西国三十三所には、番外札所が3カ所あります。
「法起院」は、西国巡礼の祖といわれる徳道上人が晩年、隠棲した地といわれます。小さなお堂ひとつですが、ここも欠かせません。
初瀬街道は、桜井から初瀬(長谷寺)と結ぶ旧街道です。その先は伊勢街道につながります。
昼食をすませて、桜井の本町商店街からふたたび走りだしました。昔は栄えたであろう商店街です、でもいまはひっそりとしています。
初瀬街道を走りました。久しぶりの自転車が応えました。途中から右足の太ももが痙攣をおこしました。立ち止まって休憩を繰り返しながら、やっと初瀬までやってきました。
門をくぐると、また彼女たちがいました。
山田寺跡あたりを走っているとき、その大型観光バスは追い抜いていきました。わたしは、それから昼食をとり、ゆっくりとペダルをこいできました。それなのに、またまた追いつきました。
「これから南円堂(9番札所)に行くけれど、間に合うかしら」と心配してました。