リスボンの町を市電28番は走る

【 paso a paso 3 2023/06/10-02 】

 リスボンの町です。坂道の曲がりくねった線路の向こうからトラムが走ってきました。ここでは「市電(エレクトリコ)」と呼びます。その28番線です。
 急いでカメラを構えました。走り去るのを追いました。
 これに乗るためにリスボンまでやってきたようなものです。次の停留所までいって、次の電車に乗り込みました。

 28番線は、「7つの丘」と呼ばれる起伏の多い町を、ガーガー、ギシギシと音を立てながら進みます。狭い路地も抜けていきます。

 町を半周するような路線です。1往復半も乗りました。(画像は「地球の歩きかたポルトガル」より)

 運転手は、長い髪の女性でした。

 始発駅のマルティン・モニスでは、定員しか乗せません。おかげで1時間ほど待たされました。
 走り始めると途中駅からどんどんと乗り込んできて、すぐにいっぱいになりました。

 カテドラル(リスボン大聖堂)の前で通過するのを待ち構えました。

 見飽きることなくシャッターを切りました。