ベルンの噴水

【8月28日=ベルン】

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 首都、Bern/ベルンにやってきました。駅前からSpitalgasse/シュピタル通り、Marktgasse/マルクト通り、Kramgasse/クラム通りと名前が変わる中央通りを東に向いて歩きました。

 時計塔を振り返るところに立っている「ツェーリンゲンの噴水」です。

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 甲冑を身につけた熊の兵士です。。ベルンの創始者、ベルトルト5世がモデルです。。

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 「正義の噴水」です。先入観を持たずに物事を見なさいという意味が込められて、この女神は目隠しをされています。

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 噴水は全部で11もあります。
 向こうに立っているのは、有名な「子供喰いの噴水」です。「バグパイプ吹きの噴水」も確認しませんでした。旅も終わりに近く、暑い1日で注意力も散漫になっていたのでしょう。

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アーレ川を渡る~不思議な光景

【8月28日=ベルン】

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 Bern/ベルンの街を歩きました。駅前からズーッと大通りを東に歩いてNydegtorbruecke/ニーデック橋までやってきました。
 不思議な光景です。窓に人形でも飾ってあるのかと思いました。よくよく見ると、若い女性です。日焼けを避けるためにか頭を覆い、スケッチか何かをしています。それにしても、まるで動きません。

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 こちらをご覧になれば、なぜびっくりしたかを理解してもらえるかと思います。
 日本風にいうと5階、こちら風でも4階の屋根裏部屋です。その窓から屋根に出て、足を突き出しているのです。
 気持ちよいだろうなあ。でも、もしずり落ちでもしたら…。そんなことを考えたら、やってられません。

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 ベルンの町をU字型に取り巻いているAare/アーレ川の左岸はさきほどの家。右岸は、こんな風景です。

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 どれも3階とか4階建てですが、屋根はすべて三角形にとがっています。

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 ニーデック橋を渡りきってちょっと坂を上がったあたりから振り返りました。

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世界一長いアルプス横断トンネルを走り抜ける

【8月28日=フィスプ~トゥーン】

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 Zermatt/ツェルマットを下りて首都、Bern/ベルンに向かいました。Visp/フィスプでGornergrat Bahn/ゴルナーグラート鉄道からSBB CFF FFS/スイス国鉄に乗り換えました。
 今回の旅では初めての国鉄です。SBB CFF FFSは、ごていねいにもドイツ語、フランス語、イタリア語(公用語はロマンシュ語を加えた4言語)の略称を並べてます。

 向こうからIC2000型客車が、制御車を頭にして入ってきました。電気機関車は最後尾です。プッシュ・プルという、どちら向きにも走れる日本にはない編成です。

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 総2階建て客車です。車内販売のワゴンも2階を通ります。

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 Loetschberg Basistunnel/レッチベルク基底トンネルに入ります。アルプスの下を時速200キロで一気に走り抜けます。
 古いレッチベルク・トンネルの下400メートルに掘られ、2007年から使われている長さ34.6キロという世界一長いトンネルです。
 このトンネルの完成でツェルマットは、国際空港のあるチューリッヒからやってくるのがぐっと便利になりました。

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 トンネルを抜けるとSpiez/シュピーツです。ここで、2年前に乗ったGPL(Golden Pass Line)と交差します。
 トゥーン湖は、これまでとは違った広々とした風景でした。

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ベルンのトラムは真っ赤っか

【8月28日=ベルン】

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 スイスの首都、Bern/ベルンです。
 時計塔をバックに旧市街のアーケードに向かってくるトラム/路面電車です。古い街並みに真っ赤っかが憎いほど似合います。

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 アーレ川を渡るトラムです。

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アルピニストの墓標

【8月28日=ツェルマット】

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 Zermatt/ツェルマットの教会わきにあるFriedhof/墓地です。マッターホルンを臨む地にあります。

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 米・ニューヨーク生まれの登山家です。1975年、Breithorn/ブライトホルン(4165m)で死亡。
 「 I CHOSE TO CLIMB 」

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  山岳ガイドの墓です。1929年9月2日、Dent Blanche/ダン・ブランシュ(4356m)で落石のため遭難死。
 「Du Bleibst Unvergessen!」-君の勇姿を忘れない! とでも訳せばよいのでしょうか。独和辞書をくっても、Bleibst がよくわかりません。 

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 ホテルのベランダから見えていた教会です。

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 マッターホルンを1865年に初登頂したエドワード・ウィンパーのレリーフです。

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 老舗ホテル、モンテ・ローザの壁面に飾られています。
 初登頂の下山途中、パーティーの4人が滑落、ザイルが切れてウィンパーら3人は助かったというマッターホルンの最初の悲劇です。このとき亡くなった3人(1人の遺体は未発見)の墓もツェルマットにあるそうです。
 ウィンパーはなぜか、モンブラン麓のシャモニーに眠っています。

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ホテル・パルナスのベランダで食べる最高の夕食

【8月27日=ツェルマット】

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 ツェルマットのホテル・パルナスのベランダ食べる、最高にくつろいだ夕食です。
 駅前のCOOPで仕入れてきた品々が並びます。路上で焼いている名物のソーセージも1本、買ってきました。

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 脂ののった、皮がかりっと焼けたソーセージです。たっぷりのマスタードをつけてほおばります。

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 ”Can I take a pictuer?”
“Yes,no problem”
 そんか会話くらいはできるようになりました。

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 COOPでの買い物にも慣れました。レジに並ぶと、カゴから商品を出してコンベア上に自分で並べます。

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 白ワイン=5.90、エビアン=0.80、カフェ・ラテ=1.80、ミニサラダ=1.90(いずれもスイス・フラン)など計19.10。
 カフェ・ラテはいずれ飲もうとザックの底に入れたまま忘れてました。チューリッヒの空港できっちり検査に引っかかり、廃棄に同意しました。もったいない!

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 4階の右から2つ目の部屋に2泊しました。

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 目の前がマッターホルンです。「パイプの煙」(頂上付近に雲がたなびくこと)を吹いてますが、足を投げ出して見飽きることがありませんでした。

 Hotel Parnass
 3920 Zermatt – Switzerland

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永年の夢、エーデルワイスと出会う

【8月27日=ブラウヘルト】

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 マッターホルンを背に咲く一輪のエーデルワイスです。感激の対面でした。
 ホテルの庭などに咲いているエーデルワイスは、2年前の旅のグリンデルワルトなどでも見かけました。自生しているのが見たかったのです。

 サン・モリッツのピッツ・ネイル展望台に上がるケーブルカーで日本人ツアー一行と一緒になりました。話していると、「ツェルマットでエーデルワイスがいっぱい咲いているのを見てきた」というではありませんか。「どこで?」。そこへ案内したツアコンの男性からも取材しました。

 ツェルマットに到着すると、さっそく「日本語案内所」を訪ねました。「どこに咲いているの?」と聞きましたが、、「ウチもエーデルワイス・ツアーというのをやってるんで・・・」と応対の女性。あれこれ聞きましたが、「下から見るのがコツ」とかを教えてもらうのがせいぜいでした。

 サン・モリッツの親切だったツアコン氏の教えに従い、Sunega Paradise/スネガ展望台(2288m)とRothorn Paradise/ロートホルン・パラダイス(3103m)の中間にあるBlauherd/ブラウヘルトから歩きました。そして見つけました。岩陰に咲く一輪のエーデルワイスです。

 エーデルワイスという花を知ったのは、高校生の時に歌った「サウンド・オブ・ミュージック」のあのメロディーでした。45年ほどたっての、ホンモノとの出会いでした。

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 ケータイでエーデルワイスを撮影する同行者です。エーデルワイスガ咲いている環境がわかると思います。

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ツェルマット-スネガ間は地下ケーブルでわずか3分間。スネガ-ブラウヘルトはゴンドラでした。乗車券は、通しでCHF14.5。帰りは、スネガで切れてますが、同額でした。スイス・パスがあるので半額です。

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マッターホルンを眺めながらアンズをかじる

【8月27日=ブラウヘルト】

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 マッターホルンを眺めながら食べる最高のランチです。
 ツェルマットから地下ケーブルでスネガ展望台へ。さらにゴンドラに乗り継いで上ったBlauherd/ブラウヘルトです。さらに上にあるRohthorn Paradise/ロートホルン・パラダイスへの中継点なので、ここで降りる人はあまり多くありません。

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 野外の大きなテーブルを占拠しましたが、並んでいるのはわずかです。ツェルマットのMigro(COOPとよく似たスーパー)で買ってきたパンとジュース、果物です。

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 リンゴだと思ってかじりつきましたが、桃のような味でした。果汁たっぷりで、乾いたのどを潤してくれました。たぶんアンズだったのでしょう。あちこちで実をつけてました。

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リッフェルゼーから眺める逆さマッターホルン

【8月27日=リッフェルゼー】

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 ゴルナーグラート鉄道のゴルナーグラートから1駅下ったRotenboden/ローテンボーデンで途中下車。ハイキング道を5分ほど下ってくるとRiffelsee/リッフェルゼー(リッフェル湖)が見えてきます。その湖面にマッターホルンの雄姿が反射します。「逆さマッターホルン」です。
 マッターホルンの山頂に雲がかからず、湖面が静かで波打っていないことが条件です。これだけ見れれば大満足です。

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 日本人ツアーがガイドに導かれて次々に下ってきます。その間隙をぬって、無人になるのを待ちました。

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 リッフェルゼーからさらに下ったところにある小池からも、逆さマッターホルンを見ることができました。

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絶景の登山鉄道、ゴルナーグラート鉄道

【8月27日=ゴルナーグラート鉄道】

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 4000メートル峰が29座も連なるゴルナーグラート鉄道の終点、ゴルナーグラートです。
 雲ひとつない青空になりました。最高のコンディションです。

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 山麓のツェルマット駅です。ホテルで朝一番に朝食をとって、やってきました。午前8時発の2番電車です。最先端に座席を確保しました。

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 マッターホルンが近づいてきます。

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 下りの一番電車とすれ違います。

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 ローテンボーデンから下山中、電車が近づく音を耳に、あわてて丘に揚げって写した1枚です。

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 Riffelberg/リッフェルブルク駅です。ほとんどが複線で、ラックレールが敷かれています。

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 いつまでも見ていたかったマッターホルンですが、後ろ髪引かれる思いで下山しました。

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