに外形が違います。誤差を表示するカラーは、金(5%)と銀(10%)です。他のパーツとも比較すると左はオリジナルではなく、後に交換されていたようです。
なんだかここが怪しいと抵抗値を測定して異常に気付きました。
肝心の音です。なかなかいいんです。中低音の膨らみに欠けるようでもありますが、「こっちの方がヴァイオリンの音がしている」と、耳のよい奥さまの評です。
寄る年波相応に潤いをなくしているようです。でも手を加えれば魅了を取り戻してくれそうな希望が見えてきました。
古い英国製のプリアンプ QUAD22の修復作業はぼちぼちと進んでいます。
時代を経ると必ず劣化するパーツが電解コンデンサーです。どうしても直しておきたかったものを、新品と取り換えました。
配線を確かめて、恐る恐る電源をオンにしました。しばらくして、それが長い時間に感じましたが、つないだネットラジオの音楽が鳴り響きました。
ひとまずAUX端子の音出しは確認できました。
取りはずした電解コンデンサーや音量調節用のボリュームです。
古いままの状態です。
電解コンデンサーなどを取り換えました。黄色いパーツや、右端の2個などです。
電源平滑回路に使われているブロック・電解コンデンサー(左)は、頭の部分が膨れているようでした。
同じパーツは手に入らないので、耐圧が同じコンデンサ3本を束ねて代用しました。容量は6倍ほどに増えています。
古いコンデンサーをテスターで計測しました。案の定、大丈夫なのは1回路だけで、あとの2つはとんでもない数値となりました。
ボリュームも、古いのは回転にスムーズさが欠けていて、いかにも雑音が出そうでした。
新しいものと取り替えました。
セレクタースイッチの接点は真っ黒く汚れていました。綿棒に無水アルコールを浸して1ヵ所づつ清掃しました。
作業はまだまだ続きます。
京都府立植物園でカメラ散歩した帰り道です。四条河原町まで戻ってきて、アテもなく歩きました。綾小路と柳馬場の角のカレー店に長い行列ができていました。その対角にあったのが「新潟カツ丼タレカツ 京都本店」です。こちらもにぎわってました。
名物の「野菜ヒレカツ丼」(1120円)です。ヒレカツ2切れの上を野菜カツが覆っています。ナス、カボチャ、ブロッコリー、トマト、ヤングコーン。揚げたてが、ちょっと甘いタレをまとっています。
カツのボリュームが満点で、すき間をかき分けてご飯をサルベージしました。
寒い一日ですが、これは外せません。
古い日本家屋を改装したようなたたずまいです。中央に大きなテーブルとカウンターです。
メニューは多いです。
グルメ雑誌「おとなの週末」でグランプリを獲得しています。
新潟カツ丼タレカツ 京都本店
075-341-8350
京都市下京区綾小路柳馬場下がる塩屋町44
節分はとっくに過ぎたのに、強烈寒波の到来に震え上がります。それでも京都府立植物園ではセツブンソウ(節分草)が咲いているとの情報です。天気予報は昼前に「小雪」となってましたが、ザックにカメラを詰めて出かけました。
咲いていました。ほんの数輪でしたが直径1センチほどの小さな花が。
フクジュソウ(福寿草)やバイカオウレン(梅花黄連)といったスプリング・エフェメラル(春の妖精)たちも、目覚め始めていました。
古い英国製プリアンプ、QUAD22の蘇生です。
このアンプは、メーンアンプとセットで使用する前提で、電源はそちらから供給されます。わたしは単独で使用するので、電源が必要です。いうなれば心臓を手配する必要がありました。
ジャンク箱を漁り、買い足したパーツを追加して人工心肺ができ上がりました。ケーブルで本体と結んでみました。電源をONにするのは、まだ先です。
アルミケースをネット通販で購入しました。ドリル、シャーシパンチ、ハンドニブラーといった工具を使って加工しました。久しぶりの力仕事でした。
トランスなどは古いパーツの流用です。
おおかたの配線ができました。
恐る恐る電源を入れました。爆発音は響かず、ヘンな煙は上がらず、臭いもしませんでした。
テスターでB(高圧)電圧を測定すると、ほぼ予定通りの350Vとなっていました。安定化させたヒーター電圧も6.1Vと予定通りでした。
電源はこれで完成です。いよいよ次段階は本体のテストです。