大阪・梅田 「BAR MAR」のたっぷり魚介のパエリア

 某日。大阪・梅田で奥さまと待ち合わせて食事をしました。西梅田のスペイン・バル「BAR MAR」です。
 最後に頼んだ「たっぷり魚介のパエリア」です。ムール貝にアサリ、海老、イカと魚介たっぷりです。しっかりとした味付けでした。
 出来立てを運んできたウェイトレスが、食べやすくスプーンを入れてくれました。 

 スタートはMAHOU(マオー)です。スペイン巡礼で、何度も飲んだ懐かしいセルヴェッサ(ビール)です。

 前菜の盛り合わせです。タパスのあれこれが並んでいます。向こう側でよく見えませんが、ニシンの酢漬けがおいしいでした。
 でも、こんな風に盛り合わせるのはニッポン。スペインではひと皿づつだった気がします。
 両端が尖っている楊枝は、スペインです。

 ハモン(生ハム)は外せません。塩分も効いて、うまいです。

 マッシュルームのアヒージョです。これは熱々です。
 ログローニョのバルで食べたシャンピニオン(マッシュルーム)のピンチョスが忘れられません。もう一度、食べたい!!

 ヴィーノ・ブランコ(ハウスワインの白)を500ccのデキャンターで頼みました。ひとりでおいしく飲み干しましたが、流石に回りました。

 若いカップルやグループでいっぱいでした。
 スペイン巡礼路を同じ時期に歩いた「リタイア3人組」のひとりと昨年、ここで飲んだことがあります。


 
 移転前の昔の勤務地のすぐ近くです。当時はなかったはずです。

 BAR MAR(バルマル)西梅田本店
 050-5890-2362
 大阪市北区梅田2-1-14 梅田2丁目阪神ビル 2F

大阪・水無瀬 「しょうへいの焼売」の焼売と酢豚

 音楽会に奥さまは出かけました。夕飯は独り、真空パックの焼売でも戻して食べようかと思っていると、「焼売屋さんができて、行列ができているよ」と奥さまからのメールがありました。
 わたしものぞきに行きました。わがマンションを出てすぐの楠公通(島本町のメーンストリート)に「しょうへいの焼売」という、テークアウトの中華総菜店がオープンしていました。本日開店でした。物は試しと、看板の「焼売」(@70円)と酢豚(500円)を買って帰り。ビールといただきました。
 具がたっぷりと詰まった焼売です。なかなかうまいです。

 酢豚は、前の人とオーダーが重なったので、2人分の作りたてです。タマネギがシャキッとしたいい火加減です。もう一度、電子レンジに入れても良かったです。

 焼売は3個しか頼んでません。2個は開店サービスでした。

 夫婦らしき2人でやっています。花輪には、地元高校のラグビー部有志のものもありました。ご主人の友だちが応援しているのでしょう。
 ブログを検索してみると、「あそこのしょうへいって、同級生のしょうへいやでって教えてもらった。ホテルで中華の料理人30年近くして帰って来たらしい」と、早くも書き込みがありました。

 長い行列ができていました。調理、接客なんかが不慣れなようで時間がかかっているせいもあります。でも、通りがかりの人が、並んでいる知り合いと話す光景が何度もありました。
 ローカルな話題です。

 しょうへいの焼売
 大阪府三島郡島本町水無瀬2-3-6
 

 

今夜の一献 檀流クッキング「イカのスペイン風」

 「このイカで何か作って」というのが、奥さまから出されたお題でした。コーラスの練習に続いてピアノ・レッスンとお疲れのご様子でした。
 冷凍ながら、立派なスルメイカでした。ゲソと胴を引き抜くと、立派なワタが出てきました。これは塩辛にしたいくらいです。
 檀一雄の「檀流クッキング」(中公文庫)の「春から夏へ」の項に「イカスペイン風」は登場します。スペインを食べ歩いた壇が、現地で食べ、学んだレシピです。ずっと昔に作ったことがあります。わたしのブログを検索して、レシピを確認しました。
 ニンニクも効いて、綿のうま味が際立ちました。ああ、ヴィーノ・ティント(赤ワイン)が欲しかったです。

 右下の皿は、サラダ風のキンピラです。ちょっと醤油が多すぎて、辛すぎました。色もインスタ映えには程遠く、まさにピンボケです。

 小さなひろうすと残っていたハチクの煮ものもつくりました。いい薄味で炊きあがりました。
 ちなみに、ひろうす、あるいは飛竜頭と呼ぶのは関西、関東ではがんもどきです。さっき、見ていたテレビでやってました。

 なんとか色彩があったのは、キュウリと人参の漬物です。
 奥さまもご満足の夕飯でした。

今夜の一献 日野菜の漬物

 ちょっと居酒屋風に並びました。肌寒いような1日だったので、そば焼酎のロックにしました。満足の一献です。
 日野菜は、滋賀・日野町が原産の伝統野菜でカブの一種です。自分で漬けました。これで飲むのを楽しみにしていました。格別です。

 メーンは肉じゃがです。

 トッピー(トビウオ)の干物も、身離れ抜群でおいしくいただきました。

 サンショウが効いたフキと破竹の煮物は、このところ欠かせません。

ソラマメも旬の味です。
 日野菜以外は奥さま作です。念のため。

 滋賀・湖北の赤坂山に登った帰り道。高島市の道の駅「藤樹の里 あどがわ」に寄りました。そこに並んでいのが日野菜でした。
 1束160円でした。
 水でよく洗い、茎と根を切り刻み、塩をまぶしてあく抜きをしました。熱湯を注ぎ、すぐに冷水に揚げて、漬け込みました。

 冷蔵庫で寝かせること3日。いい色に漬かりました。
 ネットで調べたレシピは、塩の量が多くて気になってました。案の定、辛いので、水にさらして塩抜きしました。最後に味りんとレシピにはなかったコンブを加えて完成しました。

今夜の一献 山菜の王様、うどぶきを奈川そば焼酎で食す

 山菜の王様と呼ばれるうどぶきです。
 安曇野の山麓線にある安曇・穂高の新鮮な農産物販売センター「vif穂高」に寄りました。3年前に松本一本ネギを買ったショップです。松本一本ネギはシーズンが違って、苗しかありませんでした。そのとき、タクシーで買い物に来ていた老婦人を案内していたドライバーに「これ、絶対にお値打ちですよ」と強く薦められたのがうどぶきでした。最後の1杷を買って帰りました。
 ネットでレシピを調べました。一番簡単に湯がいただけです。フキの香りがプーンとします。これが安曇野に住む人々の春の感触なんですね。

 最初は何もかけず、続いて少量の醤油を。酒のアテにぴったりです。

 葉や柔らかい茎は、オリーブオイルに塩だけで炒めました。香りはちょっと飛びましたが、これはこれで食べ進みました。

 今夜のメーンは豚肉の炒め物でした。

 安曇野で買ってきた1玉80円のレタスに包んでいただきました。

 15日の夜に泊まったのは、奈川でした。翌朝、上高地に行くために車を止める沢渡駐車場に近いと選んだところでした。寝酒を準備しようと町の酒屋で買って、そのまま持ち帰ってきた「奈川産玄そば100%」の焼酎です。そばらしく、あっさりとした癖のない味でした。

 笹井酒造
 0263-47-0762
 松本市島内3682
 
 

 

今夜の一献 「徳永屋本店」のさつま揚げ

 さつま揚げをいただきました。鹿児島の名店、徳永屋本店のものてす。シンプルな練りだけのものから、ニンジンやゴボウなんかの野菜いりまでの詰め合わせでした。
 鹿児島らしく甘口ですが、お相手は焼酎でしょう。黒霧島をロックにしました。いい組み合わせです。

 丸に十の字の島津家の御紋のもあります。

 徳永屋本店
 鹿児島市東千石町4番23号
 099-225-1726

 こちらは別の方が自家栽培された採れたてのコマツナです。和え物にしました。スーバーで買ってくるものよりアクが強くて、コマツナと主張するようなおいしさでした。

 きょうのメーンは、大好物のいなり寿司でし。色合いといい、さつま揚げとちょっとかぶりましたが、好きなものは好きです。

今夜の一献 菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味~2018

 春になるとわが家に必ず登場する「菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味」です。このブログにはなんと過去9年の記録が残っています。
 ワインビネガーのあまり酸っぱいのは・・・という要望に、バルサミコ酢に変更。いつものだし醤油もちょっと追加して、味にパンチをつけました。ことしもおいしくいただきました。

 朝のテレビ番組で、兵庫・新温泉町の獲れたてホタルイカを料理していました。ホタルイカの串揚げ、スパゲッティ、しゃぶしゃぶとどれもおいしそうでした。
 近くの生協で買てきたホタルイカはボイルされてますが、兵庫・日本海沖産でした。
 面倒ですが、ひとつずつ目を取り、ピンセットで舟(軟骨?)を取り除きました。口当たりに差が出ます。

 もう一皿は、チャプチェでした。
 2本1000円のスペイン産ワインで、機嫌よく酔いました。

 これまでの菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味

今夜の一献 新タマネギのスープ

 新タマネギでスープをつくりました。先日の「鶏のブイヨン」が残ってました。
 ありあわせの材料で適当につくったので、「似て非なるもの」です。いい出汁がでてますが、ちょった淡白すぎる味になりました。
 お相手は、オーストラリア産のシャルドネです。久しぶりのコルク栓でした。

 メーンは奥さま作のハンバーグです。柔らかくてジューシーです。

 口直しは、いただきものの京都・村上重の千枚漬です。
 今冬は、千枚漬に使う蕪が不作でした。年末の贈答用にいつのもように頼むと、品切れになってました。今ごろになって、再登場のようです。
 七味だけをふりかけていただきました。ヘンに甘くはない、シンプルな本物の味です。

 タマネギが少なすぎました。梅干しは多すぎました。
 昆布の後ろは、まだ凍ったままのブイヨンです。
 ことことと煮て、タマネギを取り出し、ハンドブレンダーで細かくしました。

 ジュース状タマネギをスープに戻せば完成です。

 辰巳芳子さんのレシピ本です。奥さまの友だちが、「つくるのだったら」と貸してくださいました。まるで料理の設計図のように体系的に書かれており、読んでいるだけで楽しいです。

 道具が欲しい人です。今度はホーロー鍋です。リビング用品店で1000円未満で並んでいたバーゲン商品です。
 こんなのをゲットしてしまうと、次をつくらないわけにはいきません。

今夜の一献 にんじん葉のゴマ和え

 好物のにんじん葉のゴマ和えで一献です。シャキッツとした舌触りと、ほのかなにんじんの香りがサイコーのアテです。

 近所の町角で週に何度か、採れたての野菜を売る売店が立ちます。柔らかそうなにんじん葉が並んでいました。100円でした。他に、このところ値上がりしているネギとダイコンも買って、合わせて400円の買い物でした。
 さっそくゴマ和えにしました。ゴマを摺り、にんじん葉を湯がきました。小さな根、これがにんじんですが、もせん切りしました。
 醤油と味りんで味付けして完成です。

 今夜ののメーンは、豚肉と白菜の重ね蒸らしでした。柚子胡椒でいただきました。

今夜の一献 ポタージュ・ボン・ファム

 ポタージュ・ボン・ファムをつくりました。「いのちを支えるスープ」の辰巳芳子さんのレシピです。
 化学調味料なんて一切、使ってません。材料に加えて手間を惜しまなかった味です。厳しい舌のセンセイには、「似て非なるもの」といわれるかもしれませんが、わたしにとっては渾身の作となりました。これまでにレストランなどで食べたものに負けてません。

 今夜のメーンは、薄い豚肉のフライでした。サクッと揚がっていて、追加を頼むほどでした。

 白菜と揚げの煮物に、口直しは野沢菜でした。このあたりは奥さまの作です。

 「鶏のブイヨン」から始めました。鶏の首骨なんかは手に入らないので、手羽先で代用。たまねぎ、にんじん、セロリの野菜類に、昆布、シイタケとまるで和食のようなだしです。
 大きな鍋でやさしく、じっくりと煮込んで、漉したらブイヨンの完成です。ここまでで1時間以上かかりました。

 第2段階がポタージュ・ボン・ファム。たまねぎ、にんじん、セロリ、じゃがいもを順に炒めます。ブイヨンを加えて煮込み、柔らかくなったらミキサーでペーストにしました。
 後は、ミルクとブイヨンを加えて飲みやすくしました。味付けは小さじ1杯ほどの塩だけでした。夕刻はこれにかかりっぱなし。家事がいかに重労働かを思い知りました。
 残ったブイヨンはジップロップに入れて冷凍保存しました。
 試飲がすんだポタージュ・ボン・ファムはあす、誤嚥性肺炎を起こしてからは流動食しか食べられなくなった母の病室に届けます。