坂東三十三ケ所観音霊場 日輪寺、佐竹寺

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 「山の寺」です。
 坂東三十三ケ所観音霊場・第二十一番札所八溝山日輪寺です。
 茨城県最高峰・八溝山(1022㍍)の頂上直下にあります。「八溝知らずの偽坂東」ということわざがあるほどの難所だったようです。今では、急坂の頂上まで自動車道が通じてますが、わたしたちは水戸黄門も歩いたという旧道を登りました。

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 紅葉はまだまだでした。でも、きれいに色づいた枝もありました。

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 日輪寺  地図
 0295-77-0552
 茨城県久慈郡大子町大字上野宮2134

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 「里の寺」です。
 JR水郡線の支線終点、常陸太田から歩いて半時間ほどにある第二十二番札所妙福山佐竹寺です。

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 室町時代の天文15年(1546)に再建された国宝の茅葺きの本堂が立派です。

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 佐竹寺  地図
0294-72-2078
 〒 313-0049 茨城県常陸太田市天神林町2404
 日輪寺、佐竹寺を巡る旅の詳細は、一緒に歩いた友のブログ「どた3は永遠にⅡ」もご覧ください。
 

西国八番 「長谷寺」ではもうくたくた

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 長谷寺までやってきました。もうくたくたです。
 サイクルコンピューターの記録は、たいしたことがあません。
 時間=2:52:37
 距離=33.74km
 平均速度=11.7km/h
 最高速度=34.8km/h
 後半は、向かい風だったとはいえ、恥ずかしいような速度です。
 最後の登りです。この階段がうらめしいです。

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 山門をくぐっても、まだ登りです。足が自分のものと思えず、途中でひと息入れした。

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 みなさん、お元気です。

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 長谷寺

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西国番外札所 初瀬街道を走って 「法起院」へ

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 西国三十三所には、番外札所が3カ所あります。
 「法起院」は、西国巡礼の祖といわれる徳道上人が晩年、隠棲した地といわれます。小さなお堂ひとつですが、ここも欠かせません。 

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 初瀬街道は、桜井から初瀬(長谷寺)と結ぶ旧街道です。その先は伊勢街道につながります。
 昼食をすませて、桜井の本町商店街からふたたび走りだしました。昔は栄えたであろう商店街です、でもいまはひっそりとしています。

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 初瀬街道を走りました。久しぶりの自転車が応えました。途中から右足の太ももが痙攣をおこしました。立ち止まって休憩を繰り返しながら、やっと初瀬までやってきました。

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 門をくぐると、また彼女たちがいました。
 山田寺跡あたりを走っているとき、その大型観光バスは追い抜いていきました。わたしは、それから昼食をとり、ゆっくりとペダルをこいできました。それなのに、またまた追いつきました。
 「これから南円堂(9番札所)に行くけれど、間に合うかしら」と心配してました。

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西国七番 「岡寺」はお山の上

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 気持ちのよい秋空の下、壺阪寺から下り道を走りました。高取の古い街並み、高松塚古墳、橘寺、石舞台…。どこも観光客でいっぱいです。
 岡寺は、ずいぶん前に来たことがあります。ところが、遠い記憶と実際は大違いでした。こんな山の上にあったかな。自転車を押しているため、余計に坂を感じます。

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 門前の坂道です。こんな急勾配、怖くて乗れません。帰りも自転車を押して降りました。

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 また出会いました。あちらは大型観光バスで移動してますが、同着になりました。

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 岡寺

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西国六番 「南法華寺(壺阪寺)」からツアーは始まる

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 近鉄・壺阪山口まで、久しぶりの「輪行(自転車を袋に収納して電車に乗ること)」でした。壺阪寺までの道は、予想以上の坂道でした。あまりの急勾配に自転車を降りて押していると、すれ違った遍路さんに「ご苦労さまです」と声をかけられました。
 立派な境内です。国宝の三重の塔を見上げていると、場違いな若い女性2人が、大きなバッグを背に急ぎ足で追い抜いていきました。これが「ご一行さま」との最初の出会いでした。

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 浄瑠璃「壺坂霊験記」のお里・沢市の物語は知りません。そのためか、眼病に霊験あらたかです。本堂の前には、大きな眼鏡があって、これをくぐります。

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 ご本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩」です。

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 納経所です。ツアコンの女性が、大きなバッグから客の納経帳や軸を取り出します。
 「どれくらい預かっているの?」
 「40人分くらいかな。バス1台分です」

壷阪寺

 壺坂寺

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西国二十三番 勝ちダルマあふれる「勝尾寺」

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 西国23番札所、勝運の寺「応頂山 勝尾寺」です。
 当山仏法の祈願力には時の朝廷の権力も及ばなかった事から、王に勝つ寺「勝王寺」と清和帝かが号した。依って源氏、足利氏等各時代の覇者が当山に勝運を祈り・・・(パンフレットより)
 というわけで、境内は勝ダルマにあふれています。

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 本堂です。

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 こちらも本堂の木枠です。

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 ズラリと整列した奉納棚です。きっとタイガースのはなかったのでしょ。

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 鐘楼の柱もこの通り。

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 勝ダルマのピンは12万円です。それが品切れです、選挙を前にしたセンセイのお買い上げでしょうか。

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 はるか大阪が臨めます。

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 勝尾寺

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西国二十一番 「穴太寺」に色づきはじめた秋

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 西国二十一番札所、穴太寺(あなおうじ)です。JR亀岡からバスに10分ほど。そこから、刈り取られた田んぼの中を10分ほど歩いてきました。
 紅葉がきれいなそうでうが、まだちょっと早いです。

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 小さいですが優美な多宝塔です。

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 穴太寺

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 寺をでたすぐに円山応挙の生誕地があります。そのあたりの民家です。いい色の柿が里の秋を感じさせます。
 

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番外編 「仁和寺成就山88ヶ所ウォーク」を巡る

仁和寺1

 「島四国」といって、香川・小豆島にはミニ四国八十八カ所霊場があります。「本四国」の巡礼が難しい人のため、各地にミニ四国はあるようです。
 「御室八十八ヶ所」は文政十年(1827)につくられました。仁和寺の裏山の成就山の山頂にかけて、88カ所のお堂が十数メートルから数十メートルの間隔で点在しています。

仁和寺2

 嵐電の御室駅から見る仁和寺の山門です。立派です。

仁和寺3

 「仁和寺成就山88ヶ所ウォーク」の受付です。300円を支払うと、スタンプ帳をいただけます。これに88ヶ所でスタンプを押していきます。

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 「発心の道場」の第1番「霊山寺」から出発です。お堂には四国と同様の名前がついています。

仁和寺5

 気持ちの良い木立の中を進みます。

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 紅葉にはちょっと早いようです。

仁和寺12

 京都市内が一望できる地点もあります。遠くにかすむのが山崎あたりです。

仁和寺6

 西国三十三所でも、納経帳に朱印をいただきます。それを簡略化して、スタンプラリーにしてしまったのが、人気の秘密のようです。

仁和寺7

 結願の寺、88番大窪寺に到着しました。2時間あまりの気持ちのよいウォーキングでした。

仁和寺8

 最後のスタンプをいただいて、参拝は終わりました。

仁和寺9

 嵐電御室駅張られていたポスターです。同じのが、地元の阪急水無瀬駅にも掲出されていました。
 

仁和寺10

 スタンプ帳をばらして撮影しました。
 「仁和寺成就山88ヶ所ウォーク」は、5月から11月にかけて毎月1回、行われています。次回は11月16日8日)です。
 仁和寺のHPに案内があります。

西国四番 「槙尾山施福寺」への道

槙尾山1

 西国四番施福寺は、槙尾山の上にあります。その上は秋の空です。
 きれいな空が写したくて、NIKON D40+Tamuron18-250mm のレンズに偏光フィルターをかぶせました。効果を発揮したようです。

槙尾山2

 学生時代に登って以来、30数年ぶりです。

槙尾山3

 かなたに金剛山が臨めます。

槙尾山4

 槙尾山施福寺
 槙尾山への道は、続きをごらんください。

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