いただきものの「晩白柚(ばんぺいゆ)」がそろそろ食べごろになっているはずです。大きな実に包丁を入れ、恐る恐るいただきました。
果汁はそれほど多くはありません。適度に甘いですが、とにかくそのボリュームに圧倒されました。ごちそうさまでした。
包丁と比べてください。果物ナイフではありません。普通の菜切り包丁の刃渡りでも届きそうにありません。世界一大きな柑橘類だそうです。
計ってみました。百均出身の定規ではスケールオーバーの直径約18センチです。でか!!
暑さが15ミリはあろうかという皮をむきました。その皮は天日に軽く干してお風呂に入れると、さわやかな香りが楽しめるそうです。
用意したタッパーには収まりきらず、2つに収容しました。
晩白柚は、熊本・八代の特産です。原産地はマレー半島で、大正9年に当時台湾総督府に勤務していた熊本出身の植物学者によって台湾に輸入され、さらに熊本県に持ち込まれたそうです。
砂糖漬けにする晩白柚漬けのレシピも紹介されています。
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晩白柚の皮は、時おり雪も舞う寒空にさらされています。