京都・アルティ 弦楽アンサンブルと前田珈琲の名物ナポリタン

 京都府民ホール アルティで「スォーノ・リッコ・アンサンブル京都」の第2回定期演奏会を聴きました。
 スォーノ・リッコとは、豊かな音という意味らしいです。これは弦楽アンサンブルを主宰(コンサートマスター)する村瀬理子さんにひっかけているのでしょう。京都市立京都堀川音楽高校で長くヴァイオリンを教えてこられました。奥さまの友だちです。
 ヘンデル、ヴィヴァルディ、J.S.バッハ、テレマンとバロックの楽しい曲が続きました。理子さんの愛弟子が入れ替わりでソロヴァイオリンを弾き、立派に成長した姿を披露していました。生で響く弦の音色を堪能しました。

 開演前に、アルティにある前田珈琲府民ホール アルティ店で「名物ナポリタンスパゲティ」(980円)で腹ごしらえをしました。アイスコーヒーをセット(+200円)しました。
 ふにゃりとした太い麺に、こってりとケチャップ味がまとわりついています。これぞ昭和の懐かしい味です。

 スプーンもついてきましたが、わたしはいつもフォーク一丁で食べます。昔からそうです。

 「京都人に愛され半世紀」というのがキャッチコピーです。今やアルティのほか、文博(文化博物館)、京博(国立博物館)、マンガミュージアム、文芸(文化芸術会館)、明倫店(文化センター)と、文化施設に集中的に出店しています。
 明倫店でも、文芸会館店でも、名物ナポリタンを食べてます。
 

 前田珈琲 府民ホール アルティ店
 075-432-2340
 京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1 府民ホール アルティ内

阿武山から摂津峡 冷し中華で冷やす

 「流水麺 冷し中華」をスーパーで見かけて買ってしまいました。どこか涼しいところでこれを食べようと考えて、阿武山から歩きました。本末転倒のようですが、摂津峡の水の流れを横目に汗だくの体を冷却しながらいただきました。
 ハムにキュウリ、チクワにゆで卵をトッピングした豪華版です。ピリ辛のための柑なんばも忘れませんでした。

 ラドラー(レモン・ビール)まで飲んで、サイコーです。
 サンティアゴ巡礼のポルトガルの道で、あちこちで飲んだ懐かしい味です。缶がひとつ、冷蔵庫に眠っていました。

 これだけを保冷バッグに詰め込んできました。
 ボトルの水を凍らせて、保冷剤代わりに一緒に入れてきました。

 賞味期限が迫っていたのですね。30%OFFでした。

 麺はほぐすだけでOKというのがウリです。まだ凍っているところもある冷たい水をもってました。麺にかけて冷しました。
 トッピングの具材は、家で切ってきました。

 ゆで卵はそのまま持ってきました。殻をむいて、半分に切って飾りました。
 若狭小浜産の柑なんばは、いろんな料理に登場させます。見た目(彩)よし、味よしの優れものです。

 思い通りのシチュエーションで食べることができました。

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湖南・笹間ヶ岳 サギソウを追いかけて

 サギソウを追いかけて滋賀・湖南アルプスの笹間ヶ岳に登りました。
 咲いていました。鷺草という和名の通りに、真っ白なシラサギが羽を伸ばして飛んでいるようです。
 ラン科の多年草で、低地の湿地に咲くそうです。
 笹間ヶ岳の稜線近くの小池の畔です。土曜日とあって、たくさんのハイカーと出会いました。

 つぼみもあります。

 

 大編隊で飛んでいるような姿はありませんでした。

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自分でつくる 焼きそばとぶっかけ蕎麦

 こう暑いと、昼飯はあっさりと麺類となります。和風パスタというべきそばも中華、和風としばしば登場です。昨日は素麺でした。
 きょうの独り昼飯のために焼きそば用の太い麺を買っていました。豚肉とタマネギ、キャベツを炒め、ソースをかければそれで完成です。
 太麺が、なかなか食べ応えがあります。鶴橋風月の焼きそばにも似たもっちりとした麺です。 

 高槻のスーパーで見かけた太麺です。

 小さなチクワが1本、残っていたのでこれも入れました。

 数日前のぶっかけ蕎麦です。盛りそばにシーチキンをトッピング。アクセントに柑なんばを載せました。これで味が引き締まりました。

 シーチキンは缶詰ではなく、袋入りででした。後始末が楽です。

 ねぎとゴマをごま油で混ぜ込みました。

 きざみのりをかけすぎて、シーチキンがほとんど見えてません。でも味には関係ありません。

ブローチをつくる 野良着屋「白椿」のワンピースを飾る

 「ブローチをつくってほしい」とのオーダーでした。「丸くて、金色に光っているのを」
 丹波篠山にある野良着屋 白椿のワンピースのキット材料を購入し、手仕事塾で習ってきた布を前に、奥さまは手縫いでちくちくとお裁縫の毎日でした。
 店のディスプレーがつけていたブローチがご所望でした。イマイチ、イメージがわかないまま試作にとりかかりました。

 「太い木をスライスした円板を削ったそうよ」とはいうものの、そんな円板はありません。
 ホームセンターや百均をうろついて、これでやってみるかと見つけたのが、コルク製のコースターです。100(110)円なら失敗しても痛くありませんでした。

 厚さが足りないので、3枚を積み重ねて接着しました。

 カッターナイフで粗削りしました。
 電動のマイクロ・ベルトサンダーで整形しました。
 生地はコルクですので、表面はざらざらです。下地処理の第一段階として木工用パテを一面に塗り込みました。

 サンドペーパーで磨きました。400番の粗い目からスタートしましたが、思うように平滑にはなりません。
 パテを塗り、削る作業を何回も繰り返しました。
 塗装の下地に使うサーフェーサーがあったので、試してみました。

 これも数回、繰り返しましたが、小さな凹凸は消えません。生地が悪いのだから修正のしようがありません。

 「アクリルえのぐで塗ってられた」という話を頼りに、それも試しました。アクリルカラーは百均に並んでいました。
 これも刷毛目が残ります。磨いても光沢は出ません。
 

 最終手段としてカラースプレーのゴールドを吹き付けました。
 まだまだ不満は残りましたが、ひとまずここまでとしました。

 裏面にフェルトを張りました。

 ブローチ金具を接着剤で固定して完成でした。

 製作期間は2週間。費用は1000円未満。カラースプレーが700円ほどと最も高価で、あとは百均と手持ちでした。
 これには、わたしの時間給は含まれていません。

 試着するというので撮影しました。
 奥さまは大満足の様子なので、これで良しとしました。

 このブログを書くために白椿のHPを調べていると、こんな画像が見つかりました。わたしのイメージとはちょっと違いました。

 丹波篠山の市街からはちょっと離れた大山宮にあります。
 2年前の春、スプリングエフェメラル(春の妖精)のセツブンソウやセリバオーレンを見に行きました。わたしは撮影に夢中でしたが、奥さまは辺りを散歩していて見つけたそうです。
 うどん店もやっています。 

 Vネック前開きワンピース

 白椿
 079-596-0133 
 丹波篠山市大山宮293

 

ポンポン山 ヤマジノホトトギスには早かった

 ポンポン山に登りました。2月に福寿草を見に行って以来です。
 高槻の古木、天狗杉の周りに立派なサークルができていました。老杉の根元を踏まないようにという配慮でしょうか。
 暑さを覚悟して7時半に出発しました。それでも中腹の本山寺駐車場(500円)には、先着が4台もとまっていました。

 本山寺の境内には、先日の台風による強風で吹き飛ばされたギンナンが熟することなく散乱していました。

 いつものように浄財を入れ、摩尼車(まにぐるま)をガラガラと回しました。

 ルート上の足元で昨年の9月12日にヤマジノホトトギスを見つけていました。そろそろ咲いてないかなと期待していましたが、早かったようです。
 代わって真っ白いキノコがあちこちに伸びていました。

 クリも青いままで落下していました。

 反対側からM君がやってきました。いつもわたしのFaceBookに「いいね」をくれます。
 ポンポン山の頂上から向こう側の麓にある善峯寺に下り、さらに登り返してきていました。「病み上がり」といいながら、真似ができないスピードです。

 今度は黄色いキノコです。

 ゆっくりと登ってきました。1時間半ほどでポンポン山の頂上です。視界はイマイチでした。

 昼飯には早すぎました。途中のコンビニで買ってきたアイスクリームです。すでに溶けてましたが、冷たい甘さでクールダウンしました。

 ダンドボロギク(段戸襤褸菊)が白い綿毛をためていました。
 帰りは水分補給で立ち止まった以外はノンストップでした。

若山神社~尺代 ツユクサや野草を撮る

 大阪・水無瀬の自宅近くをカメラ片手に散歩しました。若山神社から尺代のあたりです。
 お盆も過ぎました。真夏の間はあまりお目にかからなかった花ですが、その気で探すといろいろ咲いていました。
 ツユクサの青色が涼しげです。3種の雄しべが特徴的なはかわいい花です。花期は初夏から秋までと長いです。

 ニガナの黄色い花です。

 カタバミも黄色い花を咲かせます。

 ガンクビソウ(雁首草)でしょうか。こちらも黄色い花を準備中です。

 こちらお黄色いですが…。

 黄色いチョウも飛んできました。

 ミヤマカラスアゲハが、足元をヒラリヒラリと舞いました。

 尺代に抜ける山道の石仏に花が供えられていました。

 こちらのお地蔵さんには、きょうは花がありませんでした。

 アマゴ釣り場(休業中)から家庭菜園に上がる道に、ゲートができてました。作業中のおじさんに聞くと、「シカがやって来て、ナスを食べてしまう」とのことでした。

 ユリのつぼみのようです。このシーズンに咲くのって何でしょう。
 タカサゴユリ(高砂百合)だそうです。

 ヨメナ、それともノコンギク? 野菊ではありそうです。

 こちらは野草ではなくて栽培種。マリーゴールドもそろそろお終いでしょうか。

 キバナコスモス(黄花秋桜)も、その名の通りに黄色が目立ちます。

 サフランモドキと書かれた名札がありました。 

 クサギはハートになってました。

 この日は直射はなかったですが、雨上がりで湿度は高かったのでしょう。汗だくになりました。

自分でつくる ドライカレー・リメークパスタ

 「昼ごはん、先に食べておいて」と奥さまからLINEです。かかりつけの医院が、お盆明けで大混雑しているそうです。
 冷凍庫のドライカレーをチンして、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにかけました。パスタを茹でる鍋で、タマゴもボイル。半熟をトッピングしました。
 チャチャとつくったわりには、ボリューム満点でおいしい仕上がりとなりました。

 タマゴを崩すと、まろやかな味に変わります。

 冷蔵庫から取り出しよく洗ったタマゴを、パスタと同じタイミングで鍋に入れました。パスタの茹で時間の7分間で、ほどよく茹で上がりました。

 パスタは、いおつものバリラです。紙パックの端にミシン目が入っています。ここを切り取ると、わたしの1回分(120g)が取り出せます。

 ニンニクを刻んだだけです。パセリも冷凍です。

宇治・興聖寺 台風一過の盂蘭盆会

 台風一過となって夏の日射しが戻ってきました。京都・宇治の興聖寺では盂蘭盆会(お盆)の法要が営まれました。
 お参りをすませ、経木(お塔婆)をいただきました。
 花手水が活けられていました。

 照りつける太陽に汗ばみました。

 シオカラトンボが羽を休めていました。

 道元禅師が最初に開いた曹洞宗の「修行道場」です。今も座禅の修行が続けられています。

 鐘楼の下で百日紅(サルスベリ)がピンクの花をつけています。

 今夜の京都五山の送り火も、予定通り行われます。

 

若狭高浜のイカ刺しを、小浜産の柑なんばで

 「柑(かん)なんば」を探して福井・高浜まで足を延ばしました。
 高浜でゲットした赤いかを刺身にさばいていただきました。薬味は大葉とミョウガ、そしてオレンジ色の柑なんばです。
 柚子の香りと、唐辛子の辛さ、麹のまろやかさが混じったこれぞニッポンのスパイスです。
 昨夜の満足の一献でした。 

 おぼろ豆腐には、リスボン土産の塩を振りました。シンプルにうまいです。柑なんばもイケました。

 魚そうめんは、京都の夏の風物詩です。かまぼこの具をそうめん状にしています。薄い出汁でいただきます。

 柑なんばは、「小浜合衆国」の産です。小浜はオバマにかけてあり、元大統領が当選したときは町も話題となりました。

 何年も前に高浜の道の駅で柑なんばを買った覚えがありました。とりあえず車を走らせスマホで調べると、魚と旅するマーケット「UMIKARA」というのができていました。高浜の海岸沿いにありました。
 観光客向けのスーパーマーケットの趣の店に入ると、並んでいました。コレです。

 大きな生けすがありました。

 注文すると網ですくい揚げ、横の調理場でさばいてくれます。

 わたしは、こんなお安いジャンクフードを買いました。いまや高級魚と化したのどぐろのソーセージなんて、初めてお目にかかりました。

 「恐竜博士」という名の福井県のキャラクターです。
 青春18きっぷで訪れたJR敦賀のホームにもいました。

 うみから食堂
 福井県⼤飯郡⾼浜町塩⼟5-1
 
 

 新鮮な赤いかを刺身にしました。
 皮がおもしろいようにスルリと剥けました。

  JR高浜駅前のスーパーに並んでいました。