永年の夢、エーデルワイスと出会う

【8月27日=ブラウヘルト】

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 マッターホルンを背に咲く一輪のエーデルワイスです。感激の対面でした。
 ホテルの庭などに咲いているエーデルワイスは、2年前の旅のグリンデルワルトなどでも見かけました。自生しているのが見たかったのです。

 サン・モリッツのピッツ・ネイル展望台に上がるケーブルカーで日本人ツアー一行と一緒になりました。話していると、「ツェルマットでエーデルワイスがいっぱい咲いているのを見てきた」というではありませんか。「どこで?」。そこへ案内したツアコンの男性からも取材しました。

 ツェルマットに到着すると、さっそく「日本語案内所」を訪ねました。「どこに咲いているの?」と聞きましたが、、「ウチもエーデルワイス・ツアーというのをやってるんで・・・」と応対の女性。あれこれ聞きましたが、「下から見るのがコツ」とかを教えてもらうのがせいぜいでした。

 サン・モリッツの親切だったツアコン氏の教えに従い、Sunega Paradise/スネガ展望台(2288m)とRothorn Paradise/ロートホルン・パラダイス(3103m)の中間にあるBlauherd/ブラウヘルトから歩きました。そして見つけました。岩陰に咲く一輪のエーデルワイスです。

 エーデルワイスという花を知ったのは、高校生の時に歌った「サウンド・オブ・ミュージック」のあのメロディーでした。45年ほどたっての、ホンモノとの出会いでした。

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 ケータイでエーデルワイスを撮影する同行者です。エーデルワイスガ咲いている環境がわかると思います。

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ツェルマット-スネガ間は地下ケーブルでわずか3分間。スネガ-ブラウヘルトはゴンドラでした。乗車券は、通しでCHF14.5。帰りは、スネガで切れてますが、同額でした。スイス・パスがあるので半額です。

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マッターホルンを眺めながらアンズをかじる

【8月27日=ブラウヘルト】

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 マッターホルンを眺めながら食べる最高のランチです。
 ツェルマットから地下ケーブルでスネガ展望台へ。さらにゴンドラに乗り継いで上ったBlauherd/ブラウヘルトです。さらに上にあるRohthorn Paradise/ロートホルン・パラダイスへの中継点なので、ここで降りる人はあまり多くありません。

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 野外の大きなテーブルを占拠しましたが、並んでいるのはわずかです。ツェルマットのMigro(COOPとよく似たスーパー)で買ってきたパンとジュース、果物です。

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 リンゴだと思ってかじりつきましたが、桃のような味でした。果汁たっぷりで、乾いたのどを潤してくれました。たぶんアンズだったのでしょう。あちこちで実をつけてました。

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リッフェルゼーから眺める逆さマッターホルン

【8月27日=リッフェルゼー】

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 ゴルナーグラート鉄道のゴルナーグラートから1駅下ったRotenboden/ローテンボーデンで途中下車。ハイキング道を5分ほど下ってくるとRiffelsee/リッフェルゼー(リッフェル湖)が見えてきます。その湖面にマッターホルンの雄姿が反射します。「逆さマッターホルン」です。
 マッターホルンの山頂に雲がかからず、湖面が静かで波打っていないことが条件です。これだけ見れれば大満足です。

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 日本人ツアーがガイドに導かれて次々に下ってきます。その間隙をぬって、無人になるのを待ちました。

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 リッフェルゼーからさらに下ったところにある小池からも、逆さマッターホルンを見ることができました。

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絶景の登山鉄道、ゴルナーグラート鉄道

【8月27日=ゴルナーグラート鉄道】

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 4000メートル峰が29座も連なるゴルナーグラート鉄道の終点、ゴルナーグラートです。
 雲ひとつない青空になりました。最高のコンディションです。

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 山麓のツェルマット駅です。ホテルで朝一番に朝食をとって、やってきました。午前8時発の2番電車です。

 最先端に座席を確保しました。

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 マッターホルンが近づいてきます。

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 下りの一番電車とすれ違います。

 ラックレールつき3本線路の複雑なポイントです。

 ゴルナーグラート駅です。標高は3089mもあり、欧州で最も標高が高い地上駅です。

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 ローテンボーデンから下山中、電車が近づく音を耳に、あわてて丘に揚げって写した1枚です。

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 Riffelberg/リッフェルブルク駅です。ほとんどが複線で、ラックレールが敷かれています。

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 いつまでも見ていたかったマッターホルンですが、後ろ髪引かれる思いで下山しました。

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アルプス第2の高峰、モンテ・ローザを望む

【8月27日=ゴルナーグラート】

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 Gornergrat/ゴルナーグラート展望台(3089m)から見たMonte Rosa/モンテローザです。端麗な独立峰のマッターホルン(4478m)にばかり目がいきますが、モンテ・ローザがモンブランに次ぐアルプス第2の高峰です。

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 左のとがっているのがNordend/ノルトエント(4609m)、その右奥がモンテ・ローザの主峰、Dufourspitze/デュフールシュピッツ(4634m)です。

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 Grenzgletscher/グレンツ氷河が流れ落ちます。

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 もう少し右側の4000メートル急ピークのパノラマです。
 左端はCastor/カストール(4228m)、次がPollux/ポリュクス(4092m)、中央右の丸いのがBreithorn/ブライトホルン(4166m)、右のとがった山がKlein Matterhornn/クライン・マッターホルン(3884m)。もうすこし右にマッターホルンがそびえます。

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 Riffelsee/rリフェル湖に反射するモンテ・ローザです。

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 マッターホルンのさらに右側です。右側の堂々とした山がWeisshorn/ヴァイスホルン(4506m)、左端がZinarlrothorn/チナールロートホルン(4221m)です。

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ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン

【8月27日=ゴルナーグラート】

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 麓の町、Zermatt/ツェルマットからGonergrat Bahn/ゴルナーグラート鉄道に乗って30分ほど。標高3089メートルのゴルナーグラート展望台に上がりました。

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 肩のあたりに登山基地となるヘルン・リ小屋が見えます。

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 スイス空軍(?)の戦闘機2機が飛び去りました。

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 記念撮影の観光客を待つサン・ベルナール(セントバーナード)犬です。首には、遭難者救助用の酒樽をぶら下げています。

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マッターホルンとエーデルワイス

【LIVE】

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 真っ青な雲ひとつない空に白いマッターホルンがそそり立ってました。ゴルナーグラード展望台では、いつまでも時を忘れてみほれました。
  午後には、エーデルワイスを探しにスネガ展望台に上がりました。ガレ場の先にその白い花は咲いてました。
  ツェルマットのホテルからは、ネットがつながりません。写真は帰国後、アップします。
  明日は、ルツェルンに行きます。ルツェルン音楽祭という旅のハイライトです。

 小さな池に反射する「逆さマッターホルン」を追加します。

マッターホルンを眺めながらの朝食

【8月27、28日=ツェルマット】

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 朝食もマッターホルンを眺めながらです。最高のぜいたくです。

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 Hotel Parnass/ホテル・パルナスの朝食には、温かな料理はありませんでした。

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 コーヒーを頼むと、温かなミルクが大きなポットでサーブされます。これは、スイスのどのホテルでも同じでした。

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スイスの名物料理、チーズ・フォンデューに舌つづみ

【8月26=ツェルマット】

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 チーズ・フォンデューに挑戦しようということになりました。実は2年前のスイスでも食べてません。これを食べずにスイス料理のことを話すのは失礼かと。
 ツェルマットのメーンストリートにある老舗ホテル「Schweizerhof/シュヴァイツァーホフ」の1階にあるレストラン「Schwyzerstuebli」です。予約なしでしたが、「9時までなら」と席を用意してくれました。
 フォンデュー鍋が運ばれてきました。チーズが煮えています。

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 サラダからスタートです。

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 パンの山です。こんなにたくさん!

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 パンを長いフォークに突き刺して、溶けたチーズの海に沈めます。
 意外とあっさりとしています。キルシュ、それともワイン(?)が効いてます。うん、おいしいと食べ進みましたが、いつまでたっても同じ味です。いくつもの皿を並べて、順番に味をたのしむ日本料理になれている口には、どうにも単調です。

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 ふかしたポテトもでてきました。でも、チーズの味は同じです。

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 音楽も入って店内はにぎやかです。

 隣の席に、日本人の障害者ばかりのツアーがやってきました。ほぼ全員が車いすです(翌日、ゴルナーグラート展望台でも出会いました)。それを店では、当然かのように出迎え、テーブルをセットしていました。客、店ともに感心することが多い光景でした。

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 お代は、フォンデューが2人前で48スイスフラン、ビールと合わせて計74スイスフランでした。まあ、そんなもんでしょう。

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 日が暮れたツェルマットのメーンストリートです。おみやげ屋やレストランなんかが並びます。

 Schwyzerstuebli
Bahnhofstrasse 5/ 3920 Zermatt

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氷河急行でツェルマットへ

【8月26日=氷河急行】

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 氷河急行は、サン・モリッツからツェルマットまでを8時間かけて走ります。東半分はRheatischen Bahn(RhB)/レーティッシュ鉄道が、西半分はMatterhorn Gotthard Bahn(MGB)/マッターホルン・ゴッタルド鉄道が運行しています。
 中継地のディセンティス/ミュンスター駅では、牽引電気機関車がRhBの「Ge 4/4 Ⅲ」からラックレール区間も走れるMGBの「Hge 4/4 Ⅱ」に付け替えられます。

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 クールから先頭を走ってきたRhBの「COOP塗装機」が切り離されます。

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 MGBの「Hge 4/4 Ⅱ 1 Matterhorn」です。

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 座席の枕カバーには「GLACER EXPRESS」と刺繍がはいってます。

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 パノラマ車両は、広い窓から景色を楽しむことができます。

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 Brig/ブリークに停車しました。体を伸ばすために、ホームに降りました。でも注意しないと、アナウンスもベルもなしに発車します。

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 終点のZermatt/ツェルマットに到着しました。退屈することもない、楽しい旅でした。

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 上は、サン・モリッツ-ツェルマット間の氷河急行1等座席指定券です。2人で36.40ユーロです。日本で事前に予約してますので、ユーロ払いになっています。どういうわけかウィーンで発券されたらしくOEBBとオーストリア国鉄のロゴが入っています。
 下は、スイス・セイバー・フレキシー・パス1等3日間です。スイスの国鉄はもとより私鉄(レーティッシュ鉄道もマッターホルン・ゴッタルト鉄道も私鉄です)のほとんどや都市交通、美術館までが乗り放題、タダとなるスイス・パスです。セイバーは複数人が同一行程を移動するときの割引。フレキシーは、決められた期間内の自分で指定する日だけ有効という条件です。わたしは2人分で394.35ユーロでした。
 券面には、わたしが書き込んだ使用日と、検札の印がが入ってます。

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