【2010/09/16】
「渡り鳥ライン(Vogelflugline)」は、デンマークの首都・コペンハーゲンから、ドイツ北部の主要都市・ハンブルクを結ぶ交通幹線です。中央ヨーロッパから北極はスカンジナビアへ渡る鳥のルートと重なるためにこう呼ばれています。
デンマークのロービュとドイツのプットガルテン間19キロは、フェリーで結ばれています。45分の船旅まで体験しましたが、ただ風が強いばかりでした。
あらかじめ日本で購入していた乗車券と指定席券です。
デンマーク南部の平原を、DB/ドイツ国鉄のICE-TDが突っ走ります。車内のディスプレーに速度が表示されます。「181km/h」がわたしの確認した最高速度でした。
鉄道・自動車併用の特徴ある橋を渡ります。
コペンハーゲン行きのICE-TDとすれ違います。
ロービュで列車はそのままフェリーに乗り込みます。すぐ横のトラックとともに進むちょっと不思議な光景です。
プットガルテンの岸壁が見えてきました。
この間は、甲板やカフェテリアで過ごしました。
エレベータで3階デッキに降ります。
3階デッキには、ICE-TDが長い車体を横たえています。
ドイツに上陸します。
車内の様子です。2等ですがゆったりとしています。
Hamburg Haupt Bahnhof/ハンブルク中央駅に到着しました。コペンハーゲンから4時間半の旅でした。