「ブエン・カミーノ!」と声をかけたくなるような光景でした。のどかな秋晴れの一日でした。
歩いて伊勢参りのその6は、天理から山の辺の道を桜井まで歩きました。16キロほどありました。ほぼ平たん路とはいえ、久しぶりのロングウォークとなりました。
スペインのサンティアゴ巡礼路を歩いているかのようでした。前にも後ろもハイカーが。そしてすれ違う人も。歩いていることの楽しさがあふれていました。
大神(おおみわ)神社のご神体である三輪山に、きれいな秋雲がたなびいていました。
大神神社に参りました。
「ブエン・カミーノ!」と声をかけたくなるような光景でした。のどかな秋晴れの一日でした。
歩いて伊勢参りのその6は、天理から山の辺の道を桜井まで歩きました。16キロほどありました。ほぼ平たん路とはいえ、久しぶりのロングウォークとなりました。
スペインのサンティアゴ巡礼路を歩いているかのようでした。前にも後ろもハイカーが。そしてすれ違う人も。歩いていることの楽しさがあふれていました。
大神(おおみわ)神社のご神体である三輪山に、きれいな秋雲がたなびいていました。
大神神社に参りました。
ロメスパ、すなわち路面スパゲティのことです。東京の「ジャポネ」が有名ですが、わたしは「リトル小岩井」でした。現役時代に東京出張したときには、隣のビル地下街にあるそちらの「バジリコ」でした。
あの味が懐かしくて、挑戦しました。
醤油をちょっと入れた和風の味付けです。皿が盛り上がる大盛りでしたが、食べ尽くしました。
ロメスパには必須の太麺です。茹で時間は、なんと16分です。しかもアルデンテはダメです。
くたくたになるまで煮て、いったん湯を切り、オリーブオイルでコーティングして、冷蔵庫で寝かせました。
ここまでが朝食直後の下準備でした。
チンゲン菜やタマネギ、ニンニク、豚肉を刻みました。
味付けは、醤油とケチャップ、コンソメです。化学調味料も入れたいところですが、わが家にはありません。
貝原益軒の記す「京城勝覧」の後回しにしていた第九日です。『高雄槇尾栂の尾に行道』です。高雄は高尾とも書いて、他の2つの尾と合わせて三尾(さんび)とも呼ばれます。いずれも紅葉の名所です。
ちょっと早いのはわかっていました。でも秋の観光客で込まないうちにと、車で出かけました。
昼飯は、静かな清滝川の川辺で、途中でテイクアウトしていた京都・穂久彩の「太秦のり弁当」をいただきました。
京城勝覧の1ページです。
「♬ 京都栂ノ尾高山寺 恋に疲れた~」は、「京都大原三千院」に続くデューク・エイセスの「女ひとり」のセカンドコーラスです。有名なお寺ですが、わたしは参ったことがありませんでした。
紅葉はまだ先ですが、きれいにグラデュエーションを描いている枝もありました。
高雄神護寺は、長い石段を登った山の中腹にあります。
平安時代に、文覚上人が再興した寺です。「盛遠と袈裟」の戀塚寺で書いた北面武士・遠藤盛遠その後の姿です。
神護寺では時代劇映画のロケが行われていました。300人はいるかという町人姿らのエキストラが群がり、金堂への正面階段から下の毘沙門堂にかけては市のセットが設えられていて近づけませんでした。
自転車を漕いで京都・竹田までやってきました。赤い鳥が歌った「竹田の子守歌」のその地です。「食べログ」を検索した中華川食堂で昼飯にしました。麻婆豆腐の人気店でした。
わたしは「麻婆麺」(870円)です。
一気に汗が噴き出しました。辛いです。この上に5段階ほど辛いのがあります。どんな舌をしているのでしょうか。
細い麺です。でも麻婆の辛さに参って、麺の味はそれほどわかりませんでした。
生中には、「これでお待ちください」と、いい塩梅のイカの塩辛がついてきました。
デザートは、ミニ大福でした。辛いのの後で、甘さが引き立ちました。
5段階の辛さアップの他に、ニンニク増量とかのオプションもあります。
中華川食堂
050-5872-5983
京都市伏見区竹田中内畑町171 第2コーポ森崎 1F
江戸時代の京都ツアーガイド、「京城勝覧」(貝原益軒)に沿った京巡りは第十二日です。『鳥羽を通り山崎にゆくみち』が記されています。
『下鳥羽』の説明に、『道の東がはに戀塚寺(れんちょじ)あり。源渡(みなもと・わたる)が妻の塚あり。是鳥羽の戀塚(こいづか)なりといふ』とあります。
北面武士、遠藤盛遠(もりとお、後の文覚)が自ら殺めてしまった恋する袈裟(けさ)の菩提を弔うために建立したと伝えられている寺です。
高校生の時に初めて読んだ「新・平家物語」(吉川英治)以来の懐かしい名前でした。
境内には、袈裟の塚と伝わる宝筐印塔があります。
盛遠が北面武士として警護にあたった鳥羽離宮の南殿跡です。
貝原益軒が記す京都ガイドブック「京城勝覧」の第十一日は、「艮(うしとら=北東)」の方角で、「比叡山に行道をしるす」です。『きらゝ坂(雲母坂)』から『比叡山』に登ります。
雲母坂は久しぶりです。初めて登ったのは、小学5年でした。もう60年も前のことです。夏休みの自由研究の「比叡山に登る地図を作る」がテーマだったはずです。友だち2人と一緒でした。
ケーブル比叡駅には、大きな「HIEIZA」ができていました。あいにく曇っていたのでカラーがイマイチですが、とりあえず「還暦!登山達成」です。
大比叡(おおびえ、848.1m)上まで登りました。冷たい風が吹きつけ、冬到来を思わせました。
阪急を烏丸で降りて、志津屋四条烏丸店に寄ってきました。志津屋といえば「カルネ」でしょう。やはりうまいです。
ワルシャワで開かれている第18回ショパンコンクールは、ついにファイナルを迎えました。80人が参加した1次予選から2次、3次と絞り込まれ、ファイナル出場者12人が選ばれました。このうち日本人は2人。期待の反田恭平くんも残っています。
ファイナルはショパンのピアノ協奏曲を演奏します。そのプログラムが発表されました。反田くんは、あす未明の2時50分からです。
1次のときは、未明に起き出して防音した部屋の小型スピーカーで聴きました。今回はオーケストラつきなので、大きなスピーカーでゆったりと聴きたいです。さて、いかがしましょうか?
立派な胡蝶蘭です。わが家がレストランを開業したお祝いというわけではありません。
知人にいただきました。花が終わったら、奥さまが株分けして、もう一度咲かせるそうです。里帰りすることができる日を楽しみにお待ちください。
笑えてくるほどにデカいトンカツです。おまけに子分を引き連れています。
JRと近鉄の天理駅から5分ほどの「さかえ」は、天理大学の体育学部からもすぐ近くです。信者ではなくて、そちらのご用達の店のようでした。
人気の「A定食」は、トンカツ、から揚げ、エビフライがドーンと出てくるようです。わたしはとても食べられないと、つつましやかに一品の「おろしロース豚カツ定食」(830円)にしました。
軟らかい肉です。サラっと揚がっているので、予想に反してボリューム感はさほどではありませんでした。たっぷろのおろしポン酢をつけて、おいしく食べ進みました。
何気なく「生中」と頼みました。「もう終わったんや。ことしは、ほとんど商売にならんかった」とおかみさん。良く冷えた瓶ビールがあるので、それで満足です。
見覚えのある顔が並んでいます。常連だったのでしょう。
学生の4人組は、それぞれがスマホを見つめていて、静かでした。
それにしてもすごいメニューです。反対側の壁には、麺類がズラリと。
さかえ食堂
0743-63-4680
天理市田井庄町582
歩いて伊勢参りの旅は、暑い日は敬遠しているうちに3カ月がたとうとしています。「ことし最後の夏の1日」となりそうなまだまだ暑い中を山の辺の道・北ルートの円照寺から弘仁寺、白川ダムを通って石上神宮までの12キロほどを歩きました。
ピンクのシュウメイギクが咲いていました。
訪れる人もない山寺といった風情の弘仁寺ですが、重層のどっしりとした本堂がありました。
石上神宮の一番の人気者です。参道を闊歩しています。
京都で独り昼飯になりました。大丸京都店の裏通り(錦小路)辺りをうろうろして入った「円屋(えんや)」です。「地鶏とおでんの居酒屋」ということですが、それは夜の顔。ランチタイムの「日替定食」(800円)は、魚か肉かの二択でした。
鰆の西京焼きがメーンです。炭火で香ばしく焼いてあります。
3皿がついてます。おから、もやし、青菜と、どれも薄味です。しば漬けのなすがジューシー(?)でした。どこの店のかを聞いておくべきでした。
オリジナルグラスは、ギンギンに冷やしてあります。
古民家を改装しています。振りむけば坪庭です。
民家を貫く三和土(たたき)もおしゃれです。
2階にも客室があるようです。
この路地を入ったところです。
円屋
075-213-3451
京都市中京区高倉通錦小路上ル貝屋町564-136