西宮 カトリック夙川教会で「ロ短調ミサ曲」を聴く

 カトリック夙川教会で、J.S.バッハの「ロ短調ミサ曲」を聴きました。
 指揮・テノールは畑儀文、大阪バッハ合唱団の合唱でした。奥さまもソプラノで歌ってました。
 この教会で聴くのは3度目です。席は自由です。早くから並んだので、1階の前列でも座れたのですが、2階の最前列にしました。教会の高い天井に舞い上がる音楽を聴きたかったのです。狙い通りに、大合唱団の迫力に富んだ美しいハーモニーに包み込まれました。鳴り渡るトランペットの響きが、圧巻でした。
 バッハ晩年の2時間にも及ぶ大作ですが、テンポの良い運びにぐんぐんと吸い込まれてゆきました。

 尖塔が美しい教会です。

 カトリック夙川教会
 西宮市霞町5-40
 0798-22-1649

六甲 荒地山と幻となった岩梯子

 六甲山の荒地山(549m)に登りました。芦屋の奥にあり、ロックガーデンと谷をはさんだ名前の通りに荒地(あらち)の山です。粗粒花崗岩で覆われていて、露出した岩場はロッククライミングの名所としても知られています。
 岩梯子という、われわれでも楽しめる岩場ルートが目的でした。ところが、ちょっとした勘違いから巻き道を進んでしまい、メーンディッシュを食べそこないました。いずれリベンジですね。

 【2019/10/23 09:14】
 阪急芦屋川で待ち合わせました。平日だというのに、ハイカーの姿があちこちにありました。

 芦屋の山手の高級住宅街を抜けます。いつもの山仲間の4人です。天候の様子などから急に日程を変えたりで、少人数になりました。

 山道にはいると、どっと汗が噴き出しました。良い天気です。

 雲が広がってきましたが、秋の空です。

 ロックガーデンの岩々が見えます。

 【10:26】
 中間にある鷹尾山です。プレートが1枚、ぶら下がっているだけです。

 コウヤボウキだそうです。

 【11:13】
 岩梯子の下までやって来ました。でもそれは後でわかったこと。
 先を行く女性グループの1人が「無理!」と左上から下ってきて、直進するルート(巻き道)を進みました。我々も疑いもせずにそちらへ進みました。
 そこが岩梯子だったのです。ネットで調べると、「岩梯子」と小さく表示があったのですが、その時は、わたしもまるで気づきませんでした。

 巻き道とはいえ、それなりの岩がむき出しでした。

 両手をついて登る場面もありました。

 【11:39】
 それにしては岩梯子が出てこないなと歩いているうちに、荒地山のピークに到着してしまいました。

 とりあえず昼飯にしました。
 わたしは阪急十三の構内にあるベーカリーでパンを買ってきました。

 M子さん恒例のデザートタイムです。
 きょうの手作りは、栗饅頭です。大きな真ん丸です。

 栗の渋皮煮が1個、そのまま入ってました。彩を考えて、きょうは白あんです。いつものように甘さ控えめで、おいしくいただきました。

 食後、やり残した仕事と、空荷で岩場に戻りました。でも、岩梯子の場所はわかりませんでした。もっと下の方だったのです。

 【13:12】
 諦めて山頂に戻り、横池に向けて下山しました。

 ロックガーデンにそびえる風吹岩を通過しました。

 雲が出てきて、眺めはイマイチとなりました。それでも淡路島から和歌山方面までが確認できました。

 【14:29】
 麓近くの保久良梅林です。春にまたやってきたい桃源郷でした。

 【15:01】
 阪急岡本でゴール。そのまま「餃子の王将」へ直進しました。とりあえず生ビールで乾杯です。

 餃子もつついて満足の1日を締めくくりました。