大阪・海老江 「えびす」のテールラーメン定食

ポツリポツリと雨が降ってきました。自転車で出かけようとしましたが、あわてて傘を取りに戻りました。ふらふらと歩いて先日から歩いて気になっていた「炭火焼き肉 えびす おふくろの味」まで。路地を背にしたカウンターが5、6席の小さな店です。以前は昼間は閉めていたはずですが、最近は「テールラーメン定食」(880円)というメニューが出ています。

大きな骨付きのテールがはいってます。ホロリと崩れるほど煮込んであります。
こってりとした塩味の濃厚なスープです。細い麺がからみます。他に具は、大根とにんじんです。

温かなご飯をその場で握って朝鮮ノリで巻いたおにぎりがつきます。食べ放題のキムチとをほおばって、ラーメンを待ちました。

麺を食べ終わってスープをすすっていると、「ご飯、入れましょうか」とお母さん。ちょっとだけ入れてもらうと、まるでクッパのようです。

えびす
大阪市福島区海老江2−9−15
06-6452-1965

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チェスキー・クルムロフ 城に登る

 【6/3】
 プラハから列車に揺られること3時間半。やっと着きました。
 チェスキー・クルムロフ城は、13世紀に南ボヘミアの貴族が築いたのが始まり。16世紀末にゴシックからルネッサンス様式に改装されています。

 城から見下ろす町並みは、見事に美しい。

 城内の建物は石造りの立派なものに見えますが、スグラフィット装飾と呼ばれる技法で描かれただまし絵になっています。近くで実際に見ると、ちょっと映画のセットのようにも見えます。

 バロック様式の広大な城の庭園です。

 城の橋から聖ヴィート教会が見えます。

 城の劇場は、バロック様式の木造の劇場。古い舞台装置が残っているそうですが、ガイドツアーでないと入れませんでした。

 城の塔は、どこから見ても美しい均整を保っています。

 ヴルタヴァ川のカーブにそって、城はそそり立ています。

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チェスキー・クルムロフ どちらを向いても絵になる町

 【6/3】
 Český Krumlov/チェスキー・クルムロフの町です。ちょっと観光化され過ぎているきらいもありますが、とにかくどちらを向いても絵になります。
 荒廃の時代などいくたの歴史を背負ってますが、とりあえずは画像を紹介。
 町の中を用水が流れ、向こうにはチェスキー・クルムロフの城塔です。

 みやげもの屋さんです。思わず吸い込まれます。

 町の中心、スヴォルノスティ広場です。カラフルな家並みが連なります。

 美術品のような窓枠です。
 よくよく見ていると、一番下の4軒の家並みは、ひとつ上の写真の広場と同じです。

 大きな石の橋です。

 このあたりではヴルタヴァ川がゆったりと流れています。

 対岸から眺める城です。

 城の塔は、どこからでも目につきます。

 スヴォルノスティ広場に戻ってきました。
 手前の建物が宿泊したホテル「ZLATY ANDEL」です。

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ベルリン フィルハーモニーのプレッツェル

【6/10】
今回の旅の総仕上げは、ベルリン・フィルハーモニーで聞いたベルリンフィルの定期演奏会でした。その感動は、ベルリンで「ベルリンにやって来てよかった フィルハーモニーに酔った夜」と書いています。
Berliner Philharmonie/ベルリン・フィルハーモニーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地のホールの名前です。
演奏会が始まる1時間以上前にいそいそとやってきました。ポツダム広場駅で地下鉄をおり、SONYセンターのあたりまでくると、演奏会に向かう人がぽつぽつと歩いてます。後をついていくと、そのままホールのロビーに入ってしまいました。
さっそく白ワインです。プレッツェルもかじりました。
ボーデン湖畔でのブレゲンツ音楽祭でも、「トスカ」の開演前に白ワインを飲み、プレッツェルをかじったのを思い出しました。

水は自由に飲めます。こちらでは水は有料なので、珍しいです。カップは三角錐でテーブルに置くことはできません。なんらかの意図があるのでしょう。

ドレスアップした人たちが、思い思いに開演を待ちます。

正面入口には、チケットの確認ゲートもありましたが、わたしがいるのはその内側。最後までチケットを見せることはありませんでした。

このホールは1963年に竣工しました。五角形のヴィンヤード型で2,440席あります。

わたしの席からの眺めです。指揮のマリス・ヤンソンスの動きがよく見えました。こんなに楽しく、すばらしい演奏会はありませんでした。

パイプオルガンは、右側にあります。

休憩時間には、庭に出てくつろいでいる人もいます。このあたりは、外部との境はありません。ということは、ホールにいくらでも紛れ込んでくることもできるはずです。

ドイツやその他のヨーロッパ各国には、列車に改札口がありません。列車はすぐに検札にきますが、トラムや地下鉄はたまに抜き打ちで私服係員が検札に回ってくるくらいです。
チケットをもっているかどうかは、双方の信頼関係の上に成り立っているということなのでしょうか。

感動の演奏会が終わって、フィルハーモニーを後にしました。

昼間に訪れたフィルハーモニーです。その右のドームがSONYセンターです。

フィルハーモニーの前は、ヘルベルト・フォン・カラヤン通りです。

ネットで確保したチケットです。
ベルリン・フィルはS席で2枚で250EUR(約25000円)でした。数年前に大阪・シンフォニーホールで聞いたベルリン・フィルは、さして良い席ではありませんでしたが、それでも1人でそれくらい支払ったはずです。
真ん中は、ライプツィヒ-ベルリン間のDB(ドイツ国鉄)の乗車券です。ベルリンの市内交通が到着日の1日乗り放題というサービスをつけています。
ホテルももちろん、ネットで予約しました。
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ワイマール ゲーテ街道、わたしにはバッハ街道

【6/9】
ロマンティック街道やメルヘン街道は、ドイツでも人気の観光ルートです。ゲーテ街道は、ちょっとイマイチのようですが、文豪・ゲーテが生まれたフランクフルトから終焉の地・ワイマール、さらに学生時代を送ったライプツィヒを結ぶ400キロのルートです。
10数年前に、このルートを取材で訪れたことがありました。
ワイマールは、一番印象深かった町です。「古典主義の都ワイマール」として、世界文化遺産に登録されています。
City Castle/市の城も、登録文化財です。

もう一度訪れたいと、ライプツィヒからICE(特急)でやってきました。でも駅を出ると、雨。旧市街まで15分ほどということで、歩き始めましたが、やーめた。引き返してバスを待ちました。

ワイマールといえばこの人です。
ゲーテ(左)とシラーです。ザクセン=ヴァイマル公国の時代に、ゲーテは宰相として仕えました。

2人の像は国民劇場の前に立ってます。
ワイマールは、第1次世界大戦後の1919年、憲法制定会議が行われた地でもあります。この国民劇場で制定されたのがワイマール憲法です。

雨があがって、気持ちの良い木陰の道です。

マルクト広場に面した市庁舎です。広場には市がたっていました。
前の旅では、ここでニンニクを麦わらにつけた飾り物をみやげにしました。

結婚届を市役所に提出するためにやってきたカップルと出会いました。2人は、きれいにドレスアップしてますが、まわりの親族らは平服です。

ゲーテ・ハウスはゲーテが長らく暮らし、亡くなった家です。そのまま残っています。
入ろうとすると、時間制限があるようで、「次のガイドツアーは15:30からよ!」と。よく理解できないでいると、わざわざ紙に「15:30~」と書いてくれました。とてもそこまで待ってはいれないので、入場はあきらめました。

ゲーテ・ハウスの南側です。ちょうど大きな木の下あたりに、ゲーテが「もっと光を」といって亡くなった部屋があったはずです。

観光馬車が走ります。

わたしにとって、このルートはバッハ街道でもあります。
ワイマールは、バッハが宮廷楽長として過ごした町です。
もう少し西に行くと、バッハが生まれたEisenach/アイゼナッハがあります。ここももう一度訪れたい町でした。でも、ゆっくりと旅したかったので、あきらめました。

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止まれ 止まれ 進め ドレスデンの歩行者信号

 【6/6】
 ドレスデンの町角です。
 「止まれ!」。歩行信号が赤です。

 こちらも通せんぼをするように「止まれ!」

 「進め!」

 それにしてもかわいいデザインです。アンペルマンといいます。
 東西ドイツ統一後、歩行信号は一度はもっとあっさりとした西ドイツ・デザインに統一されました。でも、あの東ドイツ時代の方がよかったと復活した信号です。
 信号デザインに関する限りは、壁の向こうの方がちょっとばかり人間くさかったということなのでしょう。すべての事象を、ワンパターンで右か左かと捕らえることの危うさを物語っているようです。

 このデザインに興味がおありのかたは、コチラもご覧ください。日本語ページもあります。

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大阪・OCAT 「洋食喫茶犇屋」のメンチカツ定食

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 難波の昼飯としては、久々の新しい店です。 
 OCAT1階です。北側の正面入口右の以前は喫茶店だったところが、「洋食喫茶犇屋」になってました。牛3つで「犇」です。わたしは読めませんでした。「犇(ひし)めく」で、店名は「ひしめきや」です。こんな漢字、はじめてお目にかかりました。ところが、パソコンで入力するとATOKは一発で変換しました。賢い!!
 

 頼んだのは「メンチカツ定食」(924円)です。大きくて、柔らかなメンチカツが2枚。衣よりも、肉そのもので食べさせてくれます。
 ポテトサラダもたっぷりで、もう満腹です。
 オニオンスープも、ちょっと焦げ目も残って、かえっておいしいでした。
 金属の皿というのが、なんとも「洋食」のイメージを膨らませてくれます。

 ステーキからハンバーグ、ビーフシチューとメニューは多いです。

 隣には精肉の店舗がありました。

 洋食喫茶犇屋
 大阪市浪速区湊町1-4-1 OCATモール
 06-6537-9629

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自分でつくる わが家に初登場のシュパーゲル

 シュパーゲルに挑戦しました。
 京都・高島屋の地下食料品売り場にシュパーゲル(白アスパラガス)が並んでいました。これまでなら、それだけのことだったでしょうが、ドイツで旬のおいしいシュパーゲルを堪能した後だけに、気になって購入してしまいました。5本で250円ほどのを2束です。
 ネットで調べたレシピを参考に、ピーラーで皮をむき、塩、砂糖、バター、レモン汁をいれた水から10分ほどゆでれば完成です。ソースはないので、あっさりと溶かしたバターとレモン汁をかけていただきました。
 やはり違います。その太さです。あちらのは、この2倍ほどはあったでしょうか。味の方は、ライプツィヒのマルクト広場に面したレストラン「Das Alte Rathaus」での感激が、かなりの具合で再現されました。

 レシピを参考に、ゆで汁は取り置いて、スープにしました。これもワイマールの「Hotel Elephant」ほどには濃厚ではありませんが、シュパーゲルの香りが漂います。

 メーンは、アジをソテーにしました。

 アジは自分で3枚におろしました。
 付け合わせのジャガイモもボイルしましたが、これはあちらのポテトに軍配です。

 白ワインは、高槻のジャスコで買ってきたシャブリです。なかなか辛口で、980円とは思えない飲み応えでした。

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自分でつくる そうめん

久しぶりにパスタでもと思いましたが、あっさりと和風パスタのそうめんです。きりりと冷たくして、やっぱり夏はこれですね。

用意した具です。
冷蔵庫をのぞき、ミニトマト、みょうが、きゅうり、錦糸玉子、鶏肉と並べ、それにおろししょうがです。

「ねぎがらし」も取り出して、つゆにいれてみました。ピリリとして、これはこれでいけます。
このところ、冷や奴に欠かせなくなってます。

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音楽、あるいはビール三昧の旅

 【6/3】 
 音楽三昧の旅にいつわりはありませんでした。でも、ビール三昧の旅でもありました。昼、夜、昼、夜…。よく飲みました。
 旅の出発は、チェコ南部の町、チェスキー・クルムロフでした。そして最初に向かったのが「Eggenberk/エッゲンベルク」という地ビール醸造所でした。
 「エッゲンベルク・ラガー」は、手前0.51リットルが25クローネ=約100円、向こう0.31リットルが15クローネ=約60円と、びっくりする価格でした。
 チェスキー・クルムロフ エッゲンベルクの地ビール

 【6/2】
 チェコでの最初のビールはこちらでした。プラハのホテルに着き、ミニバー(冷蔵庫)から取り出した缶ビールです。ヘルシンキ空港で買ったパンをかじりました。
 Pilsner Urquell/ピルスナー・ウルケルは、ピルスナーと呼ばれるラガー・ビールの元祖のようなビールです。

 【6/3】
 チェスキー・クルムロフの細い路地にあった陽気なピザ・レストランで飲みました。
 「Budvar svetle」(0.31リットル、135クローネ=約540円)には「Budweiser」の表記もあります。日本でおなじみの「バドワイザー」は、米国産(アンハイザー・ブッシュ社)です。本家・チェコのBudweiserとは、商標を巡って訴訟が繰り広げられました。
 「バドワイザー」の名称は、中世以来のビール産地である南ボヘミア州のチェスケー・ブジェヨヴィツェのドイツ語読み地名からきています。ここは、チェスキー・クルムロフの往復時に通りましたが、何度呼んでも覚えられない地名です。
 チェスキー・クルムロフ 陽気な夜にピザをかじる

 【6/4】
 プラハに戻ってきて、アルフォンス・ミュシャが意匠を手がけた「市民会館」のレストランで飲んだピルスナー・ウルケルです。
 プラハ 「市民会館」の経済的昼飯

 【6/5】
 ドレスデンに向けて出発する前に、プラハ本駅のカフェで飲んだバドワイザーの缶です。
 プラハ本駅と「food issimo!」のボロネーゼ

 【6/6】
 朝からビールです。最高です。
 ドレスデンのGemäldegalerie Alte Meister/アルテ・マイスター絵画館で、フェルメールに会いました。絵画館の売店は、結構な数に入場者でしたが、ちょっと離れたところにあるしゃれたカフェは静かでした。
 Ur-Krostitzer/ウア−クロスティッツァーの黒を飲んでます。ライプツィヒ北郊外にあるKrostitz/クロスティツという町で作られているピルスナーです。ライプツィヒ滞在中によく飲みました。 

 ライプツィヒ到着後、真っ先に向かった「アウアーバッハス・ケラー」です。なにもいわずとも地ビールのUr-Krostitzer/ウア−クロスティッツァー 0.5L(4.4EUR=約440円)でした。
 ライプツィヒ 森鴎外も通った「アウアーバッハス・ケラー」

 【6/7】
 ライプツィヒの中心、マルクト広場の脇にあった「Nordsee」は、カフェテリア方式の海鮮レストランです。料理を頼んだ続きにビールを2本、取りました。銘柄に合わせたグラスを出してくれます。
 Bitburger/ビットブルガーは、ドイツではポピュラーなピルスナーです。
 Erdinger Weisse(エルディンガー・ヴァイス)は、さっぱりとした、こちらも人気ビールです。
 ライプツィヒ 海鮮バイキング「NORDSEE」のお勧めメニュー 

こちらはマルクト広場のAlte Rathaus/旧市庁舎の1階にあるレストランで、その名も「Das Alte Rathaus」です。ここもUr-Krostitzer/ウア−クロスティッツァー 0.5L(3.7EUR=約370円)でした。
 ライプツィヒ 「Das Alte Rathaus」のシュパーゲル

 【6/8】
 ライプツィヒの町をふらふらとしてパスタ・レストランの「VAPiANO」での昼飯です。
 目の前でパスタを作ってもらい、2階に上がると飲み物コーナーがあり、当然頼んで出てきたのがこれです。
 Krombacher Pils/クロンバッハ・ピルスは、ケルン東方で作られているようです。
 ライプツィヒ 「VAPiANO」のPASTA VONGOLE

 【8/9】
 ワイマールの「HOTEL ELEPHANT」です。緑いっぱいの中庭でのんびりと飲んだのは、Sternquell/シュテルンクエルです。ドイツ東部Plauen/プラウエンにあるビール醸造所の出身です。
 ワイマール 「HOTEL ELEPHANT」の優雅な時間

 そしてもう一度、ライプツィヒ 「Das Alte Rathaus」でシュパーゲルを食べ、飲んだのはUr-Krostitzer/ウア−クロスティッツァーでした。

 【6/10】
 ドイツ最後のビールとなったのは、ベルリンのブランデンブルク門近くにあるウィーン風カフェ「EINSTEIN」でのはSchneider Weisse/シュナイダーヴァイセのHefe dunkel 0.51リットル(4.5EUR=約450円)でした。
 ベルリン 「EINSTEIN」のターフェルシュピッツ

 この後のFINNAIR帰国便では、フィンランドのビールを飲んでます。

 

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